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メイドの務め

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 目覚めて朝食の支度等をしていると、メイドが不機嫌面で起きて来た。

「昨夜はお楽しみでしたね」

だって。
聞こえるか聞こえないかの声でしてたのに聞こえちゃったんだね。

「夫婦の閨事ねやごとに耳そばだてるのがメイドの仕事か」

「メイドの務め」

「そう言うものか」

「聞こえてしまったのだからしょうがないでしょう!」

「およしなさい。鳴く鳥は射られると言いますよ、皆様おはようございます」

王女も身を正して起きて来た。昨日の柔らかさを思い出して瞬間的に硬くなる俺のコイツ。王女も見逃さない。メイドも、テイカもイゼッタも。

「とっとと飯にしよう」

俺は気にせず椅子に座り、王女達はソファーへ。イゼッタは俺の硬い所に尻を押し付ける。

「もう一つ椅子を作るべきだったな」

「んっ、私は此処が良い」

「飯が済んだら朝風呂にでも入るか?」

「ん」

「この痴れ者が…」

「朝飯要らないなら外にでも出て行ってくれ。椅子も足りないしな」

「くっ、食べます!」

空いてる椅子にテイカが座り、朝食を摂った。生干し肉の炙りに群がる肉食獣を眺め、俺のソイツは益々硬さを増した。

 我慢の限界を超えたのはイゼッタ。正直俺もだが断る理由が無いので任せた。スカートで隠すようにズボンを降ろされ、アイツはイゼッタに飲み込まれた。
正面の三人は咀嚼を止め、唾を飲む。
次第に耳に入りだす水音に、赤らんだ頬は視線を外さない。
そっとスカートを捲り、接合部を見せつけた。

「入って…」

誰とも無く声が漏れる。俺のコイツもたっぷり中に漏らした。隙間から漏れ出る白濁に、皆も準備万端の様だ。

「礼がまだだったな」

「は、はい…。では…「待て」」

「毒味が先だろ、メイドからだ」

「お礼なら私だけでも!?」

「助けたのは三人だ。わかるな?」

「痴れ者め…、さっさと犯せ!」

「お前が率先してやるんだよ。メイドなんだから毒味は当たり前だろ。毒味すんのは焼肉だけか?タダ飯喰らいの駄メイドが」

場所を譲ったイゼッタに代わり、口煩いメイドが尻を向けて来た。
目の前に尻があるならば、顔を突っ込まざるを得ない。メイドの唇に舌を押し込み唾液を流し込むと、すぐにお返しが染み出て来た。メイドが何か言おうとしたが、有無を言わさず中に押し込み声にならない声を上げさせた。

そこから二回中に出し、今は対面座位で吸引されてる。俺も負けじと乳首を吸引する。

「お前っ、どんだけっセックス好きっなんだよっ」

「んっ!黙っれっ痴れ者っ!集中!しろっ!」

足が着かないくらいに浮かせて全部アソコに集中させてやったら幸せそうなアヘ顔で脱力した。

二人目のメイドは静かなタイプだが激しいのが好みだそうで、壁バックで突き上げてやったら処女だった。色んな体位で三回流し込み、最後は口で掃除させた。

「また後でしても良いか?」

「はっはっ、はい!何時でもっ!」

最後に残った王女は既に紅潮して待って居た。五人の中で一番のたわわを誇るおっぱいにむしゃぶりつくと、スカートを捲り早くと催促して来た。
すかさず王女に突き立てて、更におっぱいを堪能する。

「カ、カケル様っ、動いて…下さいまし」

モジモジと腰をうねらせ懇願するが、俺は王女の自主性に任せてみた。ソファーから浮かせ騎乗位にしてやると乗馬の如く腰を振り、大きなたわわをたゆんたゆんさせる。
チューチュー揉み揉みハムハムしてると体に力が入りだす。激しくシェイクし脱力させて、中にたっぷり吐き出した。


 はい、午後です。あの後三人と更に致して、お風呂でもおかわりを頂いて、三人は飯も食わずにベッドでぐっすりです。
俺も疲れたけど寝る訳にはいかない。肉以外の食材が殆ど無いので買って来る事になったのだ。
三人を置いて行くのはいかんので、イゼッタとテイカはお留守番。出来るだけ早く帰るつもりだ。

かなり飛ばして街に行き、ダッシュで野菜を買い漁る。背負いカバンにたっぷり詰めて、塩とスパイス、お茶何かもついでに買って帰る。
スリ?殺し屋?そんなん無視無視。遊んでる時間なんて無いのだ。

途中、何者かに捕まりそうになった。メルゲルだった。

「カケル、慌てて何かあったか?」

「特には無いが早く帰ると嫁に言って来たからな。長居してると浮気したかと勘繰られるのさ」

「…ならば日を改めよう」

「明日の午後にはギルドに寄る。それで良いか?」

「期待せず待ってるぞ」

「すまない、では」

挨拶もそこそこに、大急ぎで駆け出した。





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