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おっさんずイフ
6.アラフィフリーマン氏の神器
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「裸一貫ではないけど……」
俺たち国に属さないことを選択した異世界人に支給されたのは一揃いの旅装と金貨が2枚。
国に対して非協力的な俺たちに対しての支援は最低限のものだろうとは思っていたが、勝手に異世界から召喚しておいてまさか貰えるのがこれだけとは。
金貨というのは大変に価値がある貨幣らしいけれど、わりと低所得な人でも月に10枚程度は手にする機会のあるものだとの話だ。
そこから1枚あたりの価値を想像するに、1枚1万円くらいなのではないだろうか。
つまり俺たちは旅に必要なものと現金2万円を支給されて放り出されたということだ。
荷物を渡されてさっさと城からつまみ出された俺たちは立ち尽くす。
「何よ金貨2枚って。ありえないでしょ!!」
「マジでこれだけかよ……」
「でも旅の装備一揃いが貰えましたし……」
「旅の装備っつったってテントとかランプとかナイフとか、その程度じゃねえか」
「アウトドアショップで買えば数万円はしますよ」
「それは日本の高性能キャンプグッズだったらだろ?このテントなんて雨がしみ込んできそうだぜ」
「まあ僕たちには神器もありますし」
若者たちはなんだかんだで前向きだ。
多少の金銭とキャンプグッズしか持っていない現状だけど、俺たちには女神を名乗る女性からもらった神器なるアイテムがあるということでなんとか精神を持ち直したようだ。
俺たちおっさんおばさん組はなかなか彼ら彼女らのように精神を上げたり下げたり激しく動かすことはできない。
「はて、これからどうしますかね」
「とりあえず仕事を探さないとこの資金では1週間ももたないですね」
「ええ、そのようです」
国に所属しない組の異世界人たちは全部で12人。
すでに気の合う者同士チームを組み始めている。
ひとりで仕事を探して異世界で生活を始めるよりも何人かで協力し合ったほうが生活の基盤は作りやすいのだろうが、俺たち異世界人は全員3つの切り札を抱えている。
女神様から与えられたアイテムである神器だ。
3つの神器がこの世界における俺たちのアドバンテージである以上は、その情報はとても重要なものとなる。
神器には明確な優劣が存在していることを女神様の口から直接聞いてしまった俺はなおさらその情報が持つ意味を重く受け取っている。
それを仲間同士で共有することができるかといえば、今日初めて会った人とは難しいだろう。
ここでチームを組んでつるむことは俺たちにとって諸刃の剣なのだ。
俺だってアラフィフリーマンさんとは気が合いそうなのだが、今のところ全力で信頼することはできないと思う。
だが、神器には優劣があるという情報くらいは明かしてもいいかもしれない。
なにも仲間になるか口も利かないかという2択ではない。
いつも一緒に行動しているわけではないけれどたまに一緒に酒を飲む、そのくらいの関係が一番お互いに居心地がいいということをおっさんは知っている。
「あの、まだ昼間ですけど少し飲みませんか?」
昼間の酒場に、2人のおっさんが消えていった。
「なるほど、神器同士に優劣があるのですね。神器などというご大層なアイテムですからどれも同程度に素晴らしい力を秘めていると思っていましたが、そうではないと」
「ええ、どうやらあの女神様は少し性格に問題がありそうですよ。優劣がある理由が、そのほうがおもしろそうだからというんですから」
「他人よりも劣った神器を持ってしまった人の葛藤や、優れた神器を手に入れた人の調子に乗る様を見て楽しむってことでしょうかね」
真昼間の人もまばらな酒場の一角に、向かい合って座るおっさんが2人。
俺とアラフィフリーマン氏である。
アラフィフリーマン氏は名を梶原さんというらしい。
仲良くしすぎないためにも、お互いに苗字だけを名乗り合うことにしたのだ。
アラフォーアラフィフの男同士の間にそれ以上の呼び名は必要ない。
梶原さんは俺の事を木崎さんと呼び、俺は梶原さんのことを梶原さんと呼ぶ。
それでいい。
俺たちの間柄は仲間でもなくさりとて敵でもない。
助け合う他人同士だ。
自分のことを優先し、余力でお互いに助け合う関係。
いわば同盟関係だ。
お互いに行動の指針や進むべき道は別だが、道の交わる部分では一緒に行動するし助け合える部分では助け合うという無理のない関係だ。
今日初めて会った人との関係だ、このくらいがベストだろう。
「それで、これからどうするのかもう予定は立てていますか?」
「そうですね。自分なりにお金を稼ぐ方法を模索してみて、無理そうなら普通に働きますかね」
「私は商人になりたいと思っています」
「商人ですか」
梶原さんは商人としてやっていけるだけの何かを持っているのだろうか。
この世界はざっと見たところ科学文明があちらの世界よりも遅れている。
それはおそらく便利な魔法の道具があるからだろう。
そんな世界だから、俺たちの持つ科学の知識や21世紀の常識はきっと金になる。
だが俺にはなにをどうしたら知識を金にすることができるのかはっきりと道筋を立てることはできない。
梶原さんにはそれができるのだろうか。
「私がすごく有能な人物であるとか勘違いしていませんか?」
「え?」
「私はどこにでもいる窓際を温めるだけのサラリーマンですよ。そんなに有能な人物ではない。ですが、私にはこれがあります」
そう言って梶原さんは一つの神器を具現化する。
手のひらに乗った小さなそれは、なんの変哲もない銀色のリングだ。
しかし神器であるからにはなんらかの能力があるのだろう。
「これは収納の指輪といって、多くの物をこの小さな指輪に仕舞っておくことのできる神器なのです」
「え!?」
いきなり神器を見せた梶原さんに少し驚いたが、よく考えてみたらこれから仕事で使うならば否がおうにも神器は人目につくことになる。
今俺に対して秘密にすることにそれほどの意味はない。
便利そうな神器で少しだけ羨ましい。
こんなに小さな指輪にたくさんの物を仕舞うことができるのならばそれは確かに商売になりそうだ。
行商人などは喉から手が出るほど欲しいものだろう。
なにせこの世界に列車やトラック、飛行機があるとは思えない。
これがあれば商品を大量に収納して自分だけが馬などで高速移動すれば大量の品物を迅速に運ぶことができる。
足の早い海産物などを海から遠い土地で売ればぼったくり価格でも人々は買う。
現代日本でもイカを生きたままトラックで東京まで運べるようになったのは科学技術が発達した最近になってからだ。
なんて先進的なビジネスなんだろうか。
俺たち国に属さないことを選択した異世界人に支給されたのは一揃いの旅装と金貨が2枚。
国に対して非協力的な俺たちに対しての支援は最低限のものだろうとは思っていたが、勝手に異世界から召喚しておいてまさか貰えるのがこれだけとは。
金貨というのは大変に価値がある貨幣らしいけれど、わりと低所得な人でも月に10枚程度は手にする機会のあるものだとの話だ。
そこから1枚あたりの価値を想像するに、1枚1万円くらいなのではないだろうか。
つまり俺たちは旅に必要なものと現金2万円を支給されて放り出されたということだ。
荷物を渡されてさっさと城からつまみ出された俺たちは立ち尽くす。
「何よ金貨2枚って。ありえないでしょ!!」
「マジでこれだけかよ……」
「でも旅の装備一揃いが貰えましたし……」
「旅の装備っつったってテントとかランプとかナイフとか、その程度じゃねえか」
「アウトドアショップで買えば数万円はしますよ」
「それは日本の高性能キャンプグッズだったらだろ?このテントなんて雨がしみ込んできそうだぜ」
「まあ僕たちには神器もありますし」
若者たちはなんだかんだで前向きだ。
多少の金銭とキャンプグッズしか持っていない現状だけど、俺たちには女神を名乗る女性からもらった神器なるアイテムがあるということでなんとか精神を持ち直したようだ。
俺たちおっさんおばさん組はなかなか彼ら彼女らのように精神を上げたり下げたり激しく動かすことはできない。
「はて、これからどうしますかね」
「とりあえず仕事を探さないとこの資金では1週間ももたないですね」
「ええ、そのようです」
国に所属しない組の異世界人たちは全部で12人。
すでに気の合う者同士チームを組み始めている。
ひとりで仕事を探して異世界で生活を始めるよりも何人かで協力し合ったほうが生活の基盤は作りやすいのだろうが、俺たち異世界人は全員3つの切り札を抱えている。
女神様から与えられたアイテムである神器だ。
3つの神器がこの世界における俺たちのアドバンテージである以上は、その情報はとても重要なものとなる。
神器には明確な優劣が存在していることを女神様の口から直接聞いてしまった俺はなおさらその情報が持つ意味を重く受け取っている。
それを仲間同士で共有することができるかといえば、今日初めて会った人とは難しいだろう。
ここでチームを組んでつるむことは俺たちにとって諸刃の剣なのだ。
俺だってアラフィフリーマンさんとは気が合いそうなのだが、今のところ全力で信頼することはできないと思う。
だが、神器には優劣があるという情報くらいは明かしてもいいかもしれない。
なにも仲間になるか口も利かないかという2択ではない。
いつも一緒に行動しているわけではないけれどたまに一緒に酒を飲む、そのくらいの関係が一番お互いに居心地がいいということをおっさんは知っている。
「あの、まだ昼間ですけど少し飲みませんか?」
昼間の酒場に、2人のおっさんが消えていった。
「なるほど、神器同士に優劣があるのですね。神器などというご大層なアイテムですからどれも同程度に素晴らしい力を秘めていると思っていましたが、そうではないと」
「ええ、どうやらあの女神様は少し性格に問題がありそうですよ。優劣がある理由が、そのほうがおもしろそうだからというんですから」
「他人よりも劣った神器を持ってしまった人の葛藤や、優れた神器を手に入れた人の調子に乗る様を見て楽しむってことでしょうかね」
真昼間の人もまばらな酒場の一角に、向かい合って座るおっさんが2人。
俺とアラフィフリーマン氏である。
アラフィフリーマン氏は名を梶原さんというらしい。
仲良くしすぎないためにも、お互いに苗字だけを名乗り合うことにしたのだ。
アラフォーアラフィフの男同士の間にそれ以上の呼び名は必要ない。
梶原さんは俺の事を木崎さんと呼び、俺は梶原さんのことを梶原さんと呼ぶ。
それでいい。
俺たちの間柄は仲間でもなくさりとて敵でもない。
助け合う他人同士だ。
自分のことを優先し、余力でお互いに助け合う関係。
いわば同盟関係だ。
お互いに行動の指針や進むべき道は別だが、道の交わる部分では一緒に行動するし助け合える部分では助け合うという無理のない関係だ。
今日初めて会った人との関係だ、このくらいがベストだろう。
「それで、これからどうするのかもう予定は立てていますか?」
「そうですね。自分なりにお金を稼ぐ方法を模索してみて、無理そうなら普通に働きますかね」
「私は商人になりたいと思っています」
「商人ですか」
梶原さんは商人としてやっていけるだけの何かを持っているのだろうか。
この世界はざっと見たところ科学文明があちらの世界よりも遅れている。
それはおそらく便利な魔法の道具があるからだろう。
そんな世界だから、俺たちの持つ科学の知識や21世紀の常識はきっと金になる。
だが俺にはなにをどうしたら知識を金にすることができるのかはっきりと道筋を立てることはできない。
梶原さんにはそれができるのだろうか。
「私がすごく有能な人物であるとか勘違いしていませんか?」
「え?」
「私はどこにでもいる窓際を温めるだけのサラリーマンですよ。そんなに有能な人物ではない。ですが、私にはこれがあります」
そう言って梶原さんは一つの神器を具現化する。
手のひらに乗った小さなそれは、なんの変哲もない銀色のリングだ。
しかし神器であるからにはなんらかの能力があるのだろう。
「これは収納の指輪といって、多くの物をこの小さな指輪に仕舞っておくことのできる神器なのです」
「え!?」
いきなり神器を見せた梶原さんに少し驚いたが、よく考えてみたらこれから仕事で使うならば否がおうにも神器は人目につくことになる。
今俺に対して秘密にすることにそれほどの意味はない。
便利そうな神器で少しだけ羨ましい。
こんなに小さな指輪にたくさんの物を仕舞うことができるのならばそれは確かに商売になりそうだ。
行商人などは喉から手が出るほど欲しいものだろう。
なにせこの世界に列車やトラック、飛行機があるとは思えない。
これがあれば商品を大量に収納して自分だけが馬などで高速移動すれば大量の品物を迅速に運ぶことができる。
足の早い海産物などを海から遠い土地で売ればぼったくり価格でも人々は買う。
現代日本でもイカを生きたままトラックで東京まで運べるようになったのは科学技術が発達した最近になってからだ。
なんて先進的なビジネスなんだろうか。
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