えぞのあやめ

とりみ ししょう

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四の段 地獄の花  こころ(四)

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 断末魔のそれのごとき悲鳴が口をついた。
 声を限りに叫び続けずにいられない。躰を懸命に振るが、何も隠せない。
「……! ……!!」
「あやめ、うるさいわ。」
 新三郎が耳元で残酷に笑う。
「……! ……!」
「与平とやらであったな。このような御寮人さまは、はじめてであろう。」
「……へい。」
「納屋の御寮人さまとて、しょせんは女。このようなものだ。」
(与平? 与平、やはり、お前だったか。この、裏切り者の、犬畜生めが……)

 あやめはようやく、絶叫をとめることができた。あまりのことに何もかもがわからなくなった衝撃からやや醒めて、身を震わせながら、納屋の手代、与平を睨む。
 目が合うと、与平が無表情のまま、なにかいった。
「なんじゃと?」
 新三郎にも、聴こえなかったらしい。
「御寮人さまの、その目がたまらぬ。」
「きさまっ!」
 あやめが叫ぶのと同時に、
「控えよっ。」
 新三郎が一喝した。与平はまたカエルのように平伏した。あやめは恥辱と悲嘆に打ちのめされ続け、頭がおかしくなりそうだ。
(店の者に、……店の者に、……こんな有様を……!)
「与平、褒美をとらせる、といったな。」
「ありがたく存じます。」
「まずは、これでどうじゃ?」
 新三郎はあやめを離し、床に転がした。
 また、かすれた怯えの叫びをあやめはあげざるを得ない。
(裏切り、内通の褒美は、このわたくしだというのかっ?)
(なんという連中だ?)
(こやつらは……! 人間か?)
 あやめは仰向きに転がったままでいた。あまりのことに、しばらく躰が動かなかった。
 与平が立ち上がったのがわかると、狼狽と恐怖心が身を貫いた。
 慌てて起き直り、部屋を逃げ出そうとしたが、与平がそれにむしゃぶりついた。
(まさか、まさか、お前っ?)
「離せっ! 離さぬかっ!」
「御寮人さま、おとなしくなされませ! こうするよりほかないっ。」
「なにをぬかすか! 離せ! なにをするのだ? 離せ! はなれよ! なにが褒美じゃ、ひとを何と思うか! けだものか、きさま!」
「こうでもせんと、あんたはわしのものにはなってくれぬ!」
 乏しい灯火のつくる薄暗がりのなかで、新三郎が、不思議な笑みを浮かべた。
「与平とやら。やめよ。脅かすのはもうよかろう。まずは下がれ。」
 
 ところが、与平は無言である。手の動きをとめず、あやめにのしかかっていく。
 新三郎の顔色が変わった。なにかを叫ぼうとしたとき、あやめの絶叫がそれに被さった。新三郎はそれに気が引けたようになってしまう。
「離さぬか、馬鹿ものめが! あほうっ、正気に戻らぬかっ。お前は、番頭になるのであろうが? 主人を手籠めにして、済むと思うのか、考えよっ」
「済むんじゃ。ここは堺でない。松前というお土地じゃ。あんたがこんなところにいるかぎり、そうなってしまうんじゃ。」
 新三郎は顔をしかめたが、与平も、もう平静でも正気ではない。あやめの肩を押さえつけ、乳首を噛むようにして含む。
「わあっ、痛い、やめろっ!」
「……それに、あんたはわしをもう疑っておった。なにか隠していた。」
「隠すことなどないわっ。痛いっ。重いっ。離せ!」
「わかったで。お代官にお伝えしたで。箱館に丸ごとお店を移そうというのじゃ。倉庫ぐらいではない。松前を捨てて出ていこうというんじゃ。」
(……この、あほうが! その程度のこと、秘密でもなんでもないわ。そんなことを告げ口して、それで、わたくしを手籠めにして満足か。)
「そんなことはない。松前が、蝦夷島の都であろう?」
「見損なってもらっちゃ困る、お店のことを第一に考えているのは、わしよ。あんたの危なっかしい商いはみちゃおられん。」
「なにをいいおるか。無礼者が! だいたい、お前、偉そうな口をきくが、これはどうしたことじゃ?」
「……。」
「お前、ひとに見られながらしたいのか。この犬畜生が! あたまがおかしいのか、恥を知れ!」
「……ここは堺でも平野でもない。上方とは違うんじゃ。」
「……離せ。」
「番頭さん、あの弥兵衛さんが、わかっていない。お武家様に逆らって、出し抜こうとして、生きていける土地やないのに、あんたらは、あんたは……!」
 与平は完全にあやめを組み敷いた。

 あやめは静かになる。
「わたくしを、抱こうというのか。」
「そう、そうじゃ!」
「抱いた後も、わたくしの店に勤めるつもりか。暇を出して、……いや、叩き出してもやれるが。」
「そうはいかん。おやかたさまが……」与平は首を亀のようにもたげて、薄闇のあらぬ方向に新三郎を探し、ようやく見つけると安心したように、「へへ、手前を番頭に据えてくださるそうでございます。」
「そこまでがご褒美かい。……」

(あやめ! なにを悟ったような声を出しおるか! 早くせよ! 早くおれを呼べ! 助けを求めよ!)
 新三郎は混乱しきっている。
 あやめに大恥をかかせ、隠し事などできぬと観念させ、あとは怖がらせるだけのつもりだったのだ。そして、自分の一喝で不埒ものを下がらせる。あやめは馬鹿ではないから自分に感謝したりはしないだろうが、ほどほどのところで済ませてやったのを恩に着せたいような心理が、新三郎のなかにはたしかにあった。
 褒美など、とんでもない。この裏切り者は、もう使えぬ以上は、路頭に迷わせるだけである。あやめが怒ってそうするに違いないのだから、放っておくつもりであった。
(まさか、ほんとうにあやめとまぐわうつもりか? ……さような真似して、命があるとでも思うたか?) 

 与平が、あやめの裸の腿に手をかけた。
「なあ、与平さん。松前、松前とわめきたてたが、さて、わたくしがもし堺に戻ってしまったら、お前はどうするの?」
「そんなことは許さんぞ。」
 新三郎が口を挟むが、主従がもつれ合い罵りあうこの場において、もはや自分などが端役でしかないのに気づき、ますます顔色が青ざめていく。
 あやめも、新三郎の言葉を無視していた。おかしなことだが、その存在すらもう気にかけない様子ですらある。
(……あやめ、お前、いったい……?)

「聞かせておくれ。もしも、松前納屋なんてものはなくなってしまったら、どうするのか?」
「……そうであれば、またあんたは、堺のお店の『末の御寮人さま』でございますよ。わしは手代として元通りにお仕えいたしまするっ」
 小さく叫ぶと、あやめの首筋に舌を這わせた。
「……そんなことができるのかの? 一度こんなふうになってしまって?」
 あやめは自暴自棄になったようににやりと笑ってみせた。上手く聞きださなければならぬことがある。
「一度でいいんじゃっ。一度だけでいいから、あんたを抱きたい。あんたのことを、ずっと昔から、たまらぬほどに、好きじゃった。」
「好きなら、こんな乱暴な真似をしていいのか。好きの嫌いのと、そうじゃから許されるとでも思うんか。主従の契りはどうなる?」
「末の御寮人さま。あやめ様。主従は二世か三世かはしらんが、そもそも、あんたと蝦夷地の縁ができたのは、わしのおかげよ。わしがあやしい蝦夷をあんたに会わせてやった。」
「あ……」意地悪げに笑っていた、丁稚の少年を思い出した。「あれ、お前か。」

 与平は、まだ一の手代だった弥兵衛にあのあとで叱られた。得体の知れぬ夷人に小さい末の御寮人さまをお一人で会わせよって、もし何かあったらどうするんや、というのであった。
しばらくしてそれを聞いたあやめに、与平は呼び出された。
「あんた、叱られたらしいな。」
「へえ。」
このへんな子のために、叱られ損だと少年は思っていた。
「あてのために、悪かったな。」
あやめはぺこりと頭を下げた。
「末の御寮人さま、やめとくなはれ。またわてが叱られます。」
「そうじゃな。……」
「行ってええですか?」
「……蝦夷というもんにはじめて会ったわ。大人にいうたら、止められたかもしれん。面白かった。あんたのおかげ。」
(しゃべれるんじゃな、この子。)
与平は幼い娘のくるくる回る瞳が、きれいだと感じた。白い頬が、柔らかそうだと思った。
「これをあげる。お礼じゃ。」
 あやめは、小さな手からはみ出すほどの大きさの餅菓子を与平にやった。

「あの頃から、あんたを見ていた。あんたが、もしもずっとあの調子じゃったら、わしがいつか嫁にしたろうと思っていた。丁稚では、わしだけが、あんたのよさを知っていた。ほんとうは別嬪さんとわかっていたんじゃ。」
「お前だけが、ってえ、……」荒々しく探る手から反射的に逃れようとする。「なにをぬかしおるか。」
「違う、いうんですか? 違えへんじゃろ。お土間にずっとお座りでございましたな? ごきょうだいも相手せん。あんたの周りは、たまに来る大人だけじゃった。あんなんでも末の御寮人さんで、だから大人は、大旦那様への諂いの方便で仕方なく」
「や、やかましいわ!」
「そんなあんたが、算盤をおぼえて、まともに喋るようになって、そして、どんどんお綺麗になっていくのが、わしは、うれしいやら、切ないやら……」
「……?」
「店まで任せられなすった。もう、なかなかに、わしの手は届かん。それでも、近くにいたかった。あんたの顔を毎日見たかった。声が聴きたかった。こんな恐ろしい場所に来てしもたのは、それだけじゃ。」
「……。」
「あんたらは、お武家がどんなに簡単にひとの首を斬ってしまうのか、みたこともおありでないな? わしは、ある。子どものころじゃ。忘れられへん。」
 あ、この与平も戦で親を殺されていたな、と思いだした。身よりもないから、上方に未練がなくて帰らないのだろうとばかり思っていた。
「お武家はわしらをおなじ人間とは思うていない。だから、どんなことでもできるんじゃ。それを、あんたは、この始末になっても、……」姿勢を変えた。「わかれへんみたいにっ」
 
 あやめは目を見開いて、下半身に押し入ってくる違和感に、思わず、厭々、と首を振る。あってはならない無法の所業が、自分の肉体に加えられている。先ほどから覚悟はしていたが、店の者にまで犯されたという衝撃にやはり打たれ、非難する言葉すら出ない。

 新三郎は凍りついたようになり、目を見開いてそれを凝視していた。やめぬか、と叫びかけたとき、これを仕組んだのは自分だと気づかされ、あまりの羞恥に血の気が引いて、青鬼のようになる。

「あやめさまっ。……ああ、本望じゃ。温(ぬく)い……」
「厭、厭、いやっ……」
 与平はほんとうに随喜の涙を浮かべていた。苦し気な表情のあやめの、否定の言葉を漏らす口を自分の口で塞いだ。憧れの唇を味わい、外して、うなされたように喋りつづける。
「ああ、あんたはきれいじゃ。かわいらしい。惚れとる。好きじゃ、大好きなんや。それを、あんたは、あの変なお武家にやられてしもうて……」
「お、お前、口をお慎み!……うっ?」
 与平に腿を持ち上げられてより深く突き入れられ、あやめは苦し気に呻いた。
「ほんとうのことでございましょう。その次は、お代官様に無理やり。こんな真似までさせられて! 今井の御寮人さまとも、あ、あろうお方が、蝦夷侍なんかに立て続けにやられて、散々な目にあわれましたな!」

「与平とやら!」はっとして、新三郎が口を挟んだ。「もうやめよ! 面白い俄と思って聞いてやっていたが、蝦夷代官に対し口も過ぎよう。まことに、成敗されたいか。さ、下がれ! 下がらぬか!」
(どうせあとで斬ってやる。使い捨てでは済まぬぞ。……やはり、許せぬ。)
(あやめも、あやめだ。馬鹿者が、なぜおれに助けを乞わぬ? おれを頼れば、すぐにもやめさせたのに! その一言をおれは待っておったのに!)
 与平は愛しい女の躰の上で感極まった様子で腰を動かしながら、ぐるりと首を返して、ものでも見るような視線を新三郎に向けた。無言だが、新三郎には激しい軽蔑の声が聞こえた。
(何が代官だ、この蝦夷侍が。)
(人でなしめが……)
(けだもの、こんな真似を女にしおって、おれにさせおって。おれも畜生だが、お前も畜生。)
(卑怯者、卑怯者めが。お前も、おれと同じではないか?)
(馬鹿ものが。あやめさまが、ことの張本人のお前に助けを求めようものか? 余人は知らず、お前にだけは死んでも頼られぬわ!)
「やめぬか! いい加減にせよ!」
 新三郎は与平の腰や腹を蹴り飛ばしたが、かれは呻きながらも離れようとしない。あやめの白い躰に覆いかぶさり、しがみついている。
 それを引きはがそうとする自分の滑稽で惨めな姿がありありと目に浮かび、新三郎は頭が割れそうな気がした。
「待っておれ!」
 裸のままで部屋を出る。こめかみが痛むほどに歯を噛んでいる。あまりの腹立ちに、涙が出そうだ。
(殺す。斬ってやる。)
(あやめが儂に助けを求めてくれるのを、待ってしまった。そうじゃ、あれは、意地でもそれはすまいに。)
(身下げはてた相手に、あやめが助けを求めたりするものか。)
(そういう馬鹿で意固地な女じゃと、わかっておらなんだか?)
(馬鹿ものが! 馬鹿ものが!)
 新三郎の心中で絶え間ない罵声は、誰に向けられたものか。

 
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