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なぜわたしには使わないのか?
しおりを挟む今日は朝からイゼッタと二人、荷車を駆って街に来た。シーツに包んだもじゃりを荷車に詰め込んでたら人が乗れなくなったのだ。
無理くり俺が乗り込んで、ベルトで繋げたイゼッタは後ろから荷物が落ちないように見張り番。もじゃりの隙間に詰められた。
「カケル、お前何だそりゃ?」
門兵に荷車の中身を問われてしまった。
「フワフワ、一杯」
もじゃりの中から出て来たイゼッタに驚いてた。ギルド証は二人分見せただろうが。
早く空荷にしたいので寝具屋に向かい、裏口から荷車を入れて駐車した。
荷車とホルストが居ない。両親殿は留守かしら?
正面に周り店に入るとサミイが接客してたので、ドアをそっと閉じようとして捕まった。
「旦那さまぁ、お手伝いに来てくれたんですね、助かりますー!」
断れないので働きましたよ。俺は主に品出し、イゼッタは接客のアシスタント。
昼を過ぎて客が途絶えたので店仕舞いしてもらう。
「ありがとうございます、旦那さま~!」
抱き着いて顔でグリグリ甘えてくるサミイを撫でくり回してやる。
「カケル、フワフワ降ろす」
餅が焼けると面倒なので三人揃って駐車場へ、シーツの塊をバックヤードに降ろしてく。
「旦那さま、何かの毛ですか?」
「流石布団屋の娘、よく分かったな」
「もっと褒めて良いですよ?何の毛か、までは分かりませんが」
「俺も実は何の毛かは分かってないんだよな」
「取って来たんですよね?」
「獣の名前が分からないんだ」
「一般に使われてる物なら本に乗ってますよ?見てみますか?」
洗えば落ちる、とは言えあんな効果があるのだ。一般的な素材では無いだろうなー。
居間に戻ってお茶しながらサミイの持って来た本を読んだ。予想通り無かった。ついでに価値の高い毛を調べておいたので、次回はそいつを捕まえようかと思っていた…のだが、サミイ曰く、もじゃりの方が断然良い。紡いで糸、布にしても高級品になりそう。だそうだ。
ベタ褒めだが手間が掛かるし理性がヤバい事を伝えるが、
「なぜわたしには使わないのか?」
と真顔で問われてしまった。そんな事言ったってしょうがないじゃないか。洗ってない毛を持って街に入ったら乱行パーティーになってしまうぞ。
「わたしも旦那さまの家に行きたいです!」
従業員を雇うか両親殿が居る時じゃないとマズかろうと言う事で、次は必ずと約束させられてしまった。
お詫びも兼ねてたっぷり愛し合って、風呂屋で汗を流したら、帰りに大鍋を三つとフライパンを買い、サミイに何度も念を押されて島に戻った。
家に着く頃にはすっかり夜になっていたが、俺達二人分の夕飯は残してくれていた。有難い。
お土産の鍋等も喜んでもらえた。
夕飯食べて腹一杯。風呂で体を温め洗われ、ベッドでたっぷり搾られた。牧場の牛はこう言う気分か、最高かよ。
散々出して楽しんだ後、王女の股に収めて寝た。萎えない体質になってから、収めて寝ないと逆に寝にくいのだ。
フリーにすると皆寝ないで弄り出すんだもん。それに、したくなったら直ぐに出せるしな。
朝までに三度ほどムラムラしてヌプヌプしてしまったが、王女はちゃんと寝られたのだろうか?
「おはようございます。あ…、まだ抜かないで下さいませ。夢見が良いので余韻に浸りたいのです」
ゆっくり揺れる腰とおっぱいを眺めつつ、吐き出したい衝動を耐え忍…ぶ事など出来ない。思い切り擦り付けて王女の胎内に注入した。
栓を抜いて溢れ出す粘液に群がるメイドにも突き刺して流し込むこれを全員に繰り返し、更に繰り返し繰り返し、朝飯を食いそびれて昼になってしまった。
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