上 下
1,243 / 1,519

息も絶え絶え

しおりを挟む


 今日は門番の日。ルドエの畑に水を撒いた後は朝の部の為に移動して、再び戻るとミネストパレス城で女達を歓待する。今日迄気付かなかったが城の浴室にも洗濯機が置かれるようになっていた。

「あたしゃ洗濯終わったよー、次は誰だーい?」

「あっ、あたいっだけどおっ、次でいっいいっ!良いよおおっ!おほっ」

設置数は多くないのでエッチしながら順番で洗濯している。

「終わったら、また来いっ。出すぞっ!」

「ひっ!来たっ来たあああんっ」

交代を言い渡された女は汚れた股を洗い物で拭いて洗濯に向かうと、洗濯を終えた女がアイツを舐り、股に収める。家事もこなせて気持ち良くなれて、良い事尽くめだな。俺はと言うと、滅多にフォリ・ガウチに入ろうとする者は居ないので楽な仕事である。
だが午後の部が終わり戻って来ると、街道を進み来る箱車の一団を《感知》で捉えた。《白昼夢》で近くに寄ると、中には女が詰め込まれ、窓も無い車内で息も絶え絶えになっていた。

「皆、ちょっと離れてくれ、人売りが来た」

「カケル様、買うのかい?」

「奪って住民にしてやる。皆、よろしくしてやってくれ」

アイツが抜かれて身軽になると、箱車の場所に《転移》して、外に居る者に有無を言わせず《洗脳》した。そして車内を《洗浄》し、中に居る者の尊厳を守り、体を冷やす。

「大丈夫か?」

「え…ひっ」「いや…」「……」

「暑かったろ、皆外に出て良いぞ」

「でも…」「そんな」「ダメだよ…」

怯えてしまっているのか、中々出て来ようとしない女達に手を差し伸べると、意を決したのか一人が手を取り降りて来た。

「あ、あのさ…」

「何だ?此処はフォリ・ガウチの近く。あの壁の奥がフォリ・ガウチだ」

「うん、そうじゃなくってさ」

「どうした?」

「何で、フンマラ、なのさ」

裸で来ちゃった。

「ソレで、あたし達を犯すのかい…?」

「そうだな。特に嫌じゃ無ければだが」

女の視線にアイツが揺れる。

「早く皆も降りといで。街に行きたいなら連れてくし、帰りたいなら送ってやるから」

「帰っ帰れる!?」「帰った所で…」

口々に発しながら箱車から降りて来て、俺の姿に硬直した。主にカチカチを見て。

「あのさっ、あたしはあンたの物になって良いから、その辺の小さい子達はさ、頼むよ」

家族でも居るのかな?

「取り敢えず街においで。腹減ってるだろ?体も洗えるし、先ずはしっかり養生して、その後の事を決めるんだな」

飯風呂寝る。今此処に居る女達に一番効く欲求はコレだ。小さい子達が寄って来て腹の虫を鳴かせると、女達も観念して寄って来た。

「ちんぽしゃぶってくれ」

「…はい」「お姉ちゃん?」

「皆見ておけ。この子は俺に対して礼をしてくれるんだ」

妹想いの姉が俺の前にうんこ座りでしゃがみ込み、両手でアイツを捕らえて口へと運ぶ。小さな子達の視線がアイツを舐る口へ、舌遣いへ、そして垂れて光る唾液へと向けられる。大きい女達も目を逸らせない。俺の指示は絶対なのだから。

「んぷ、んっ…んふ」

クチュクチュと音を立て、姉は頭を前後する。ソレを見る子供達も、次第に頬を赤らめて行った。

「お前達も、お礼。出来るよな?」

「…う、うん」「しゃぶる…の?」「お姉ちゃんだけはイヤだもん」

皆お礼をしてくれるそうだ。アイツを分岐し、子供達の数だけアイツを生やす。総勢十二本。姉の左右に六人ずつ並び、震えるアイツを捕まえる。

「ありがと。いっぱい舐めるね」

姉の隣、多分妹だろう少女がお礼を告げて最初に口を付ける。それを見た他の子達もお礼と共に舐りだした。

姉の中へたっぷりと、子供達へはちょっぴり子種を注ぎ込み、お礼を終える。

「全部飲むんだ」

「…あい」

ゴクリと飲み込み口を開ける姉を見て、少女達が真似て飲む。

「皆良い子だ。取り敢えず彼処の大きな建物に行こう」

「…はい」「「「はーい」」」

子供は素直だな。悪意が無ければ懐いてくれる。




しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

転生した体のスペックがチート

モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。 目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい このサイトでは10話まで投稿しています。 続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!

やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり 目覚めると20歳無職だった主人公。 転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。 ”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。 これではまともな生活ができない。 ――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう! こうして彼の転生生活が幕を開けた。

処理中です...