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一言言いたい
しおりを挟むホテルオナホに包まれて、全身のアイツに刺激を受ける。それぞれを受け止めるそれぞれの何れもが、一つとして同じ動きにはならんよう、前後や捻り、振動、吸引と言った刺激を絶え間無く与えてくれる。俺は《抵抗》を掛けて魔力を練り、掌に感じるおっぱいを揉み、肉襞から溢れ出る樹液に太く長くした舌を捩じ込ませた。
数百の女と交合うようなこの感覚は、人とのセックスでは絶対に味わえない。正にホテルオナホならではのサービスだ。
『そろそろ……』
《念話》を送り終える前に動き出すオナホ。それぞれの動きが強まりながら同調し、吸引力を高めだした。コレは、嵌るっ!
全身に生えるアイツと言うアイツから、ドプドプビュルビュルと魔力を込めた白濁が噴き出すと、吸引力は最大となって子種を搾り取る。正直堪らんこれだけでもう一発ヤれるっ。俺の気持ちを汲んだのか、射精の止まったアイツを吸い続けたオナホは、ドプッともう一撃を受け止めて静かに小さくなって行った。
「ふぅ、ふぅ…」
ゆっくりと床に戻るおっぱい質が名残惜しそうに見えて、もう一度引っ張り出す。
「もう少し頼むよ」
アイツを押し付けると直ぐにクパッと食い付いた。撫でてやるとゆっくりとした蠕動と脈動で楽しませてくれるっぽい。
さて、テーブルの上には先程無かった果物が多種多様、そして大量に置かれ…否、実っていた。色とりどりの小さい実、大きい丸いヤツ、カクカクして長いヤツ。とにかく色々だ。それを食べながらオナホとセックスして過ごす。最高の休日を過ごして居るな、仕事中だけど。
果物や木の実を《収納》し、宿ちんちんをたっぷり払ったらお礼を述べて島へと帰る。
…朝だった。妻達のジト目が刺さる。
「昨夜はお楽しみでしたかぁ?」
「お菓子、はよ」
「致すのでしたら私達が居りますのに」
皆口々に、俺に聞こえるギリギリの音量を飛ばして来る。
「お菓子の材料取りにダンジョン行ってたんだよ」
「お土産の女が居ませんが?」
「多分、宿の魔物」
「あ…あぁ…」
待機モードのペルマですら一言言いたいのか。
「果物貰えるのアソコしか無いんだもん。宿賃だって魔力吸われるだけだしさ」
「子種も、ですよね?」
「カケル、気持ちいかったの?」
「比べてみないと分からんな。カラクレナイ、ちょっと跨ってくれ」
「うんなのっ」
長めの朝食となり、何とか許しを得た。足りない分は風呂場の二階で楽しませ、満足させたらUFOに乗って菓子作りに勤しむ。
お菓子を作り終えて、UFOが砕けた。スキルで固めてはいても流石に耐火煉瓦で無い物を加熱するのはダメか。だがそのお陰で今日の分と、明後日分の作り置き、そして幾つかの下拵えが出来た。昼飯を食べたら午後はUFOの作り直しをするかな。
「旦那さまーっ!」「カケルーっ」
焼け焦げたUFOを仕舞って居ると、ドラゴンライダーが飛び上がって来る。何で装備着てるんだ?
「敵でも出たのか?」
「魔物波です!」
まものなみ。俺のコイツは魔物並だがそうでは無いようで。詳しくはカロからと、冒険者ギルドへと向かう事となった。
サミイのパーティー『人妻乙女』はFランクだが地元である事もあり此処に呼ばれた。…と言う体でこの場に居る。実際には違うのだが言っても野暮である。
「皆様、お静かに!マスターがいらします!」
普段とは上座が逆。階段のすぐ側にお立ち台が建てられて、壇上に上がった職員が大声を上げる。目立たぬよう入口側に居た俺達は自然と前に着いてしまった。
階段から降りて来たカロと目が合って、目配せで挨拶を交わす。
「ごほん。皆様、招集に応じて頂きありがとうございます。早速ですが、魔物波が発生しました」
カロよ、俺のアイツをチラ見すんな。他の奴も見ちゃっただろうが。
「場所は沖合い、約五千ハーン。対処は陸に上がる手前百ハーンから始めます。後衛を越えて上陸してからは前……」
キリッとしたカロの声は癒し効果があるな…。
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