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偉いぞペニスケ

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 街道に降りて、雪の上を滑るように進む。空を往くよりゆっくりだが、食休みするには丁度良い。

「寒くないか?」

「カケルのコレ、あったかい。はむー」

「ネーヴェの手が冷たいから、余計に温かく感じるんだよ。街に行ったら防寒着を買おうな」

ペニスケから抜き放たれたアイツを抱きしめて暖を取るネーヴェ。ぺろぺろ気持ちいけど寒いから仕舞わせて欲しい。雑木紙で二人を包んで外気を遮断しよう…。包まれた紙の中でちゅぱちゅぱされて、漸く街の門が見えて来た。

「怪しい荷車、止まれー」

「怪しいと思うならもっと手前で止めろよ」

「出て行くと寒いだろうが」

最もな意見だが門前もそんなに変わらんぞ?ゾーイで曳いてない荷車は初めて見たようだが魔道具と言われたら否定も出来まい。その内に、俺の顔を、と言うかペニスケを思い出した門兵が現れて、無事入門出来た。偉いぞペニスケ。先ずは服屋で暖かい服を買って…の前にギルド行かなきゃ。この大陸、貨幣のデザイン違うんだよな。

「引出し額を書いてギルド証と共に…って、貴方カケル様ですか!?少しお待ちを!」

「金の処理してから行け。どうせジョンを呼んで来るんだろ?」

「え、あ、はい…」

無事こっちの通貨をゲットしたので逃げるか。とは言え《阻害》だけじゃ足りない。

(《阻害》《隠蔽》)

ネーヴェにも掛けたら抱き上げて、そっとギルドを後にした。

「カケルー!」

三階から落ちて来た赤い馬鹿を《逃げる》が大きく回避する!気持ち悪いとか言ってられない。ヤバい!

「ネーヴェ、殺すな!」

「…あれ、なに?」

「あれがジョンだ。馬鹿で暑苦しいけど死なれると困る」

「…わかった」

「くそー、声はするのに姿は何処だ!?」

「防寒着買いに行くから後にしてくれ。それと、今生きてる事に感謝しろよ?絶対説教食らうから」

「そっちか!あぎゃっ!!」

「服買って宿屋取ったらまた来るから大人しく待ってろ。それと、今生きてる事にマジで感謝しろ。それ俺の《威圧》じゃねーからな?」

「あばっあばばばっ…」

大通りを一本入った所で《威圧》を解いてもらった。撫でたげるから機嫌を直しておくれ。

「カケルを、いじめる。ダメ、絶対!」

「男同士は仲が良くなると力を見せ合いたくなるモンなんだよ。武器も持って無かったろ?」

「いじめじゃない?なかよし?」

「彼奴強いから逃げの一手だけど、多分仲良しだよ」

「ようけいかい」

「殺さないならそれで」

以前泊まった猟師宿樵にやって来た。やはり良い宿だ。お二人様一部屋で十日分の先払い。女将さんに、夜は静かにとお願いされたが視線は下向き。周りに人が居ないのを確認してペニスケの中身を見せてあげたら三階奥の角部屋に通された。

「こ、この部屋を使ってもらうよ。音が漏れない分、追加料金は掛かるけどね」

「構わないよ。ちょっと試してみても良いか?」

ペニスケを外して外気に晒すと、もわっとしたオーラを纏ってアイツが姿を現した。

「凄いね…」

おどおどした手付きがアイツを包み込み、上下を始める。俺は女将のスカートを捲り、《威圧》の手でパンツを降ろした。

「え?あぁ…」

「ジョンと会う約束があるから、今はちょっとだけね」

するりと後ろに回り込み、四つん這いになった女将のアソコに滑りを纏ったアイツを突き入れた。

「はあ!あん!太いよ!いきなりっ!」

経産婦であってもアイツの前ではキツめとなる。奥深くまで捩じ込んで、俺の形を覚える迄ピクピクしながら待ってやる。

「女将、良い鞘だ。動くぞ」

「早く、しとくれ…。仕事があるんだろ?あはあ!はんーっ!」

気遣いまんこに気違いちんぽを叩き付け、女将がイク寸前で中に出した。

「続きをする時間を作ってくれ。ちゃんとイかせたいからな」

「はぁ、はぁ…。必ずだよ?」

息と身形を整えると、追加の金も取らずに出て行った。

「あれもいい子?」

「あれは挨拶だよ。良い宿をやってくれてるお礼も兼ねてる」

「私、いいさや?」

当たり前だと抱き締めた。


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