104 / 210
三の段 なやみ さまざまな糸(二)
しおりを挟む
(また、姉上、ですって。)
あやめはへんな顔になったが、読み進めるうちに、表情がほころんでいく。
「いつも姉上は、お店の土間であたりを楽しそうに眺めていらっしゃったかと思うと、急に飛び出して行ってしまわれる。二つ下で、乾分にできるのはわたくしだけだ。むずかる、小さなわたくしの手を、ご自分もまだ小さなお手で引いて、駈け出される。
湊へ行こう。お船が入るのを見にいこう。あなたは元気に、堺の町の恐ろしいほどの人混みのなかを、何の苦労もなしにいかれました、わたくしはあなたの手につかまって、追いかけるだけでした。
賑やかな湊で、あなたは大きなお船に手をふられました。そしてわたしに、色々おしえてくださる。あれが南蛮船の帆。南蛮船は堺のお船とも明の船とも形が違う。それは父上があなたに教えて下さったことなのでしょう。
病で寝てばかりいるわたくしは、あなたのように父上に町に連れて行っていただくことはなかった。姉上はえらいな、と子ども心に感心するばかりでした。
ほら、お前とよく似た顔の南蛮の方もいる。あの御帽子はきれいだね、お前にはあの帽子が似合うだろう。いつか買ってやろう。わたしがお店をもてたら、とおっしゃる。
ここからは見えない北の海のむこうに、大きな蝦夷島がある。そこにお店をおまかせいただくの。お前もつれていってやりましょう、とあなたはいって下さる。ところがおさない私は首をふりましたね。大好きな金平糖のないところは厭だと。
甘いものなど飴でも金平糖でもいくらでも買ってやりましょう、とあなたは笑う。わたしがずっといるのだから、心配しなくていい。
でも姉上は、お商売ならお船で行き来されるのでしょう、とわたしは、蝦夷島とやらにひとり取り残される日があるのだと思っただけで、心細くて泣いてしまった。
仕方がない、仕方がないねえ。小さな姉上はお考えになってくれた。そうだ、わたしがお前のお嫁さんになってあげる。それならずっと一緒にいられるでしょう。
ああ、姉上はわたしが蝦夷島とやらのお店の二階で床に臥せていても、お嫁さんになって一緒にいてくださるというのだな。ちいさなわたしは、うれしくて仕方がありませんでした。姉上とずっといられる。ならば蝦夷島だろうとどこだろうといい。それではじめて、お船にむかって手を振りました。」
(甘えた(甘えん坊)。なんという、甘えたか。十四郎さまは、いまも根はこうなのかしら。)
(こんな風な堺の日々があったならば……いや、これがまことであったかのような気がする。)
「いうては悪いですが、末の御寮人さまはもっと、口がきけないのかと思うくらいに静かすぎるお子でしたよ。御曹司さまは、いまの御寮人さましかご存じないから、そんな面白い女の子をご想像になるのでございましょう。」
「わたくしは、そんなに面白いかえ?」
「いや、ま、随分お変わりになられた。ご帳簿を覚えられてから……ではないな。お店のお仕事をなさるようになってからでしょうか。こちらに来られてからは、なかなかいいづらいが、さらに面白い。」
「また、面白い、というたな。……そうよ、わたくしははっさい(おしゃべり)で気が強いし、頭でっかちの世間知らず、好きな男ができれば、寝ても覚めてもそれしか頭にない阿呆よ。コハルのような世間通には面白かろう。そうなったのだから、仕方がないわ。」
「そうはいうておりませんよ。」
「人を好きになる力が育ったのじゃ。」
「……」
「昔の口をきかぬ童もわたくしであろうが、それは蛹であった。蛹を割って、蝶々が出てきたのが、今のわたくしと思えばよろし。」
「棉の花のようにきれいな白い蝶々でございますか。」
あやめはふふ、と笑う。
別の手紙では、逆に、松前の小さな姉弟が空想されていた。
「烏顔と奇妙な色の髪を、ひとにはよく笑われていました。たしかに桶に汲んだ水に映るわたくしの顔は、大舘のたれにも、それどころか松前のたれにも似ていない。
北のお方さま(季広正室)が母上だと思っていましたが、そしてそれはそうなのですが、どうも違うらしい。北のお方さまは、奇妙な色の髪には墨を塗ればとおっしゃってくださった。けれども、瞳の色はどうしましょうか。鼻の先は削りましょうか。そう訊ねると、お方さまは困って、怒ってしまわれた。お前のような子が産まれてきたのは、家門の恥とおっしゃったようだ。
ある日、たくさんいらっしゃる姉上のなかで、わたくしがそれまでどうしてか気づかなかった一番下の姉上だけが、わたしが泣いている片隅にいらっしゃって、ほら、立ちなさい、と手を伸ばしてくださった。そして、わたくしとあそんでくださるようになりましたね。
そうだ、あなた様だ。あれは、あなた様だったのでしょう。
あなただけが、お前の顔は不思議ではないといってくださった。お前の瞳はきれいな玉のようだし、お前の肌はほんとうに白い。お前の髪は染物のようなよい色ではないか、といってくださった。
でも、川面に並んで顔を映すと、小さなあなた様のお綺麗なお顔に並んで、やはり不思議に不細工な子どもの顔がある。
嘘ではないよ、わたしはお前のお顔が好きだよ、と姉上はいってくださった。
早く大きくおなり、憂いことは背が高くなれば消えるかもしれないよ。そうしたら、またわたくしたちは会おう。そして、また楽しく遊ぼう。
どういうことか、もう行ってしまうのか、とわたしはさびしくて泣いた。
姉上はいわれた。また会えるよ。わたくしが雪の上で転んだら、手を貸して起こしておくれ。寒い日には毛皮を持って来ておくれ。きっと小さいお前も、それくらいはできるようになっているよ。それまで、もう少しお待ち。
そして、一番下の姉上はいなくなってしまわれた。兄弟姉妹に聞いても、不思議なことに、そんな子は知らないよという。
もしかしたら、あなたが消えてしまったそのとき、わたしがあなたの姿を探している水辺に、紫の薫り高い花がさいていたかもしれない。それはおぼえていないが、わたしはあやめの花が大好きになった。
そして、何年まてばよかったか。それほど待たなくてもよかったのです。
たしかに、あなたのいわれるとおりでしたね。」
(おさびしかったのじゃ。おつらい子どもだったのじゃ。よく育って、わたくしに出会って下さった。)
「男は心妻を得てやすらぐと、不思議に子どものおりの頃を思い出すのですね。御身に出会えて、わたくしは生まれてはじめての心の安らぎを得た。だから、昔のことなど思い返せるのでしょう。お礼のことばが尽きません。」
「お礼は、わたくしが、……わたくしが申したい。」
あやめは泣いた。
「しかし、御寮人さま。」
コハルは目がちくちくと痛むのを感じながら、わざといってみる。
「御曹司さまは、納屋の御寮人さまにとっては、生涯の疫病神だったかもしれませぬよ。いよいよ崖を滑り降りなさる、今ならばこそ、それをお考えあれ。」
「コハル、わたくしになにを教えてくりょうというのかはわからぬが、もうそんなことはいわなくてよい。わたくし も聞けぬ。」
あやめの涙はとまらない。
「疫病神でよい。疫病神でもなんでもよい。……会いたい。会って、お話がしたい。」
「もう、……もうこうやって、文でお話しされておりますよ。」
あやめはそれには答えず、無言ですすり泣いている。コハルはそっとその場を立ち去った。
あやめはへんな顔になったが、読み進めるうちに、表情がほころんでいく。
「いつも姉上は、お店の土間であたりを楽しそうに眺めていらっしゃったかと思うと、急に飛び出して行ってしまわれる。二つ下で、乾分にできるのはわたくしだけだ。むずかる、小さなわたくしの手を、ご自分もまだ小さなお手で引いて、駈け出される。
湊へ行こう。お船が入るのを見にいこう。あなたは元気に、堺の町の恐ろしいほどの人混みのなかを、何の苦労もなしにいかれました、わたくしはあなたの手につかまって、追いかけるだけでした。
賑やかな湊で、あなたは大きなお船に手をふられました。そしてわたしに、色々おしえてくださる。あれが南蛮船の帆。南蛮船は堺のお船とも明の船とも形が違う。それは父上があなたに教えて下さったことなのでしょう。
病で寝てばかりいるわたくしは、あなたのように父上に町に連れて行っていただくことはなかった。姉上はえらいな、と子ども心に感心するばかりでした。
ほら、お前とよく似た顔の南蛮の方もいる。あの御帽子はきれいだね、お前にはあの帽子が似合うだろう。いつか買ってやろう。わたしがお店をもてたら、とおっしゃる。
ここからは見えない北の海のむこうに、大きな蝦夷島がある。そこにお店をおまかせいただくの。お前もつれていってやりましょう、とあなたはいって下さる。ところがおさない私は首をふりましたね。大好きな金平糖のないところは厭だと。
甘いものなど飴でも金平糖でもいくらでも買ってやりましょう、とあなたは笑う。わたしがずっといるのだから、心配しなくていい。
でも姉上は、お商売ならお船で行き来されるのでしょう、とわたしは、蝦夷島とやらにひとり取り残される日があるのだと思っただけで、心細くて泣いてしまった。
仕方がない、仕方がないねえ。小さな姉上はお考えになってくれた。そうだ、わたしがお前のお嫁さんになってあげる。それならずっと一緒にいられるでしょう。
ああ、姉上はわたしが蝦夷島とやらのお店の二階で床に臥せていても、お嫁さんになって一緒にいてくださるというのだな。ちいさなわたしは、うれしくて仕方がありませんでした。姉上とずっといられる。ならば蝦夷島だろうとどこだろうといい。それではじめて、お船にむかって手を振りました。」
(甘えた(甘えん坊)。なんという、甘えたか。十四郎さまは、いまも根はこうなのかしら。)
(こんな風な堺の日々があったならば……いや、これがまことであったかのような気がする。)
「いうては悪いですが、末の御寮人さまはもっと、口がきけないのかと思うくらいに静かすぎるお子でしたよ。御曹司さまは、いまの御寮人さましかご存じないから、そんな面白い女の子をご想像になるのでございましょう。」
「わたくしは、そんなに面白いかえ?」
「いや、ま、随分お変わりになられた。ご帳簿を覚えられてから……ではないな。お店のお仕事をなさるようになってからでしょうか。こちらに来られてからは、なかなかいいづらいが、さらに面白い。」
「また、面白い、というたな。……そうよ、わたくしははっさい(おしゃべり)で気が強いし、頭でっかちの世間知らず、好きな男ができれば、寝ても覚めてもそれしか頭にない阿呆よ。コハルのような世間通には面白かろう。そうなったのだから、仕方がないわ。」
「そうはいうておりませんよ。」
「人を好きになる力が育ったのじゃ。」
「……」
「昔の口をきかぬ童もわたくしであろうが、それは蛹であった。蛹を割って、蝶々が出てきたのが、今のわたくしと思えばよろし。」
「棉の花のようにきれいな白い蝶々でございますか。」
あやめはふふ、と笑う。
別の手紙では、逆に、松前の小さな姉弟が空想されていた。
「烏顔と奇妙な色の髪を、ひとにはよく笑われていました。たしかに桶に汲んだ水に映るわたくしの顔は、大舘のたれにも、それどころか松前のたれにも似ていない。
北のお方さま(季広正室)が母上だと思っていましたが、そしてそれはそうなのですが、どうも違うらしい。北のお方さまは、奇妙な色の髪には墨を塗ればとおっしゃってくださった。けれども、瞳の色はどうしましょうか。鼻の先は削りましょうか。そう訊ねると、お方さまは困って、怒ってしまわれた。お前のような子が産まれてきたのは、家門の恥とおっしゃったようだ。
ある日、たくさんいらっしゃる姉上のなかで、わたくしがそれまでどうしてか気づかなかった一番下の姉上だけが、わたしが泣いている片隅にいらっしゃって、ほら、立ちなさい、と手を伸ばしてくださった。そして、わたくしとあそんでくださるようになりましたね。
そうだ、あなた様だ。あれは、あなた様だったのでしょう。
あなただけが、お前の顔は不思議ではないといってくださった。お前の瞳はきれいな玉のようだし、お前の肌はほんとうに白い。お前の髪は染物のようなよい色ではないか、といってくださった。
でも、川面に並んで顔を映すと、小さなあなた様のお綺麗なお顔に並んで、やはり不思議に不細工な子どもの顔がある。
嘘ではないよ、わたしはお前のお顔が好きだよ、と姉上はいってくださった。
早く大きくおなり、憂いことは背が高くなれば消えるかもしれないよ。そうしたら、またわたくしたちは会おう。そして、また楽しく遊ぼう。
どういうことか、もう行ってしまうのか、とわたしはさびしくて泣いた。
姉上はいわれた。また会えるよ。わたくしが雪の上で転んだら、手を貸して起こしておくれ。寒い日には毛皮を持って来ておくれ。きっと小さいお前も、それくらいはできるようになっているよ。それまで、もう少しお待ち。
そして、一番下の姉上はいなくなってしまわれた。兄弟姉妹に聞いても、不思議なことに、そんな子は知らないよという。
もしかしたら、あなたが消えてしまったそのとき、わたしがあなたの姿を探している水辺に、紫の薫り高い花がさいていたかもしれない。それはおぼえていないが、わたしはあやめの花が大好きになった。
そして、何年まてばよかったか。それほど待たなくてもよかったのです。
たしかに、あなたのいわれるとおりでしたね。」
(おさびしかったのじゃ。おつらい子どもだったのじゃ。よく育って、わたくしに出会って下さった。)
「男は心妻を得てやすらぐと、不思議に子どものおりの頃を思い出すのですね。御身に出会えて、わたくしは生まれてはじめての心の安らぎを得た。だから、昔のことなど思い返せるのでしょう。お礼のことばが尽きません。」
「お礼は、わたくしが、……わたくしが申したい。」
あやめは泣いた。
「しかし、御寮人さま。」
コハルは目がちくちくと痛むのを感じながら、わざといってみる。
「御曹司さまは、納屋の御寮人さまにとっては、生涯の疫病神だったかもしれませぬよ。いよいよ崖を滑り降りなさる、今ならばこそ、それをお考えあれ。」
「コハル、わたくしになにを教えてくりょうというのかはわからぬが、もうそんなことはいわなくてよい。わたくし も聞けぬ。」
あやめの涙はとまらない。
「疫病神でよい。疫病神でもなんでもよい。……会いたい。会って、お話がしたい。」
「もう、……もうこうやって、文でお話しされておりますよ。」
あやめはそれには答えず、無言ですすり泣いている。コハルはそっとその場を立ち去った。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
御庭番のくノ一ちゃん ~華のお江戸で花より団子~
裏耕記
歴史・時代
御庭番衆には有能なくノ一がいた。
彼女は気ままに江戸を探索。
なぜか甘味巡りをすると事件に巡り合う?
将軍を狙った陰謀を防ぎ、夫婦喧嘩を仲裁する。
忍術の無駄遣いで興味を満たすうちに事件が解決してしまう。
いつの間にやら江戸の闇を暴く捕物帳?が開幕する。
※※
将軍となった徳川吉宗と共に江戸へと出てきた御庭番衆の宮地家。
その長女 日向は女の子ながらに忍びの技術を修めていた。
日向は家事をそっちのけで江戸の街を探索する日々。
面白そうなことを見つけると本来の目的であるお団子屋さん巡りすら忘れて事件に首を突っ込んでしまう。
天真爛漫な彼女が首を突っ込むことで、事件はより複雑に?
周囲が思わず手を貸してしまいたくなる愛嬌を武器に事件を解決?
次第に吉宗の失脚を狙う陰謀に巻き込まれていく日向。
くノ一ちゃんは、恩人の吉宗を守る事が出来るのでしょうか。
そんなお話です。
一つ目のエピソード「風邪と豆腐」は12話で完結します。27,000字くらいです。
エピソードが終わるとネタバレ含む登場人物紹介を挟む予定です。
ミステリー成分は薄めにしております。
作品は、第9回歴史・時代小説大賞の参加作です。
投票やお気に入り追加をして頂けますと幸いです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
鵺の哭く城
崎谷 和泉
歴史・時代
鵺に取り憑かれる竹田城主 赤松広秀は太刀 獅子王を継承し戦国の世に仁政を志していた。しかし時代は冷酷にその運命を翻弄していく。本作は竹田城下400年越しの悲願である赤松広秀公の名誉回復を目的に、その無二の友 儒学者 藤原惺窩の目を通して描く短編小説です。
南町奉行所お耳役貞永正太郎の捕物帳
勇内一人
歴史・時代
第9回歴史・時代小説大賞奨励賞受賞作品に2024年6月1日より新章「材木商桧木屋お七の訴え」を追加しています(続きではなく途中からなので、わかりづらいかもしれません)
南町奉行所吟味方与力の貞永平一郎の一人息子、正太郎はお多福風邪にかかり両耳の聴覚を失ってしまう。父の跡目を継げない彼は吟味方書物役見習いとして南町奉行所に勤めている。ある時から聞こえない正太郎の耳が死者の声を拾うようになる。それは犯人や証言に不服がある場合、殺された本人が異議を唱える声だった。声を頼りに事件を再捜査すると、思わぬ真実が発覚していく。やがて、平一郎が喧嘩の巻き添えで殺され、正太郎の耳に亡き父の声が届く。
表紙はパブリックドメインQ 著作権フリー絵画:小原古邨 「月と蝙蝠」を使用しております。
2024年10月17日〜エブリスタにも公開を始めました。
忍者同心 服部文蔵
大澤伝兵衛
歴史・時代
八代将軍徳川吉宗の時代、服部文蔵という武士がいた。
服部という名ではあるが有名な服部半蔵の血筋とは一切関係が無く、本人も忍者ではない。だが、とある事件での活躍で有名になり、江戸中から忍者と話題になり、評判を聞きつけた町奉行から同心として採用される事になる。
忍者同心の誕生である。
だが、忍者ではない文蔵が忍者と呼ばれる事を、伊賀、甲賀忍者の末裔たちが面白く思わず、事あるごとに文蔵に喧嘩を仕掛けて来る事に。
それに、江戸を騒がす数々の事件が起き、どうやら文蔵の過去と関りが……
出撃!特殊戦略潜水艦隊
ノデミチ
歴史・時代
海の狩人、潜水艦。
大国アメリカと短期決戦を挑む為に、連合艦隊司令山本五十六の肝入りで創設された秘匿潜水艦。
戦略潜水戦艦 伊号第500型潜水艦〜2隻。
潜水空母 伊号第400型潜水艦〜4隻。
広大な太平洋を舞台に大暴れする連合艦隊の秘密兵器。
一度書いてみたかったIF戦記物。
この機会に挑戦してみます。
本能のままに
揚羽
歴史・時代
1582年本能寺にて織田信長は明智光秀の謀反により亡くなる…はずだった
もし信長が生きていたらどうなっていたのだろうか…というifストーリーです!もしよかったら見ていってください!
※更新は不定期になると思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる