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防災訓練
しおりを挟む「リュネ、ミーネ、カラクレナイとサミイ。お前達は陸に戻ってくれ」
「カケルさぁん…」「カケルゥ~」
人妻乙女の面々に陸に戻る指示を出すと、お強請り声での抵抗を受けた。
「お前達が居ると魔物が帰っちゃうだろ」
「そうかそうか、旦那様は私達に酒を振舞ってはくれないと言うのだな」
「酷い旦那さまです!」
《結界》の中から出ない事を条件に、残る事を許可せざるを得なかった。
「…何時頃来るんだろ?」
確か土台を作る前は約五千ハーンとか言ってたよな。土台の場所が陸から凡そ八百ハーン。大体四キロハーン先に居る筈なんだがナブラも見えない。
《感知》を使って見回すと、海獣っぽいのは幾つか見えるし魚もミズゲルも一杯居る。が、群れ成して向かって来るかと言われたら疑問が残る。
「来ませんねぇ~」
「やっぱり帰っちゃったのか?」
「抑群れなぞ無かったがな」
そうなのか?冒険者を一ヶ所に纏めてテロでも企む奴でも居たのだろうか?
「見間違い、ですかねえ?」
「取り敢えず撤収しようか。皆ー、戻って報告。一杯だけ奢ってやるからー、戻るぞ~」
土台を消しながら陸に戻り、ギルドへと帰って来た。時間は既に夕方だ。テロも無さそうな雰囲気だし、ホント何だったのだろう。
聞く所によると、昔からこの手の見間違いや街に来ないと言うケースはあると言う。被害が無ければそれで良しだし、少しだが報酬も出る。弁当の出る防災訓練と思えば少しは気が楽か。
「カロが済まなそうにしていたよ」
ギルド近くの酒場には俺が奢ると言った冒険者達に奢るとは言ってない奴等、そして仕事上がりのタマリーが来ていた。カロは残務処理で残業があり、アルネス達身重メイドがシンクとガンダーをカロ邸へと連れて行った。
奢る奴等とタマリーにエールを奢り、皆好き好きに慰労会を楽しむ。人妻乙女からはミーネだけが残った。残りは子供の世話だとか眠いだとかでリタイヤだ。
「何も無ければそれで良いさ。海に出る前に気付ければもっと良かったんだがな」
「お陰で坊やと酒が飲めるよ。親父、もう一杯」「私もだ」
エールは水でなはい。温くて、少し甘くて少し酸っぱいアルコール飲料だ。魔力で冷やして飲んでるが、《解毒》を掛けなきゃぐびぐびとは飲れん。ミーネはともかく、タマリーはアルコールの分解能力が高いのだろう、顔色変えずにお代わりを呷る。俺はチビチビ一杯目を啜り、焼けた謎肉に齧り付いた。
腹も膨れて酔いも回って店を出る。二人に腕を掴まれて、着いた先はカロ邸の斜向かいであった。営業を終えて片付けをするラビアン達に断りを入れて、休憩室で横になる。全裸で寝る左右の女がおっぱいを押し付け、俺のアイツを撫であやす。
「久しぶりに、疼いてんだ。良いだろ坊や」
「人の子と致して、私とはしないなんて、言わないよな?」
二人の手でスリスリされて、ビクビクするアイツの先端からネトネトが溢れ出るのを亀頭に塗り込められる。お返しとばかりに二人のお股を指でコネコネ、ヌルヌルをお豆に塗り塗りした。
「旦那様、乳首を」
「坊や、お願い」
上半身を右に曲げてミーネのおっぱいに吸い付いて、下半身は左に曲げてタマリーのお股に収める…って無理無理壊れちゃう。背中を向けたタマリーをアイツの上に跨らせ、ミーネはその前に。そして二人を抱くように体を持ち上げてミーネのおっぱいに吸い付いて、ミーネの中にもアイツを収めた。抱き締めながらタマリーのボールおっぱいを揉み拉き、ミーネのおっぱいを舐る。何と最高な一夜か。
二本のアイツがそれぞれの欲しい所を重点的に責め立てて、俺は射精を躊躇わない。二人が寝てしまう迄、快楽を与え続けた。
目覚めて、湯に漬かり、外に出るとまだ夜で、タマリーはガンダーを引取りに、俺達は島に戻る為カロ邸へ向かう。
「ガンダー様はもうお休みですので、今夜はお泊まり下さい」
「仕方ないね。お言葉に甘えるよ」
「俺とミーネは島に帰るよ」
長居は良くないので早々に島へと戻った。
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