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省エネタイプ

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 昼飯を堪能し、片付けを済ませたらサミイとシャリーを残しカロ邸に帰る。

「カケル様のご褒美カケル様のご褒美カケル様がご褒美…」

エージャをトレードして来たがこれはシャークじゃあるまいか?ルンルンしながら呪詛のように俺の名を口走るエージャは、俺の居ない時どんな生活をしてるのだろう。
考えながら歩いてカロ邸に到着。アルネスとエージャを面通ししたら、メイド達が仕入れた品がエントランスに山積みされているので確認しながら全てを《収納》した。

「カケル様、家事をこなして参りますので用事がございましたらお呼びください」

「そうか、ならキスだけさせて」

「喜んで」

むちゅむちゅれろろと唾液を交換したアルネスは、嬉しそうに仕事に戻って行った。客間でお茶する龍に、その世話をするメイドとは一旦離れ、羨ましそうな目で見詰めてくるエージャの手を引いてUFOに向かった。

「全裸になってしゃぶれ」

「はい!」

元気よく返事をして、着ていた服を脱ぎ散らしたエージャが俺のアイツを啜るように飲み込んだ。喉の奥まで飲み込んだエージャを少し浮かせて海老反りに脚を俺の肩に掛ける。体が柔らかいエージャにしか出来ない芸当だ。ぐえぐえ言いながらも両手はお股を広げて早く舐めろと催促する。お股と乳首に刺激を与え、欲しいものを欲しいだけくれてやった。
…まあ、二回目の途中で脱力しちゃったんだけどな。欲しがりのクセに満足の容量が少ない省エネタイプのエージャであった。それでも止めずに全ての穴をほじくり返して注ぎ捲り、食道から直腸までみっちりたっぷり詰め込んでやった。もちろん子宮もたっぷりと。UFO内と、体の表面を《洗浄》したら、後はおっぱい舐って夕飯まで待とう。

 日が落ちて、カロが帰宅したので夕食の時間だ。前日にリフレッシュしたせいか、でれでれで帰って来なかったのが少し寂しい。サイコロ焼肉を摘みながら明日には帰る事を告げると寂しげな笑顔で返してくれた。実にエロい。今夜はたっぷり可愛がってやろう。
 メイド達を浴槽のおっぱい島にしたら、ベッドでカロを可愛がり、気が付くとカロのおっぱいを枕にしてた。はむはむ…。

「かけるたま…おはよぉおあいまふ…」

可愛かったのでちょっとだけ延長した。


 カロとギルド前で別れたら、サミイとシャリーを回収してエージャを返品する。両親殿にも挨拶をして街を出た。

「カケルの島、楽しみ。カラクレナイ、早く会いたい」

「そーですね!きっと仲良しになれますよっ」

畑広がる街道をまったり歩く。UFOに乗るには目立ち過ぎるし、前から彼奴等も来てるからな。人が居る時は速度を落とす。ちゃんと守れているな、よしよし。

「カケルさま、おはよー!」「おはよー」「「はよー」」「皆様おはようございます」

「おはよう。俺達はこれから帰るよ。直ぐにまた来るけど体には気を付けてな」

魔道車から降りて来た五人と挨拶を交わして別れた。依頼は早い者勝ちだから足止めするのは悪いもんな。
更に暫く歩いて森の入口まで来た所で上空に待機させていたUFOを降ろして乗り込んだ。直接乗り入れじゃない場合、門までの移動時間が馬鹿にならないな。荷車も常備しとくか…。

 島の上空に着いて、干し肉が色んな所に干されてるのが見える。平地には物干し竿が沢山。屋根瓦の如く肉が貼り付けられ、燻製器からも煙が上がってる。リュネがどんだけの肉を送ったのか想像も付かない。カラクレナイが家の屋根に貼り付けた肉を剥がしてるのを見付けた。お手伝いしてて偉いな。気付いて手を振るので傍に降りて行く。これじゃあ着陸出来んからなぁ。

「カケル、おかえりなの」

「ただいまカラクレナイ。これはリュネが送った肉かい?」

「そなの。その子だれなの?」

「私、ネーヴェ。キルヒネーヴェ。あなたがカラクレナイね、よろしく」

「カラクレナイなの。カララってよんで。よろしく」

仲良くしてくれて嬉しい。
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