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お蔵入り
しおりを挟む「あの島にミスリル鉱山が…」
何度も島に来ているカロではあるが、流石にソレは知らなかったようだ。島で夕飯を食べた夜、ジェムの話があると言って移動して来たカロ邸の浴室で話し合う。
「ギルドに卸さなかったのは正解だね。けどまあ、リア様が居るんだから何とでもなる、かい?」
タマリーの言う通り、リアの威光でなあなあに出来る事は出来る。だがそれは使いたくない手でもある。
「ミスリルは殆ど掘り尽くしてリュネに持たせてある。安全安心だぜ?」
「もし売却なさるのでしたら小分けにするのがよろしいかと。ダンジョンドロップでも出ない訳じゃありませんしね」
アルネスはそう言うが、巨大カラクレナイの服に使うのだから余程の事が無ければ出してはくれないだろう。
「何処からと聞かれると困っちまうだろうけどねぇ」
「取り敢えずミスリルに関しては売る気は無いよ。だからジェムや石にしてみたんだけど…」
「産地を聞かれると困っちまうねぇ」
「適当にミスリル鉱山でも探すかなぁ」
「カケル様、それはそれで国が動きますよ?」
「既存の鉱山の近くの川で採れましたーってんじゃダメかなあ?」
「川が穴だらけになっちまうよ。下流の集落が絶えちまうね」
それはそれで問題だな。
「コイツもお蔵入り、か…」
「しかし、どうして宝石を?お金に困る様な暮らしではありませんよね?」
「俺さ、暇な時間にする趣味が欲しくてな。打つ、買う、飲むなんてしないし、一人でまったりキレイな石ころ拾ってさ、偶に小遣いになれば良いかなーってくらいに思ってたんだ」
「試してみたら良いのが採れてしまった、と」
「善く善く運のある男だね」
「おかげで良い女達と出会えたよ」
「死なないでくれればそれだけで良いさ。さ、吸いなよ坊や」
「ばぶ」
石の話は此処迄だ。寄せて上げられたボールおっぱいをバブる。
「カケルしゃまぁ、カロママのおっぱいもありましゅよ~」
「奥様方、お嬢様達の分は残してくださいね?私は出せませんので」
二人のお乳を加減して吸い、浴槽から上がってマットを敷くと、押し倒されて跨られる。直ぐにでも欲しいようだ。
「アルネスもおいで」
「遠慮は無しだよ?それとも主を放っぽって後でしっぽりする気かい?」
「そんな事は…、では失礼致します」
三人跨り、《威圧》の玉でブルブルすると、浴室に三人の嬉声が響く。
「はぁああ、カッ、カケルしゃまっ!後生でしゅ!早く挿れてくだしゃぁい!」
「コッチもアレから疼いてんだっ、…お願いだよ!?」
「カケル様っ、中で、イかせてくださいっ!んくっ、んっ!」
欲しがりさんに希望の品をくれてやる。カロにはイボイボで柔らかめ、タマリーはイボイボで硬く反り強め、アルネスには細めでイボデカめのアイツがぶちゅぶちゅと卑猥な音を立ててめり込んで行った。
三人と浴室をドロドロにして湯上り。温まった気がしない。カロのベッドでピロートークした結果。やはりグリーンジェムとストーンはお蔵入りとなった。だが島以外の場所からの石なら多分大丈夫だろうって事で、俺の趣味は続けられる事になった。
シンクレイアとガンダーが近くで寝てるので風呂の続きはせずに寝た。
初めて野球以外の趣味が出来たよ。
翌日。アルネスの作った朝食を食べて、カロとタマリーは赤ちゃんを連れてホルスト車でギルドへと出勤して行った。俺は片付けや掃除、洗濯等を手伝って、アルネスを抱く。赤ちゃん達の世話もあって、昨日も完全に満足とはならなかったみたいだったからだ。
「あっ、ぁあ…。ひゅごい…れてまひゅ…」
「何時も、頑張ってるっ、アル、ネスにっ、ご褒美だっ!」
「アヒッ!あひあとっごじゃいまひゅっ!!んぶっ…あむっ!」
前後の穴に垂れない程こってりとした子種を叩き付けるように流し込み、舌を絡ませ更に激しく腰を振る。回復を掛けながらの福利厚生は短いながらも濃密な時間であった。
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