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ミニスカートを履いた太腿
しおりを挟む楽しい夕飯を過ごし、部屋にて皆と楽しんで朝になる。頬に当たるリュネのたわわが柔らかい。朝食を食べてチェックアウトし、向かうはヤリ部屋。
「カケル様。今朝は晴れてるからか明るいですね」
「だな。日が出てるおかげで暖かい気がする」
晴れてても雪雲に覆われて薄ら明るい程度だった街並みが、日差しを浴びてキラキラしておる。
「昨日の内に移動したようですね」
「昨日のオンナ?」
「親子な。早く食料を卸さないと売れなくなっちまう。急ごうか」
「カケル、またくる?」
ネーヴェは名残惜しそうだが、それは杞憂と言う物だ。
「何時でも来られるようになったし、荷物を集めたらすぐ戻るよ」
「ここに居てい?」
「ん~…、ご飯と寝るのは家でする事。偶にお泊まりするのは良いけど何泊もするのはご迷惑が掛かるからね」
「わかった!」
ネーヴェはこっちでお留守番するそうで、元気に返事をした。戸締りは頼むぞ?
ネーヴェを残して新居の居間に帰って来ると、パタパタ走ってテイカがお迎えに来た。何時も帰って来る時にはスタンバイ済のテイカだが、流石に急に現れると対応出来無いらしい。
「お帰りなさいませ皆様」
「ただいま。ドア作りありがとな」
「カーケルーおかー」
窓の外にはカラクレナイ。青い龍の息子よりデカいのは雌だからだろうが、魔力は息子以下。何とかしなきゃな。
「カラクレナイ、ただいまー。お土産だよ」
窓を開けて海竜の魔石を与えると、喜んで巣に持ち帰った。
「カケル様、アレってカララ様のお土産用にキープしてるんですか?」
「金にならんし人には過ぎた魔石だ」
「国宝級の魔石、でしたよね」
「国宝にしてやるから寄越せ、って奴だな」
「成程。ウラシュ島には直ぐに出ますか?」
「そうだな。皆にただいまのキスをしたら、行ってきますのキスして行こうかね」
「集めて参ります」
珍しくミニスカートを履いた太腿が色っぽく、振り向いて翻った布地の中がチラリと見えた。
「待て。まだお帰りのキスしてもらってないぞ?」
ペニスケを外し、滑りを纏ってテラッテラのアイツが振り返るテイカを引き留める。
「乗れ。ディープキスだ」
「はい!」
パンツをずらしてアイツを受け入れるテイカは息を吐きながら俺の唇を奪う。舌を絡め、腰を揺すって下に降りて行く。
「カケル…」「お帰りなさいませ…」
「旦那さま、溜まってたんですか?」
「あんっ、あ、あたしのスカートが、気を惹いて、しまった、よっよう、ですっ」
「売り物を取りに行って来る。帰ったら皆にもするから、パンツ履かないで待ってろ」
「「「はーい」」」
ラビアン達の良い返事を聞いてキス行脚を二周。再び居間に戻ってウラシュ島へのドアを開ける。
「あ、あの!あはっ!あたしも、いっ!行くの、ですかああん!?」
「家の中だけな。お前のエロい顔は俺だけのモンだ」
俺に抱き着く力が強まり、イきながら行く。龍の巣を抜けて寝室に着くと、リームが居間から上がって来た。
「やはり主様か。テイカ殿を連れて来たのだな…」
「あっちに居ないと思ったら、野良仕事してくれてたのか。ありがとうな」
「姉も此方に来ているぞ。今は主様の拵えた道具で刃物を作っておる」
龍の作った刃物なんて幾らするか分かったもんじゃ無いが、目の前の快楽の方が優先なのでベッドに寝かせて腰を振る。テイカが納得するまで終わらず、昼になってしまったよ。
「あたしは家の方で待ちます。元奴隷の多いこの街で、あたしがカケル様の奴隷と知れば、我も我もと女達が挙って奴隷になりたがるでしょうから」
それは無いだろ…、無いだろ?オンリーワンを手離したくないテイカはそう言い残し直ぐに帰ってしまった。
「続きをするか?それとも仕事をするのか?」
「仕事が先だな。今夜はあっちで皆とするから、楽しみに待ってれ」
「腕くらい、組んでも構わんな?」
「愛い奴め。仕事が無ければ抱いていたぞ」
腕に擦り寄るリームの口調に反してしおらしい姿にギャップ萌えした。
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