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治安に見合った知恵

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 食事を終えてサンティは元々泊まっていた宿に帰ると言う。荷物が置いてあるのだそうで、宿を引き払った後、此方に再び合流するのだと。で、荷物は少ないが一人で行かせるのはよろしく無いと言うので俺も付いて行く事になった。イゼッタ以外の女達が酒宴を始めてしまったのもある。呉々もお乳をエール味にしないでくれよ?

「此処に来れたのもカケル様のおかげなんさね」

「どう言う事だ?」

「あれからさ、自分でも核を採りに行ってたのよ。そん時に商船会社の人に声掛けられてね」

「港や会社から丸見えだからなー」

「それでさ。偶々ハイネルマール様と話をする機会があってカケル様の話が出たんさ。こっち…メルタル大陸から来たんだってね」

「そうだな。此処から少し離れたエディアルタって街で冒険者になったんだ」

「そこであたいは魔道具や魔法の研究も兼ねて護衛任務に混ぜてもらう事にしたって訳さ。金も良かったしね。ああ、彼処だよ」

サンティに連れられて来たのはかな~りリーズナブルそうな佇まいの宿だった。部屋に入ってもベッドとテーブルしか無い。駆け出し冒険者の宿とも言えるが連れ込み宿の可能性もある。なんたって隣でアンアン言ってるんだもの。

「ったく、昼間だってのに…。まあ良いさね。荷物を片付けるからちょっと待ってておくれ」

「片付けるも何も、キレイに纏まってるじゃないか」

「ふふっ、そうでも無いのさ」

ベッドのマットを引っがすとそこには貴重品。成程な。治安に見合った知恵を使ってるって訳か。
捲ったマットをキレイに正す、サンティのローブを優しく捲る。それに気付いたサンティはベッドに膝を乗せ四つん這いとなった。

「隣のを聞いて、盛っちまったのかい?」

「ああ。夕飯迄には帰りたいが」

「夜にたっぷり楽しみな。アレから誰にも触らせて無いよ」

パンツを下ろし、晒される割れ目にキスをする。捲り上げたローブで口を塞ぎ、声が漏れないようにするサンティは恥ずかしがり屋なのかも知れないな。
ちゅぱちゅぱと音を出して割れ目を舐めると、女の匂いが強くなる。舌を割れ目の中に押し込んで、女の味を堪能した。

「んっ、んふっ、ん…んくっんんん!」

アイツ並に肥大化させた舌がサンティの穴を抉る。奥へ奥へと行き着いた先、太さを変えて子袋の中に迄潜入し、凡そ人が舐める事の出来無い領域を味わった。
プシュ、プシュッと潮が噴く。塩味が利いている。
極太の舌を引き抜いて、極太のアイツが添えられた。

「ふぅ、ふぅ~…ふぐっ!んんーっ!」

メリメリとアイツを食い千切ろうと締め付ける穴に、ゆっくりと、そして確実に前身する。細く締まった子袋の入口も、形を変えた先っぽが分け入って、押し広げ、壁を押し込む。これで絶対に抜けなくなった。

「ほ、ほぐに…。んっんぁ。んつーっ!」

脈動と共に腰を振り、サンティの中を振り回す。子宮全体を揺らされて、イキまくるのをローブを咥えて耐えているが、上も下も大洪水で快楽を受け入れているのが分かる。

「気持ち、良いか?」

「んっ!んうっ!!んはぁあっ!!」

大きくイくのに合わせて大量の子種を吐き出した。吐き出しながらも腰は止まらず、何度もお代わりしてしまった。

「はぁ…はぁ…。凄…」

「良かったよ」

「まだ、こんなに硬いじゃないか…」

「少し浮気しても良いか?」

「妬けるねぇ。みんなの分も、残してあげなよ?」

許可を得て、隣の部屋の女に極弱い《洗脳》を掛けた。情事が終わって部屋を出ようとしていた女が、部屋を出て直ぐのドアをノックする。
俺は静かにドアを開けた。

女は娼婦で、ドアを閉めると直ぐにスカートを捲る。下着の無い下半身からは汚い白濁が流れ出していた。《洗浄》し、病気を治して即挿入。初めはゆっくり、そしてじわじわ速度を上げて、女の中に注いでく。途中で《洗脳》を解いたが、金さえ払ってくれればと言って受け入れてくれた。
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