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受注生産

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 ポンチョとマントの良いトコ取りと言った感じの簡易テント。そんなエメラルダス作の雨具だが、皮を重ねて左右に二ヶ所、横と前に腕抜き穴が用意されている。環に紐を通して支柱を立ててペグ打ちすれば小型テントやタープとしても使えるそうだ。

「コッチの皮はトーピードかな?」

「そうね。試作だし安く上げたの。冒険者って安いヤツか一点物って感じでしょ?基本はコレですよーって感じで置いといて、後で色々変えて売る感じ。少年隊の三人みたいにレッサードラゴンの皮とか使ったら敵が寄らなくなるかもね」

虎の威を借るってヤツだな。テイカ作の干し肉の香りを纏うテントでは逆に寄って来そうだが。
暫くは試作のコレを展示して、受注生産するそうだ。廉価版を増産したら卸しに来ると言って施設を出て行った。

「サミイ様に怒られそうですね。何で家で売らせないのかって」

 シャリーへの進展報告の為カロ邸を訪れたが、俺は怒られてしまうのだろうか?

「売り物が違うから平気だろ?売り難そうな物だったし皮は皮、布は布だよ」

「肉は猟師、ですか。まあそうですね」

餅は餅屋な感じの慣用句だが、魚は漁師なのかな?

「ん、んちゅ、早くし「ん、んっぷ。お尻にください、早くう~」ないと」

剥き出しのアイツを舐るフラーラとノーノがパンツを脱ぎながら催促する。二人を四つん這いにさせるとスカートを捲らせ、露出した股間に二股に分かれたアイツを伸ばした。

  「あっ…、柔らかい…」
「んん、ご主人の優しさが伝わって来る…」

芯を残し、表面を柔らかくしたアイツが二人の尻穴に蠕動しながら侵入し、直腸の壁を圧迫すると、振動を与えて快楽に浸らせた。残るシャリーは膝に乗せ、肌けたおっぱいをちゅぱちゅぱる。慎ましいシャリパイは舌で舐め上げると少しだけ柔らかい存在感がある。硬くなった先っちょに、来たる時に備えて吸い付くと可愛い声が上がった。

「あはっ、赤ちゃんじゃ、ないんですからぁ~。ああん、吸い過ぎですよおお」

おっぱいをキスマークだらけにしてやった。


 一日の仕事を終えて夜になり、星降る夜に龍を駆り往く。

「ん~~~」

「んーーーっ」

鼻歌なのか、気持ち良さそうにカッ飛んでるリームの背中で風圧とGに耐える俺。落ちても飛べるから何とかなるが、落ちたら負けな気もするので凄い頑張って耐える。俺的にはエッチによる福利厚生をしたかったのだが、子供達に吸われる魔力量が殊の外多く、ギリギリ満タンなのを慮ったリームが空中散歩を提案したのだ。

「ん~、主様を乗せて飛ぶ星空は格別だな」

「んーんんーーっ」

「そうかそうか。主様も楽しいか」

湯上りで、装備脱いで来ちゃったので滅茶苦茶寒いし喋れない。全身に《結界》を纏うとリームの背中でパリンと割れる。せめて喋れるようにしたい。顔だけ《結界》を纏って何とか落ち着いた。

「ちょー寒みーーっ」

「ははは、主様、寒かったのか」

その瞬間リームの全身に風の障壁が生成され、風が止まる。相変わらずGは凄いが寒さと風圧が無くなっただけでだいぶ楽になった。

「鎧着てないと風邪引いちゃうよー」

「人の子に生まれたのが悪かったな」

「人の子だからエッチ出来るんだ。挿れて吐き出すだけの龍生は御免だよ」

「我もだ。主様に出会わなければあんな快楽には出会え無かったであろうよ」

「可愛い子供達にも恵まれて、俺は幸せ者だよ。だから少し速度下げて。後ぐるぐるしないで」

「仕方の無い男だ」

速度を落とし、アクロバティックな飛行を止めたリームの背で俺は寝落ちした。寝てる間に二回落ちたらしい。一回目で帰ってくれよ…。

 バルタリンドの雨が移動して来たのか、今日の我が家は雨模様。畑仕事は休みになって、暇を持て余す者が居るかと言えばそうでは無い。晴れてるバルタリンドや雨の少ないウラシュ島に行ったりして、ラビアン達は仕事をこなす。午前の部を終えて島に戻ると、人の姿は疎らであった。



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