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個人事業主

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「何って、セックスしながら治療してたんだけど」

「それは、本音と建前が逆なのでは?」

「何方も本音だよ。見るからに立ちんぼっぽい女だったから治して使ってるんだ」

「たち…?」

「体を売って金を稼ぐ個人事業主の事だな」

「モグリの娼婦、ですね」

「娼館に囲われてる女もそうだが、病気に罹ってても治しに行かないんだよなー」

「まさか…」

「金があっても、治療院の男に眠らされて犯されるとか聞いた事がある。強姦程度じゃ何とかの水晶に反応しないんだと」

「大問題ですね。そろそろ終わって頂きたいのですが?」

 仕方無いので立ちんぼ女を解放し、エンメロイに連れられて領主の館に移動した。
結構デカい領主館にはメイドが沢山。執事や小間使い的な男も多い。辺境伯は裕福な暮らしをしていたのだろう。メイド達の真ん中で立つ貴族の女子供は城の貴族と変わらぬドレスで着飾っていた。

「パーティーでもしてたのか?」

「確かに華美ですね。しかし辺境伯ですから問題ないかと」

「スラム街放置してか?」

「それは頂けませんが…」

「辺境伯の家族は全員服を脱げ」

命令を聞いて、服を脱ごうと悪戦苦闘する女達。確か一人で脱ぎ着出来無いんだったか。メイドに手伝わせて全裸に剥いてやった。チンチンプランプランしてるのは平服に着替えさせる。その他はメイドを使って寝室へと向かわせた。

「まだするのですか?」

「寝るよ?まあ、するけど」

「ボアマン並…、それ以上ですね」

「多分だが、魔物と比べられてるな?」

「い、一応褒め言葉のつもりなのでっ、気を悪くさせてしまったら謝罪します」

「トカゲのちんぽ食わされた影響でな。元は童貞だったんだぜ?」

「男性は誰でも初めは童貞ですよ…」

「今はペニスケがあるけどさ。萎えなくなった時は恥ずかしかったんだぜ?」

「確かに、注目されるでしょうね。私もカケル様のを初めて見た時は動揺を隠すのに必死でしたよ」

 そんな話をしながら主寝室へ。ベッドもデカイな。仰向けになって女達を集め、おっぱい吸ったりしゃぶらせたりして夜を過ごし、満遍なく注いで寝た。

 朝、目を覚ますとエンメロイが股がって喘いでた。性欲が復活して困ってるそうなのでスッキリするまで使わせてやる。勿論俺もスッキリした。
食事の為、街の広場へと向かう。昨日此処で炊き出して食えと指示したから、住民全員がそれに従って行動してるのだ。

「スラムには老人や傷病者も多いのだな」

「治すのにもお金が掛かりますから」

「為政者が面倒見ないから増えるんだ。街の為に税金払ってた人に対する仕打ちがこれか」

「カケル様は本当に貴族では無いのですか?」

「関連する職に就いてた事もあるからなー。けど平民だよ」

「はあ」

気の無い返事をするエンメロイにさらに続ける。

「若者の税金で年寄りを支えるんだ。自分が老いた時、支えてもらうが為に税金を払う。そうでなきゃ税金なんて払いたくないだろ。それを自分の金のように使う馬鹿が居る」

「耳が痛いですね」

「住民に見える形で税金を使えば、皆税を渋らない。だが、馬鹿の散財や戦争に使うような見せ方をしたらどうだ?」

「力を示す事は出来ましょうが、反発がありますでしょうね」

「その為の武力じゃ無いのにな」

「肝に銘じます」

 飯を食ったら住民全員に指示を出し、傷病者を治して公共浴場と男の巣を作って街を出た。属性魔石のデカいのが無いので、風呂は自分達で沸かしてくれ。

「魔王が復活する迄は、お前がこの国の魔王だ。魔女王か?」

王城に着き、エンメロイにこの国を任せる。

「魔王代行ですね。魔王様の足元にも及びませんので」

「侵略する意味を持たせない程豊かにしてくれ」

「承りました。人口を増やす為にも、出来るだけ足を運んでくださいませ」

「ああ、また抱きに来るよ」

絡めた舌が糸を引き、ノーズコーンが容赦無く後ろ髪を引き離した。

島に着き、リュネと滅茶苦茶セックスした。

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