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6.先住民
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「あのぉ、すみませんが何か食べ物とか持ってませんか?」
「おわっ、びっくりした」
牢の中には俺一人かと思いきやまさかの先客がいたようだ。
かけられた声はずいぶんと高い。
まるで声変わり前の少年のような声だ。
声のするほうを見れば、想像したとおり同年代か少し年下くらいの少年だった。
このへんでは珍しい黒目黒髪の人族の少年だ。
勇者ヤマダも黒目黒髪だったらしいが、容姿については勇者の遺伝子は現代にほとんど受け継がれていない。
兎獣人もドワーフも基本的に白髪と赤い目をしており、村で生まれるのは不思議とこのどちらかの種族だ。
勇者ヤマダの血は確実に受け継がれているというのに、生まれてくる種族はドワーフか兎獣人だというのはヤマダ村にいくつかある謎の一つだ。
俺たちは面白がって変態勇者の呪いと呼んでいるが。
それゆえに目の前の少年の髪が珍しく、俺はまじまじと見てしまった。
「な、なんですか……」
「いや、珍しいなと」
それにしても純朴そうな少年だ。
そばかすの多い顔に素直そうな大きな目。
こんなところにいるということは本物の犯罪者か俺のように嵌められたかのどちらかなのだろうが、この虫も殺せそうにない少年が前者だとしたら相当怖いな。
そういうのなんて言うんだったか。
ユーリーが難しそうな本を読んでなんか話していた気がする。
たしか、サイコパス。
俺は少年の純朴そうな顔が狂気に歪むのを想像して鳥肌が立った。
「あの、食べ物とか……」
「あ、ああ。確か持ってるはず。ちょっと待って」
恐怖で少し声が裏返ってしまった。
やばいな、何がきっかけでスイッチが入るかわかったものじゃないぞ。
俺は狂気の犯罪者の気に障らないように収納魔道具に入れてあった保存食の入った箱を取り出す。
いざという時のために節約すれば半年は生き延びられる量の保存食を収納魔道具に入れていたのが功を奏したな。
「え、それ収納魔道具ですか?」
「ああ。入学祝いに幼馴染の父親にもらったんだ」
もう学校には行けなくなるかもしれないけどな。
いかにヤマダ村の出身者といえど、魔法学園は前科のある者は受け入れないだろう。
前科か。
俺前科もんになってしまうんだよな。
きっとこれからの俺の人生、どこに行ってもこの前科は付きまとうだろう。
もうまともなところには就職できないな。
いいさ、刑期が明けたらすぐに村に帰って一生グレートディアでも狩って暮らしてやる。
村の子供には俺の経験から都会の怖さを教えてやるんだ。
都会は怖いところだぞ、が口癖のじいさんになって天寿を全うしてやろう。
「あの、食べてもいい?」
「ああ悪い。現実逃避していた。俺も腹が減ったし一緒に食べよう」
村の保存食はなかなかに美味い。
小さい頃はお菓子と区別がつかなくて保存食を食べてしまってよく怒られたものだ。
俺は銀の包み紙に包まれた保存食を一つ取り出し、少年に渡す。
自分も一つ取って包み紙を開けてかぶりついた。
クッキーよりも少し柔らかい食感と鼻に抜けるチーズのフレーバー。
しかしパサパサとしていて口の中の水分を全て奪っていく。
美味いけどやっぱり喉が渇くな。
牢内を見回すと水瓶が置いてあり、それが飲料水だということがわかる。
しかし覗き込むと水瓶がかなり汚れていることに気づいた。
ゴミも浮いている。
最悪だな。
「これ飲めるの?」
「今までは仕方なく飲んでいましたが、初日はお腹を壊して寝込みました」
こんなの飲むのは嫌だな。
俺は収納魔道具に入っている水を飲むことにした。
樹脂製のボトルに入った清潔な水を飲み、村の生活のありがたさを実感する。
「んぐんぐ、ぷはぁ。少年、君も飲むだろ」
「あ、はい。いただきます」
少年はまともな水を飲むのも久しぶりなのか凄い勢いで水を飲み干した。
理論はよくわからないが水というのは人の身体にとって非常に重要なものらしい。
しかし水は食べ物よりも必要量が多く嵩張るために収納魔道具の中にあまり入れられなかった。
人の身体は食べ物無しでも1か月は生きられるが水無しでは3日と生きられない。
それほどに人の身体が求める水の量というのは多いのだ。
100万リットルという収納魔道具の容量を水だけでうめてしまうわけにもいかないから水はせいぜい1か月分くらいしか入っていない。
2人で飲んだら15日くらいだ。
死ぬギリギリまで水を節約したとしても1カ月が限界だろう。
それまでにこの状況をどうにかしなければな。
少年の名前はエリックと言うらしい。
当初は純朴そうな少年を装う狂気の犯罪者かと思ったのだが、どうやら本当に純朴な少年らしい。
エリックは俺のように無実の罪で投獄されたわけではないようだが、投獄の理由はやはり理不尽なものだったようだ。
「僕はテイマーなんです」
テイマーというのは魔物や動物を従える者のことだ。
エリックは昔から生き物が好きで、動物や魔物と気持ちが通じ合えばいいのにと思っていた。
その願いを神が叶えたのかはわからないが、10歳になったばかりの頃に動物や魔物の気持ちがわかるという特殊能力が発現したそうだ。
魔法ではないそういった不思議な力を持った者は能力者と呼ばれ、ごく稀に存在する。
エリックはその能力者になったというわけだ。
王立魔法学園は能力者のスカウトもしており、エリックは能力者枠での入学が決まっていたそうだ。
まさか同じ学園入学予定者だったとは。
「それで、どうしてここにぶち込まれたんだよ」
「僕の愛犬のメリッサが……」
エリックにはメリッサという愛犬がいた。
愛犬といっても人が乗れるほどに大きなグレイハウンドだ。
テイマーとしての能力を使って仲良くなった相棒らしい。
「僕、村から出たことがなかったから世間知らずで悪い人に騙されちゃって、そこを助けてくれた人にも騙されて、それを慰めてくれた女の子にも騙されて……」
人間不信になってもおかしくない騙されっぷりだな。
おそらく俺もこんな牢屋で出会わなければかなり警戒されていたことだろう。
「それで、人買いに連れていかれそうになっているところをメリッサが人買いに噛みついて助けてくれたんです。でも、駆け付けた衛兵さんが人を傷つけた魔物は殺処分されちゃうって……」
そしてエリックはメリッサを街の外に逃がした。
メリッサを逃がしたエリックは罪に問われ、ここにぶち込まれたというわけか。
「そのメリッサが殺処分されるって言ってた衛兵ってさ、なんかチャラそうな奴じゃなかった?」
「え?そういえばチャラそうでしたね。髪型を常に気にしてて、唇にピアスを付けてました。痛そうでした」
ああ、やっぱりか。
おそらく俺をここにぶち込んだ奴と同一人物だ。
そいつこそがこの街の衛兵隊の腐敗の原因菌に違いない。
まあそれがわかったところで何をどうすればいいのかはわからないが。
「おわっ、びっくりした」
牢の中には俺一人かと思いきやまさかの先客がいたようだ。
かけられた声はずいぶんと高い。
まるで声変わり前の少年のような声だ。
声のするほうを見れば、想像したとおり同年代か少し年下くらいの少年だった。
このへんでは珍しい黒目黒髪の人族の少年だ。
勇者ヤマダも黒目黒髪だったらしいが、容姿については勇者の遺伝子は現代にほとんど受け継がれていない。
兎獣人もドワーフも基本的に白髪と赤い目をしており、村で生まれるのは不思議とこのどちらかの種族だ。
勇者ヤマダの血は確実に受け継がれているというのに、生まれてくる種族はドワーフか兎獣人だというのはヤマダ村にいくつかある謎の一つだ。
俺たちは面白がって変態勇者の呪いと呼んでいるが。
それゆえに目の前の少年の髪が珍しく、俺はまじまじと見てしまった。
「な、なんですか……」
「いや、珍しいなと」
それにしても純朴そうな少年だ。
そばかすの多い顔に素直そうな大きな目。
こんなところにいるということは本物の犯罪者か俺のように嵌められたかのどちらかなのだろうが、この虫も殺せそうにない少年が前者だとしたら相当怖いな。
そういうのなんて言うんだったか。
ユーリーが難しそうな本を読んでなんか話していた気がする。
たしか、サイコパス。
俺は少年の純朴そうな顔が狂気に歪むのを想像して鳥肌が立った。
「あの、食べ物とか……」
「あ、ああ。確か持ってるはず。ちょっと待って」
恐怖で少し声が裏返ってしまった。
やばいな、何がきっかけでスイッチが入るかわかったものじゃないぞ。
俺は狂気の犯罪者の気に障らないように収納魔道具に入れてあった保存食の入った箱を取り出す。
いざという時のために節約すれば半年は生き延びられる量の保存食を収納魔道具に入れていたのが功を奏したな。
「え、それ収納魔道具ですか?」
「ああ。入学祝いに幼馴染の父親にもらったんだ」
もう学校には行けなくなるかもしれないけどな。
いかにヤマダ村の出身者といえど、魔法学園は前科のある者は受け入れないだろう。
前科か。
俺前科もんになってしまうんだよな。
きっとこれからの俺の人生、どこに行ってもこの前科は付きまとうだろう。
もうまともなところには就職できないな。
いいさ、刑期が明けたらすぐに村に帰って一生グレートディアでも狩って暮らしてやる。
村の子供には俺の経験から都会の怖さを教えてやるんだ。
都会は怖いところだぞ、が口癖のじいさんになって天寿を全うしてやろう。
「あの、食べてもいい?」
「ああ悪い。現実逃避していた。俺も腹が減ったし一緒に食べよう」
村の保存食はなかなかに美味い。
小さい頃はお菓子と区別がつかなくて保存食を食べてしまってよく怒られたものだ。
俺は銀の包み紙に包まれた保存食を一つ取り出し、少年に渡す。
自分も一つ取って包み紙を開けてかぶりついた。
クッキーよりも少し柔らかい食感と鼻に抜けるチーズのフレーバー。
しかしパサパサとしていて口の中の水分を全て奪っていく。
美味いけどやっぱり喉が渇くな。
牢内を見回すと水瓶が置いてあり、それが飲料水だということがわかる。
しかし覗き込むと水瓶がかなり汚れていることに気づいた。
ゴミも浮いている。
最悪だな。
「これ飲めるの?」
「今までは仕方なく飲んでいましたが、初日はお腹を壊して寝込みました」
こんなの飲むのは嫌だな。
俺は収納魔道具に入っている水を飲むことにした。
樹脂製のボトルに入った清潔な水を飲み、村の生活のありがたさを実感する。
「んぐんぐ、ぷはぁ。少年、君も飲むだろ」
「あ、はい。いただきます」
少年はまともな水を飲むのも久しぶりなのか凄い勢いで水を飲み干した。
理論はよくわからないが水というのは人の身体にとって非常に重要なものらしい。
しかし水は食べ物よりも必要量が多く嵩張るために収納魔道具の中にあまり入れられなかった。
人の身体は食べ物無しでも1か月は生きられるが水無しでは3日と生きられない。
それほどに人の身体が求める水の量というのは多いのだ。
100万リットルという収納魔道具の容量を水だけでうめてしまうわけにもいかないから水はせいぜい1か月分くらいしか入っていない。
2人で飲んだら15日くらいだ。
死ぬギリギリまで水を節約したとしても1カ月が限界だろう。
それまでにこの状況をどうにかしなければな。
少年の名前はエリックと言うらしい。
当初は純朴そうな少年を装う狂気の犯罪者かと思ったのだが、どうやら本当に純朴な少年らしい。
エリックは俺のように無実の罪で投獄されたわけではないようだが、投獄の理由はやはり理不尽なものだったようだ。
「僕はテイマーなんです」
テイマーというのは魔物や動物を従える者のことだ。
エリックは昔から生き物が好きで、動物や魔物と気持ちが通じ合えばいいのにと思っていた。
その願いを神が叶えたのかはわからないが、10歳になったばかりの頃に動物や魔物の気持ちがわかるという特殊能力が発現したそうだ。
魔法ではないそういった不思議な力を持った者は能力者と呼ばれ、ごく稀に存在する。
エリックはその能力者になったというわけだ。
王立魔法学園は能力者のスカウトもしており、エリックは能力者枠での入学が決まっていたそうだ。
まさか同じ学園入学予定者だったとは。
「それで、どうしてここにぶち込まれたんだよ」
「僕の愛犬のメリッサが……」
エリックにはメリッサという愛犬がいた。
愛犬といっても人が乗れるほどに大きなグレイハウンドだ。
テイマーとしての能力を使って仲良くなった相棒らしい。
「僕、村から出たことがなかったから世間知らずで悪い人に騙されちゃって、そこを助けてくれた人にも騙されて、それを慰めてくれた女の子にも騙されて……」
人間不信になってもおかしくない騙されっぷりだな。
おそらく俺もこんな牢屋で出会わなければかなり警戒されていたことだろう。
「それで、人買いに連れていかれそうになっているところをメリッサが人買いに噛みついて助けてくれたんです。でも、駆け付けた衛兵さんが人を傷つけた魔物は殺処分されちゃうって……」
そしてエリックはメリッサを街の外に逃がした。
メリッサを逃がしたエリックは罪に問われ、ここにぶち込まれたというわけか。
「そのメリッサが殺処分されるって言ってた衛兵ってさ、なんかチャラそうな奴じゃなかった?」
「え?そういえばチャラそうでしたね。髪型を常に気にしてて、唇にピアスを付けてました。痛そうでした」
ああ、やっぱりか。
おそらく俺をここにぶち込んだ奴と同一人物だ。
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