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74.箱の中身
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「な、なんじゃこの干し果実、美味すぎる……」
仁科盛信さんはドライフルーツとなったパイナップルを一口食べて驚愕している。
どうやら気に入ってもらえたようだ。
俺の私物である四つの箱のうち、三つは徳川領の港で地侍たちに口止め料として渡した酒や高級保存食の入った箱だ。
武器や装飾品などは見る人が見れば素晴らしい逸品揃いであることは明白なのだが、食べ物や飲み物の類は口にしてみなければどのようなものなのか分からないものもある。
だから俺はドライフルーツの入った瓶を開け、仁科家の侍の皆さんに食べてもらうことにした。
分かりやすく美味いと思ってもらえるのはやっぱり甘味だ。
この時代の食生活は甘味が乏しい。
この時代の日本では手に入り難い南国のフルーツをドライフルーツにしたものは、仁科さんをうならせることができたようだ。
「他にも様々な食材を保存ができる状態でお持ちいたしました。これらは堺の商人ですら手に入れるのが困難な品物ばかりでございます」
「しかしこのようなものを貰ったからといって、武田と織田が敵同士なのは変わりない事実であろうが。武田の姫を渡す理由にはならんと思うのだが」
「今のままでしたらそうでございましょうね」
「私に武田を裏切れと申すのか?武田は私や松の生家だぞ?」
「生家であること以外に何かこだわる理由があるのですか?」
「それは……」
やはり、多くの家臣と同じようにこの人も勝頼に忠誠を誓っているわけではないようだ。
しかし勝頼は仁科さんにとって、母親は違うが兄弟であることに変わりはない。
この時代の血縁関係というのは非常に重たいものだからね。
ドロドロとした兄弟同士の足の引っ張り合いとかも普通にあるというのに、なぜか血縁というものを過信するんだよこの時代の人たちは。
ここは同じ血縁であり、勝頼よりも近しい松姫様のことを引き合いに出して攻めるのがいいかもしれない。
「松姫様の気持ちはどうなります。きっとまた勘九郎様と離れ離れになってしまえば、次はありませんよ」
俺は暗に松姫様がまた自害を図るのではないかということを匂わせる。
この事実は本来武田家から外には出てこないはずの情報。
外聞というものがあるからね。
年頃の姫が自害をはかったなんて他家には絶対に知られたくないはずだ。
「き、貴様、なぜ……いや、失礼……なんのことか分かりかねる」
「おや、本当にお分かりでないのですか?」
俺は短刀で喉を突くような仕草を真似る。
仁科さんは顔面を蒼白にして右往左往しだした。
このまま追い詰めれば優位に話を進められるだろうが、俺も別にいじめたいわけではない。
ここらで落とし所というものを用意してあげるのがいいだろう。
「話が飛躍してしまいましたが、俺達はただ勘九郎様と松姫様が結ばれることを願っているだけなのです。しかし仁科様にも武田の姫を預かる責任というものがあることは重々承知しております。そこで、こちらで影武者を用意させていただきました」
松姫様は武田家の中では現在弱い立場。
はっきり言っていらない姫だ。
しかしいらない姫だからといって敵である織田に嫁ぐのは不可能。
武家の姫というのは血縁外交の駒であり、今はいらなくても後で家臣や同盟家に嫁がせられるという事例も少なくない。
いらないなら自由にさせてよという我が侭が通用する世界ではないのだ。
だがDNAも指紋も無いこの時代ならば、取れる手段が無くは無い。
それが影武者。
超絶そっくりさんを用意することができれば、偽者と入れ替わっていても確認する手段が無い。
ダンジョンマスターである俺には、変身能力のあるモンスターの1匹や100匹用意することは容易い。
「影武者だと!?だ、だが、生半可な偽者では……」
「おーい、松子ちゃん出てきて」
「はーい」
松姫の偽者、ドッペルゲンガーの松子ちゃんを呼ぶ。
さっき木立の影で生み出しておいたんだよ。
ドッペルゲンガーはその目で見た生き物に変身する能力を持ったモンスターだ。
変身前は球体間接の無いマネキンみたいな姿をしている。
変身すればその人の仕草や話し方、知識などをすべて真似ることができる。
身体能力は真似できず、素の身体能力がそれほど高くないので決して強くは無いモンスターだ。
しかし変身して人を惑わせることにかけては信頼できる。
影武者に最適のモンスターだ。
「ま、松?」
「「はい?」」
「ここまで松に瓜二つの人間がおるとは……」
「どうでしょうか。森城にはこの影武者の松子ちゃんを連れて帰ってもらって、松姫様は内密に織田に嫁がれるということで一つお願いできないでしょうか。勘九郎様の妻となられる松姫様にはもちろん最高の待遇でおもてなしさせていただきますよ」
「いや、そうは申されてもな。影武者がおるから松を連れて行ってもいいとか、そんなに簡単な問題ではないだろう」
まあ正論だね。
そっくりな影武者を置いていくから姫はもらっていくよ、で済むはずがない。
それをやるなら誰にも気がつかれずにやらなければならなかった。
だが、俺はこういうことは勘九郎様自ら動いたほうがいいだろうと思ってそれをやらなかった。
だから最後の一押しを決めるのも、勘九郎様であるべきだ。
俺はちらりと勘九郎様を見る。
勘九郎君はゴクリと唾を飲み込んだ。
ここが正念場だと気がついたようだ。
勘九郎君はしがみつく松姫様をそっと引き剥がすと、前に出る。
「仁科殿、いや、兄上殿。どうか、松姫との婚姻を認めて欲しい。この通りだ」
勘九郎君はその場に膝を着いて頭を下げた。
おそらく織田の次期当主であるだろう嫡男が、武田家のいち家臣に頭を下げたのだ。
周囲を囲む仁科家の侍たちもざわざわしている。
とうの仁科さんも驚愕に口をぽっかりと開いて馬鹿みたいな顔になってしまっている。
呆然とする仁科さん。
そこへ松姫様がパタパタと駆けてきて勘九郎君の隣に膝を付き、自分も頭を下げた。
「お兄様、お願いします。私、勘九郎様と離れ離れになっては生きていける気がしません」
「ま、松……だがな……」
「お兄様、そこをなんとか」
「兄上殿、お願いいたします」
頭を地面にこすり付けるような土下座で畳み掛ける勘九郎君と松姫様。
これはもうお願いしているというよりも脅しをかけているようだ。
しかし2人の気持ちがよく伝わってくる。
俺も後押ししてあげよう。
俺は未だに蓋が閉まっている残り一つの私物の箱を開ける。
「仁科様。最後になりましたが、こちらが結納の品の最後の一品でございます」
「こ、これは……」
俺が開けた箱の中には、ギラリと光る金の延べ棒がぎっしりと詰まっていた。
仁科さんは白目を剥いてバタリと倒れた。
「お兄様!」
「兄上殿!」
ふう、これはたぶん俺達の勝ちだな。
仁科盛信さんはドライフルーツとなったパイナップルを一口食べて驚愕している。
どうやら気に入ってもらえたようだ。
俺の私物である四つの箱のうち、三つは徳川領の港で地侍たちに口止め料として渡した酒や高級保存食の入った箱だ。
武器や装飾品などは見る人が見れば素晴らしい逸品揃いであることは明白なのだが、食べ物や飲み物の類は口にしてみなければどのようなものなのか分からないものもある。
だから俺はドライフルーツの入った瓶を開け、仁科家の侍の皆さんに食べてもらうことにした。
分かりやすく美味いと思ってもらえるのはやっぱり甘味だ。
この時代の食生活は甘味が乏しい。
この時代の日本では手に入り難い南国のフルーツをドライフルーツにしたものは、仁科さんをうならせることができたようだ。
「他にも様々な食材を保存ができる状態でお持ちいたしました。これらは堺の商人ですら手に入れるのが困難な品物ばかりでございます」
「しかしこのようなものを貰ったからといって、武田と織田が敵同士なのは変わりない事実であろうが。武田の姫を渡す理由にはならんと思うのだが」
「今のままでしたらそうでございましょうね」
「私に武田を裏切れと申すのか?武田は私や松の生家だぞ?」
「生家であること以外に何かこだわる理由があるのですか?」
「それは……」
やはり、多くの家臣と同じようにこの人も勝頼に忠誠を誓っているわけではないようだ。
しかし勝頼は仁科さんにとって、母親は違うが兄弟であることに変わりはない。
この時代の血縁関係というのは非常に重たいものだからね。
ドロドロとした兄弟同士の足の引っ張り合いとかも普通にあるというのに、なぜか血縁というものを過信するんだよこの時代の人たちは。
ここは同じ血縁であり、勝頼よりも近しい松姫様のことを引き合いに出して攻めるのがいいかもしれない。
「松姫様の気持ちはどうなります。きっとまた勘九郎様と離れ離れになってしまえば、次はありませんよ」
俺は暗に松姫様がまた自害を図るのではないかということを匂わせる。
この事実は本来武田家から外には出てこないはずの情報。
外聞というものがあるからね。
年頃の姫が自害をはかったなんて他家には絶対に知られたくないはずだ。
「き、貴様、なぜ……いや、失礼……なんのことか分かりかねる」
「おや、本当にお分かりでないのですか?」
俺は短刀で喉を突くような仕草を真似る。
仁科さんは顔面を蒼白にして右往左往しだした。
このまま追い詰めれば優位に話を進められるだろうが、俺も別にいじめたいわけではない。
ここらで落とし所というものを用意してあげるのがいいだろう。
「話が飛躍してしまいましたが、俺達はただ勘九郎様と松姫様が結ばれることを願っているだけなのです。しかし仁科様にも武田の姫を預かる責任というものがあることは重々承知しております。そこで、こちらで影武者を用意させていただきました」
松姫様は武田家の中では現在弱い立場。
はっきり言っていらない姫だ。
しかしいらない姫だからといって敵である織田に嫁ぐのは不可能。
武家の姫というのは血縁外交の駒であり、今はいらなくても後で家臣や同盟家に嫁がせられるという事例も少なくない。
いらないなら自由にさせてよという我が侭が通用する世界ではないのだ。
だがDNAも指紋も無いこの時代ならば、取れる手段が無くは無い。
それが影武者。
超絶そっくりさんを用意することができれば、偽者と入れ替わっていても確認する手段が無い。
ダンジョンマスターである俺には、変身能力のあるモンスターの1匹や100匹用意することは容易い。
「影武者だと!?だ、だが、生半可な偽者では……」
「おーい、松子ちゃん出てきて」
「はーい」
松姫の偽者、ドッペルゲンガーの松子ちゃんを呼ぶ。
さっき木立の影で生み出しておいたんだよ。
ドッペルゲンガーはその目で見た生き物に変身する能力を持ったモンスターだ。
変身前は球体間接の無いマネキンみたいな姿をしている。
変身すればその人の仕草や話し方、知識などをすべて真似ることができる。
身体能力は真似できず、素の身体能力がそれほど高くないので決して強くは無いモンスターだ。
しかし変身して人を惑わせることにかけては信頼できる。
影武者に最適のモンスターだ。
「ま、松?」
「「はい?」」
「ここまで松に瓜二つの人間がおるとは……」
「どうでしょうか。森城にはこの影武者の松子ちゃんを連れて帰ってもらって、松姫様は内密に織田に嫁がれるということで一つお願いできないでしょうか。勘九郎様の妻となられる松姫様にはもちろん最高の待遇でおもてなしさせていただきますよ」
「いや、そうは申されてもな。影武者がおるから松を連れて行ってもいいとか、そんなに簡単な問題ではないだろう」
まあ正論だね。
そっくりな影武者を置いていくから姫はもらっていくよ、で済むはずがない。
それをやるなら誰にも気がつかれずにやらなければならなかった。
だが、俺はこういうことは勘九郎様自ら動いたほうがいいだろうと思ってそれをやらなかった。
だから最後の一押しを決めるのも、勘九郎様であるべきだ。
俺はちらりと勘九郎様を見る。
勘九郎君はゴクリと唾を飲み込んだ。
ここが正念場だと気がついたようだ。
勘九郎君はしがみつく松姫様をそっと引き剥がすと、前に出る。
「仁科殿、いや、兄上殿。どうか、松姫との婚姻を認めて欲しい。この通りだ」
勘九郎君はその場に膝を着いて頭を下げた。
おそらく織田の次期当主であるだろう嫡男が、武田家のいち家臣に頭を下げたのだ。
周囲を囲む仁科家の侍たちもざわざわしている。
とうの仁科さんも驚愕に口をぽっかりと開いて馬鹿みたいな顔になってしまっている。
呆然とする仁科さん。
そこへ松姫様がパタパタと駆けてきて勘九郎君の隣に膝を付き、自分も頭を下げた。
「お兄様、お願いします。私、勘九郎様と離れ離れになっては生きていける気がしません」
「ま、松……だがな……」
「お兄様、そこをなんとか」
「兄上殿、お願いいたします」
頭を地面にこすり付けるような土下座で畳み掛ける勘九郎君と松姫様。
これはもうお願いしているというよりも脅しをかけているようだ。
しかし2人の気持ちがよく伝わってくる。
俺も後押ししてあげよう。
俺は未だに蓋が閉まっている残り一つの私物の箱を開ける。
「仁科様。最後になりましたが、こちらが結納の品の最後の一品でございます」
「こ、これは……」
俺が開けた箱の中には、ギラリと光る金の延べ棒がぎっしりと詰まっていた。
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