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三の段 なやみ 故郷の日々(二)
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「御寮人さま。ここからしばらくわたくしは失礼して一人になりまする。」
コハルには用があるらしい。別れて山中に入っていく道をとる。ただならぬ用であろう。
(紀州の雑賀衆が反抗を準備しているとか。それに備えて、会うべき者に会っておきたいというのかの。)
鉄砲使いで有名な雑賀の頭領、鈴木孫市は対秀吉強硬路線らしいが、紀州勢、雑賀衆とて一枚岩ではない。ひそかに投降を考える者がいるはずで、その者たちのうち、技量に優れた者を今井で抱えこんでおこうとでもいうのだろうか。
「御寮人さま。トクがお守りいたします。」
「トクどん、気負いも心配も無用じゃ。」
あらかじめコハルに聞いていたあやめに不安はない。当然のように二人に、コハルが差し向けたらしい男が近づいてきて、無言で一礼する。
「おぬしか。いつぞやは手間をかけたの。」
あやめは懐かしい。十四郎が鉄砲のにせものを見せにきたときに、コハルが呼び寄せた鉄砲撃ちの男ではないか。刀をたばさみ、武士の姿だが、鉄砲らしい包を背に担いでいる。
「いつこちらに戻った?」
「……些か前に。」
ひどく無口な男らしい。
「名は。」
「十三にございまする。」
「そのなりであれば、道中、わたくしが主人面をして喋るのも妙。十三とも呼びにくい。何と呼ぼう。」
「では、鈴木と。」
「なるほど。」雑賀衆か。コハルの手の者らしいことだと思った。「では鈴木さま。よろしお頼み申しまする。」
トクもぺこりと頭を下げた。
「……」
「鈴木十三」は黙って、やや後ろを進む。
(コハルが、お武家に化けさせるはずだ。)
「鈴木さま。蝦夷島にはまたお越しくださいますの?」
「……お望みとあらば。」
あやめは、十三の鉄砲の腕には頼ることになると予感した。
「図」のための準備にも怠りはない。納屋の鉄砲鍛冶を何度もおとずれた。その生産力を確かめておくのも、今だからできることだろう。このときは十三を伴った。
「おぬし、生きていたのか、十三。」
鉄砲鍛冶頭が、まず驚いた。旧知らしい。
「……」
十三は黙って頷くだけだ。
あやめは包みから、一丁の銃を取り出す。こういう鉄砲があるが、同じ物が作れるか、と尋ねた。
火縄がない。泰西に「ホイールロック」式と呼ばれるものであろう。初期の火打石を用いた銃であり、十五世紀に中欧やロシアでしきりにつくられた。
「南蛮のものですな。」
それは十三にも見せて、すでに聞いている。
「噂にはきいておりましたが、わしは、見たことがなかった。」
「おなじものが作れますか。」
「作れまする。ただ、大変手間がかかる。これは、からくりのようなものだ。」
たしかに十三などの意見でも、精巧すぎるほど精巧すぎる代物であった。
「あたりまえの火縄銃よりも、すぐれたものではございましょうな?」
「火種が消える心配がない。……それくらいではないかと。」
あやめの脳裏には、蝦夷地の降雪が想いうかんだが、半面でややがっかりしたところもある。
「続けて撃てるのでございましょう?」
連射性の優位を聞いている。
「それはたしかに火縄を使うよりは、かなりましでありましょうが……」構造が複雑すぎるので、壊れるのも早かろう。とにかく、難しい作りだ。「おそれながら、この今井様の鉄砲鍛冶場ですら、そうそう簡単にはできませぬ。それに、数は作れますまい。」
あやめはあてが外れた思いだ。
(十四郎さまは、鉄砲のことになると御運が悪い。)
(……いや、女運もか?)
あのヨイチでの夜、悲嘆と絶望に苛まれて動けなかったあやめが、十四郎の誓いの言葉で、水の底から引き上げられるように救われた思いになったときのことである。
それから先には進めないとわかってしまった男女は、せめて寄り添おうと、着衣をいくらか直したまま共に臥し、手を触れ合わせながら、長い物語りをした。十四郎の手が大きいのを思い出せて、あやめはうれしい。十四郎は逆に、あやめの手はこんなに小さかったのか、と驚くような気持で、柔らかい白い手を握りつづけた。
「おれは、ずっと考えていたのだが、あやめ……。」
「なんでございましょう?」
「すまぬ。うれしいことではない。よいか?」
「お気遣いがうれしいので、ようございますよ。」
「ポモールの村だが」
「厭、いや、また、そればかり。まだ、そればかり。」
思わずあやめは首を振る。少し自儘(わがまま)になっていいと思った。十四郎はさびしい顔つきになったが、つづけた。
「……あんな村が、なぜテシオの“惣大将”に狙われたのだろうかと。」
「テシオの“惣大将”はひとかどの者だったと聞きます。」
それを自分の十四郎が斬ったというのが、あやめには印象深く、誇らしい。
「探題や守護になろうというのでもありますまいが、……天下のお大名のように、領地を広げんとの南下の志があったからでございましょう?」
「それが妙なのだ。“惣大将”の戦場は、もとは日ノ本であった。かれは日ノ本の海岸沿いを南下する戦を続けていて、この唐子のほうとは事を起こさぬようにしていた。唐子はヨイチから北に、海を越えての商いの場。テシオもその一部である以上、唐子に乱あれば、かれの商いの妨げになるからかな。ところがポモールの村―いまはチョマカウタ、川の曲がり角という地名に戻ってしまったが―だけが、唐子で狙われたところのようだった。行ってみればわかるが、チョマカウタ自体は、地味といい場所といい、さほどの魅力のある地ではない。テシオという本拠地からもかなり離れた飛び地に領地を持ちたがるのは、アイノの長らしくもない。なぜだろう。」
「それを、お考えだったのですね。でも、もうおわかりになった。」
「ああ。納屋の御寮人殿ならすぐにお考えがつくでござろう?」
「また、そんなことを……。されど、申し上げられますよ。」
あやめが少し得意げな表情になって目も光を増したようにもみえて、十四郎は安心して、胸の中が暖かくなる思いだ。では申されよ、とうながす。
「その昔、ポモールの方々の持ってこられた、武器でございましょう。それを奪い、その使い手も奪いたかったのでしょう。」
どうだ、とばかりにいってしまって、あやめはすぐに自分が無邪気すぎるのに気づいた。
「申し訳ございませぬ。あなた様にはおつらい思いばかりのことを、さも得たり顔に……。」
「いやいや、さすがの御明察。」
十四郎は破顔してみせる。そして、身を小さくしてしまったあやめを、また、抱き寄せて柔らかく包むようにした。あやめが長く、甘い息をつく。
「で、……その鉄砲なのだ。ほとんど焼いてしまったが、すこしは持ち出せた。とはいうものの、使い物にならぬ。ポモールの村が衰え、ついに、ほ、滅びた原因は、……」
十四郎もさすがに絶句しかけた。
「十四郎さまっ。」
あやめは十四郎に一層しがみつく。
「……原因は、肝心のその鉄砲が弾や火薬が尽き、仕組みが壊れ、ほとんど使えぬようになっていたことだ。使える銃は最後の戦いで全て使い、弾もほぼ撃ち尽くした。ただ、村人も馬鹿ではない。めぼしい武器、大筒などは、たれの手にも渡らぬようにとうに隠してしまった。もっとも、あのとき仮に引っ張り出しても、弾がつくれなければ使えぬし、撃ち手もどこへ行ったのやらであったが……」
「あなたさまは、その隠し場所を見つけられたのですね。」
「教えられた。」
(ソヒィア殿あたりにであろうか。)
あやめは少し悔しい。
「そこで、あやめに頼みがある。そなたしかできぬ。」
十四郎にはあやめの心が読めるようになっているのだろうか。そういわれて、あやめの小さな妬心はかき消される。
「お申しつけくださいませ!」
「その鉄砲には、火縄がない。代わりに火打石を使うらしい、たしかにすぐれた鉄砲だと思えるのだが、石の寿命が尽きているのと、中も恐らく壊れているで、使えない。」
しかし、堺の鉄砲鍛冶ならば、同じ物を作れるのではないだろうか。できることなら、たくさん欲しい、というのである。十四郎は、一丁を持ってきている。
「承りました。よろしうございますとも。」
さきほどの誓いから、十四郎はもう前に歩み出してくれているのだとわかって、あやめは痺れるほどの喜びをおぼえる。
コハルには用があるらしい。別れて山中に入っていく道をとる。ただならぬ用であろう。
(紀州の雑賀衆が反抗を準備しているとか。それに備えて、会うべき者に会っておきたいというのかの。)
鉄砲使いで有名な雑賀の頭領、鈴木孫市は対秀吉強硬路線らしいが、紀州勢、雑賀衆とて一枚岩ではない。ひそかに投降を考える者がいるはずで、その者たちのうち、技量に優れた者を今井で抱えこんでおこうとでもいうのだろうか。
「御寮人さま。トクがお守りいたします。」
「トクどん、気負いも心配も無用じゃ。」
あらかじめコハルに聞いていたあやめに不安はない。当然のように二人に、コハルが差し向けたらしい男が近づいてきて、無言で一礼する。
「おぬしか。いつぞやは手間をかけたの。」
あやめは懐かしい。十四郎が鉄砲のにせものを見せにきたときに、コハルが呼び寄せた鉄砲撃ちの男ではないか。刀をたばさみ、武士の姿だが、鉄砲らしい包を背に担いでいる。
「いつこちらに戻った?」
「……些か前に。」
ひどく無口な男らしい。
「名は。」
「十三にございまする。」
「そのなりであれば、道中、わたくしが主人面をして喋るのも妙。十三とも呼びにくい。何と呼ぼう。」
「では、鈴木と。」
「なるほど。」雑賀衆か。コハルの手の者らしいことだと思った。「では鈴木さま。よろしお頼み申しまする。」
トクもぺこりと頭を下げた。
「……」
「鈴木十三」は黙って、やや後ろを進む。
(コハルが、お武家に化けさせるはずだ。)
「鈴木さま。蝦夷島にはまたお越しくださいますの?」
「……お望みとあらば。」
あやめは、十三の鉄砲の腕には頼ることになると予感した。
「図」のための準備にも怠りはない。納屋の鉄砲鍛冶を何度もおとずれた。その生産力を確かめておくのも、今だからできることだろう。このときは十三を伴った。
「おぬし、生きていたのか、十三。」
鉄砲鍛冶頭が、まず驚いた。旧知らしい。
「……」
十三は黙って頷くだけだ。
あやめは包みから、一丁の銃を取り出す。こういう鉄砲があるが、同じ物が作れるか、と尋ねた。
火縄がない。泰西に「ホイールロック」式と呼ばれるものであろう。初期の火打石を用いた銃であり、十五世紀に中欧やロシアでしきりにつくられた。
「南蛮のものですな。」
それは十三にも見せて、すでに聞いている。
「噂にはきいておりましたが、わしは、見たことがなかった。」
「おなじものが作れますか。」
「作れまする。ただ、大変手間がかかる。これは、からくりのようなものだ。」
たしかに十三などの意見でも、精巧すぎるほど精巧すぎる代物であった。
「あたりまえの火縄銃よりも、すぐれたものではございましょうな?」
「火種が消える心配がない。……それくらいではないかと。」
あやめの脳裏には、蝦夷地の降雪が想いうかんだが、半面でややがっかりしたところもある。
「続けて撃てるのでございましょう?」
連射性の優位を聞いている。
「それはたしかに火縄を使うよりは、かなりましでありましょうが……」構造が複雑すぎるので、壊れるのも早かろう。とにかく、難しい作りだ。「おそれながら、この今井様の鉄砲鍛冶場ですら、そうそう簡単にはできませぬ。それに、数は作れますまい。」
あやめはあてが外れた思いだ。
(十四郎さまは、鉄砲のことになると御運が悪い。)
(……いや、女運もか?)
あのヨイチでの夜、悲嘆と絶望に苛まれて動けなかったあやめが、十四郎の誓いの言葉で、水の底から引き上げられるように救われた思いになったときのことである。
それから先には進めないとわかってしまった男女は、せめて寄り添おうと、着衣をいくらか直したまま共に臥し、手を触れ合わせながら、長い物語りをした。十四郎の手が大きいのを思い出せて、あやめはうれしい。十四郎は逆に、あやめの手はこんなに小さかったのか、と驚くような気持で、柔らかい白い手を握りつづけた。
「おれは、ずっと考えていたのだが、あやめ……。」
「なんでございましょう?」
「すまぬ。うれしいことではない。よいか?」
「お気遣いがうれしいので、ようございますよ。」
「ポモールの村だが」
「厭、いや、また、そればかり。まだ、そればかり。」
思わずあやめは首を振る。少し自儘(わがまま)になっていいと思った。十四郎はさびしい顔つきになったが、つづけた。
「……あんな村が、なぜテシオの“惣大将”に狙われたのだろうかと。」
「テシオの“惣大将”はひとかどの者だったと聞きます。」
それを自分の十四郎が斬ったというのが、あやめには印象深く、誇らしい。
「探題や守護になろうというのでもありますまいが、……天下のお大名のように、領地を広げんとの南下の志があったからでございましょう?」
「それが妙なのだ。“惣大将”の戦場は、もとは日ノ本であった。かれは日ノ本の海岸沿いを南下する戦を続けていて、この唐子のほうとは事を起こさぬようにしていた。唐子はヨイチから北に、海を越えての商いの場。テシオもその一部である以上、唐子に乱あれば、かれの商いの妨げになるからかな。ところがポモールの村―いまはチョマカウタ、川の曲がり角という地名に戻ってしまったが―だけが、唐子で狙われたところのようだった。行ってみればわかるが、チョマカウタ自体は、地味といい場所といい、さほどの魅力のある地ではない。テシオという本拠地からもかなり離れた飛び地に領地を持ちたがるのは、アイノの長らしくもない。なぜだろう。」
「それを、お考えだったのですね。でも、もうおわかりになった。」
「ああ。納屋の御寮人殿ならすぐにお考えがつくでござろう?」
「また、そんなことを……。されど、申し上げられますよ。」
あやめが少し得意げな表情になって目も光を増したようにもみえて、十四郎は安心して、胸の中が暖かくなる思いだ。では申されよ、とうながす。
「その昔、ポモールの方々の持ってこられた、武器でございましょう。それを奪い、その使い手も奪いたかったのでしょう。」
どうだ、とばかりにいってしまって、あやめはすぐに自分が無邪気すぎるのに気づいた。
「申し訳ございませぬ。あなた様にはおつらい思いばかりのことを、さも得たり顔に……。」
「いやいや、さすがの御明察。」
十四郎は破顔してみせる。そして、身を小さくしてしまったあやめを、また、抱き寄せて柔らかく包むようにした。あやめが長く、甘い息をつく。
「で、……その鉄砲なのだ。ほとんど焼いてしまったが、すこしは持ち出せた。とはいうものの、使い物にならぬ。ポモールの村が衰え、ついに、ほ、滅びた原因は、……」
十四郎もさすがに絶句しかけた。
「十四郎さまっ。」
あやめは十四郎に一層しがみつく。
「……原因は、肝心のその鉄砲が弾や火薬が尽き、仕組みが壊れ、ほとんど使えぬようになっていたことだ。使える銃は最後の戦いで全て使い、弾もほぼ撃ち尽くした。ただ、村人も馬鹿ではない。めぼしい武器、大筒などは、たれの手にも渡らぬようにとうに隠してしまった。もっとも、あのとき仮に引っ張り出しても、弾がつくれなければ使えぬし、撃ち手もどこへ行ったのやらであったが……」
「あなたさまは、その隠し場所を見つけられたのですね。」
「教えられた。」
(ソヒィア殿あたりにであろうか。)
あやめは少し悔しい。
「そこで、あやめに頼みがある。そなたしかできぬ。」
十四郎にはあやめの心が読めるようになっているのだろうか。そういわれて、あやめの小さな妬心はかき消される。
「お申しつけくださいませ!」
「その鉄砲には、火縄がない。代わりに火打石を使うらしい、たしかにすぐれた鉄砲だと思えるのだが、石の寿命が尽きているのと、中も恐らく壊れているで、使えない。」
しかし、堺の鉄砲鍛冶ならば、同じ物を作れるのではないだろうか。できることなら、たくさん欲しい、というのである。十四郎は、一丁を持ってきている。
「承りました。よろしうございますとも。」
さきほどの誓いから、十四郎はもう前に歩み出してくれているのだとわかって、あやめは痺れるほどの喜びをおぼえる。
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