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快楽中枢
しおりを挟む友恋の二人は雑木マットを敷いた荷車で休憩してもらい、荷車の周辺に用心の為の《結界》を張ると、発情娘を浮かせて担いで階段を降りた。
「旦那っ、ごめんよ。けどしたくてしたくて我慢出来ないよぉ」
「オレもっ。こんなにしたいのなんて、あん時の発情期以来だよぉぉ」
「後ろから無理矢理犯してやる。壁に手を着いて尻を突き出せ」
「わう」「あうっ」
二人並んで壁に手を着き尻を突き出す。装備を仕舞って尻を晒す二人の割れ目からはもう何度もオナニーしたんじゃ無いのかって程愛液に塗れていて、催促するかの様にヒクヒクと唇を震わせていた。そして尻尾。キキラのはプルプルと小刻みに、ワーリンのはブルンブルンと大きく振られ、楽しみで仕方無いのが見て取れた。
「ああっ!」「んぁあっ!」
「「焦らさないでぇええっ!」」
二人の股に《威圧》のブルブルを押し付けて、俺も裸になる。愛液をダラダラ垂れ流し、二人の膝が笑い出す。
「もっと尻を寄せろ。俺も我慢出来んから同時にしてやる」
「あうう~っ」「わふっわふっ!」
二人の腰が密着し、ワーリンは小便を垂らす。嬉ションか。俺はアイツを刺股状に形を変え、更に上下に倍。四つの穴に当てがった。
「ああああああああぁぁぁっ!」
「あはぁあああ~~んっ!!」
挿入し、直ぐに始まる最高速の抽挿が、三人の快楽中枢をMAXに押し上げる。涎を垂らし、愛液を垂らし、小便を、腸液を垂らしながら俺の全てを受け入れる二人を後ろから抱き寄せておっぱいを揉みしだく。毛の無いワーリンの人型おっぱいも、ふわふわな毛の生えたキキラのおっぱいも何方も良い。揉みながら、掌に生やした口で先っちょを舐り吸う。
ずっとこうしていたい。
二度、三度。そして四回目。二人の嬌声も静まって、荒い息だけが部屋に響く。これ以上はイケナイ。そう思いながらも強く腰を叩き付け、四つの穴に大量の子種を吐き出した。
「済まない、待たせ過ぎたな」
ワーリンとキキラを洗って寝かせ、友恋の居る四十階に戻ると、二人は交代で見張りを立てて寝てたそうだ。
「獣人の弱点って所かしらね」
起きていたアズが返事代わりに口を開く。
「普段の依頼で…、ああはならないんだよな?」
「あんなになったのは初めてよ。カケルさんだからか、大量のトカゲだったからかは分からないけど」
「ん…、両方だろ。んんーーーっ」
起き出したシトンが体を伸ばす。
「待たせて済まんな」
「人より獣人の方が性欲強いって言うしね」
「そうなのか?人の方が性欲強いと思ってた。ソースは俺ね」
「そーす?まあカケルさんは別格よ?貴族でも無きゃ妻に妾なんて居ないんだから」
シルケの平民の殆どは、稼いだ分しか女を囲えない。そして親の世話だけで無く子供と言う食い扶持が増えるので、稼げる分以上に伴侶を増やす事は出来無いとアズは言う。それでも増えたら里子に出したり売ったりと、子供に厳しい世界であるとシトンは口にした。
「稼げないからヤれないだけじゃ無いのか?」
「それもあるかもね」
「お金のある貴族は産ませるのが仕事って所もあるけど、朝までたっぷりなんてのは無いみたいよ」
「体力無いのかもな」
「んー、獣人の方が特性で体力とかあるもんね」
「所で、人って特性あんの?」
「無いよ」「無いわ」
「無いのか」
「魔法の親和性が高いけど、魔族には敵わないって言われてるし、精力も魔力も、それに特化した種族には敵わないの。それが人種よ」
「広く浅くって感じか」
「だね」
てっきり繁殖力の高さみたいな属性付いてるモンだと思ってた。俺が性豪なだけなのか。まあ、考えて見りゃ万年発情期のラビアンとかいる訳だしな、あれには敵わん。
下の階に降りて、多分昼食の支度をする。俺も眠いし、夕飯扱いにして寝るべきだろうな。起き出したワーリン達とも話をし、この部屋でガチ寝する事となった。
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