上 下
672 / 1,519

奇跡と努力

しおりを挟む


「カケルさぁん…」「カケル様、昨夜は何処でお休みされたのですか?」

リュネのジト目と、アルアの純粋な視線が飛んで来る。

「おはよう二人共、風呂が頗る良くってな。つい長湯してしまったよ」

「私も一緒に入りたかったです!」

その瞬間、ドアの入口に居た筈のアルアが俺のペニスケに乗って抱き着いて居た。天才め…。

「光魔法を教えていたんだよな?」

「光魔法教えましたよ」

「はい!後はいっぱい練習するだけです」

「お嬢様、お言葉が悪ぅございますよ?」

「てへっ」

うん可愛い。お人形さんみたいなアルアを椅子にセットし、俺達も席に着いた。


 うるうるするアルアに後ろ髪を引かれていたのは俺だけじゃ無かった。それでも何とか解放されてヤリ部屋へと転移された。

「可愛かったですね、アルアちゃん」

「同意だ。だがまさかアルアが転移魔法を覚えるとは…」

「人の子の中ではかなり優秀ですね。神に加護でも貰ったのでしょうか」

「それは無いな。今の女神は二代目だし、前の糞邪神が加護を与えていたら消えていてもおかしくない。王家は良い血を入れたがるから、奇跡と努力の賜物だろうよ」

「また会いに行きましょう。今度はちゃんと、ベッドで寝てくださいね?」

それはきっと無理な相談だ。

「それにしてもだ、青い龍は母親だったんじゃないか。教えてくれても良いだろうに」

話をすり替えるとリュネは嫌そうな顔をした。

「カケルさんが居なかったら、殺してましたよ…」

「俺が居て良かったよ。リュネの罪は冤罪だもんな」

「そう言って貰えるだけで、カケルさんが居て良かったです~」

「リュネー」

「ぎゃああおーーん」

「…お二人共、お帰りになられたのですか?」

ミュージカルみたいな振る舞いで抱き合う姿を行商に出ていたシャリーに見られてしまった。顔を赤くしたリュネはシャリーと一緒に帰ってしまったよ…。俺は少し寝る。昨夜は寝てないし、此処なら時間の経つのが遅いからね。


 目が覚めて、作り置きの飯を食う。何オコン寝たかは分からないが、外は明るいから外はまだ数リット程だろうか。薄ソーサーの作り増しをしていると、玄関に人の気配がして降りて行く。

「カケル様…、直ぐに来られず申し訳ございませんでした」

そこに居たのはテッチー姉妹の母、エリエッテだった。真知子巻きから覗く目は嬉しさと済まなさが混ざっているが、俺は笑顔で迎え入れた。

「薬は効いたようだね。中で感想を聞かせてよ」

「はい。失礼致します」

階段を上がるエリエッテの尻に、剥き出しのアイツを押し付けると、振り返る事無くスカートをたくし上げて股の間に挟み込んだ。

「温かいです…」

「我慢はしないからね」

「嬉しい…」

アイツをスリスリ、おっぱいモミモミ階段を上がり部屋に入る。

「カケル様、見てくださいまし」

そのまま突っ込んでしまおうとする俺を止め、ベッドに仰向けになったエリエッテがパンツを脱ぎ捨てると、脚を広げ、大事な所を両手で開いて見せてくれた。
中からどろどろと溢れ出す白濁は旦那の物に違いない。

「薬が効き過ぎて、こんなに出されてしまいました…。このままではあの人のを妊娠してしまいます」

「キレイにして、上書きしないとな」

「はいっ。カケル様の子種で妊娠させてください」

嬉しそうに股を開くエリエッテを隅から隅まで《洗浄》し、テラテラと光るアソコに舌を這わせた。

「あ…、そんなっ」

「んちゅ、旦那はしてくれなかっただろ?」

「は、はい…。挿れるだけ、でした、あっあはっ」

実は何度か見ていたが、エリエッテが口やおっぱいで気持ち良くしようとしても、旦那の方は中に出す事しか頭に無かったのか、直ぐに挿れて吐き出していたのだ。薬のおかげで何度もしていたが、それでは女の方は不満が残るだろう。イボイボにした舌で丹念に舐め擦ってやるとピクピクと震えながら達していた。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜

mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!? ※スカトロ表現多数あり ※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます

ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう どんどん更新していきます。 ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

処理中です...