1,125 / 1,519
人妻乙女
しおりを挟むどくどくと流れる子種が湯に混ざり、消えて行く。ぐったりしてサミイに伸し掛り、ビクビクと震えるアイツの余韻を受け止めていた。まだ夕飯食べて無いって言ってたし、二階で寝かせてやるか。
二人を二階で寝かし付けると、背中に押し付けられるたわわが嬉しい。
「カ~ケ~ルさぁん」
「施設に行こうか」
「はぁ~い」
瞬きすると、施設の浴室。その場で服を《収納》し、滅茶苦茶セックスした。一日?多分三日くらいだった。詳しく覚えて無い。《耐性》無しでリュネの尻尾出し入れを受け止めて、途中から記憶も意識も飛んでった。気付くとミーネが跨ってたし。
「目覚めた、ようだな」
「ミーネ?どんだけ…寝てた?」
「少しだけだ。魔力をやろう。おっぱいを、舐れ」
「はむ、んん」
魔力に味を感じない。それでも飲み応えを感じる不思議。体に魔力が満ちて行くと、元気と精気も漲って行くようだ。
ミーネの魔力を吸いながら、ミーネに子種と魔力を注いでく。ミーネの中で練られた魔力が俺の中で更に練られて循環し、赤紫になるのが解る。
「愛してっ、愛しているぞっ、旦那様あ!」
「んっ!んんんっ」
抱き着く力を込めて応え、吐き出す子種は勢いを増した。
艶々になったミーネを伴い島に帰ると、既に夕飯の時間。俺は何日、絶食していたのだろう?ミーネの魔力で空腹感は無かったが、十日以上は確実に風呂で致してたと思われる。
「旦那さま、遅いです!」「ご飯冷めちゃうの!」
たっぷり寝て、元気になったサミイとカラクレナイが俺を呼ぶ。ミーネに背中を押されて二人の間の席に着いた。良い女だ。
リュネ達の子供を含め、島の者全員揃った夕食は初めてか。俺とカラクレナイ、兎女児三人、メイドとテイカ以外は子供を膝に乗せての夕飯だ。大人四龍は自分の食事に手を付けず、ぽろりと出したおっぱいを、それぞれの子供に与えてる。
「カララね、がんばったの!」
お肉の破片を飛び散らせ、カラクレナイが我慢出来ず口を開く。
「そうかそうか。皆何処迄潜ってったんだ?」
「んんーっ。行き止まりがあったの!」
肉汁滴る口を拭ってやると、なんかとんでも無い事言い放った。
「サミイや、何階行ったんだ?」
「…んく。八十四階で行き止まりでした。部屋の中にでーっかい魔石みたいなのがあって」
「ママが触っちゃダメーって言ったの」
「触ると面倒なんだそうです」
どう面倒なのかは分からないが、きっと面倒なのだろう。俺も触らんとこ。
「三十一階からはマップも無かったろ。よくこの短期間でそこ迄潜れたね」
「「乙女の勘なの」です」
人妻乙女のドラゴンライダー。サミイは二つ名のネタに尽きないな。そんな事を零したせいで、二人?付き添い含めてパーティー名が《人妻乙女》になってしまった。今迄は《カララ様、サミイさんと付き添いの方》だったので呼び易くはなったのか。
人妻乙女の冒険譚を聞いて、夜が更けた。
「皆、良いか?」
「はいっ」「覚悟は出来ている」
どっちがデキるかは運次第だが、三人準備は良いようだ。一糸纏わぬ三人が、マットの上に四つん這いになって尻を向ける。今夜遂に、シャリー、フラーラ、ノーノの三人を孕ませる。そう思うだけで反り立つアイツから我慢汁が垂れる。
真ん中にある、フラーラの真ん中に顔を押し付け、上下に舌をなぞる。左右に添えられた真ん中にも、両掌から生え伸びる舌が真ん中をこじ開ける様に円を描いて蠢いた。
声を殺し、じっとクンニを受け入れる三人だが、体の方は正直だ。紅潮してじっとりと汗を帯びた三人のアソコからは我慢出来無いとばかりにお汁が溢れ出し、キュッキュと穴をすぼませる。
「フラーラ」
「はい…」
口と手を離し仰向けになった俺に、フラーラは返事をすると、此方に向き直り、アイツの上に腰を下ろす。
「ん…。硬い…」
そう言いつつも、しっかり奥迄飲み込んで、ふうーっと息を吐く。
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる