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episode10
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僕はどうやって段ボールに挨拶をするべきか迷った。だって耳がないし…生き物でもない。僕が何かしらの格好で挨拶をしたって…
そんなことを考えていると、段ボールは急に浮くのをやめ、床にどさっとおちた。
「信じる事をやめないで。さあ。」
そんな、まさか、段ボールが臍を曲げたりするのか?
僕は一応形だけ頭を下げてみた。
すると、段ボールは少しだけ揺れ、また静かになった。
今度は心の中で念じてみた。
(お願い!浮いて)
段ボールは数ミリだけ浮いてみせ、また静かに床に落ちた。
間違いない!意志がある…伝わる!
そう確信した僕は声に出して願った。
「お願い段ボール!僕と空を飛んで?」
するとどうだろう!
段ボールはキラキラと光りながら宙に置いて、乗りやすいように傾いてみせた。
「さあ!空の旅に出かけましょう!」
ジャックと僕は段ボールに乗り込むと、
段ボールは勢いよく窓から飛び出して空高く登り出したんだ!
そんなことを考えていると、段ボールは急に浮くのをやめ、床にどさっとおちた。
「信じる事をやめないで。さあ。」
そんな、まさか、段ボールが臍を曲げたりするのか?
僕は一応形だけ頭を下げてみた。
すると、段ボールは少しだけ揺れ、また静かになった。
今度は心の中で念じてみた。
(お願い!浮いて)
段ボールは数ミリだけ浮いてみせ、また静かに床に落ちた。
間違いない!意志がある…伝わる!
そう確信した僕は声に出して願った。
「お願い段ボール!僕と空を飛んで?」
するとどうだろう!
段ボールはキラキラと光りながら宙に置いて、乗りやすいように傾いてみせた。
「さあ!空の旅に出かけましょう!」
ジャックと僕は段ボールに乗り込むと、
段ボールは勢いよく窓から飛び出して空高く登り出したんだ!
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