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閑話2(とある異世界人視点)
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くそ、ついてねーぜ。
こんな手堅いレースで大穴が来るなんてよ。
阿鼻叫喚の叫び声に鼓膜が麻痺し、用なしになった馬券がひらひらと宙を舞う。
俺もあの大穴の馬券を買ってりゃあ、今晩は寿司ざ〇まいだったんだけどな。
しかしスっちまったもんは仕方がねえ。
財布の中身すべてぶっこんだ訳じゃねえからまだ資金には余裕がある。
競馬はこのあたりにしておいて、パチンコでも行くか。
ん?なんだ?
競馬場は光に包まれた。
眩しくて目が開けられねえ。
いったいなんだってんだ。
「はーい、こちらへ。残念ながら皆さんはあちらの世界へ勇者として召喚されてしまいました。元の世界に帰ることはできません」
「ふざけんな!」
「このクソあばずれ!!」
「ぶっ殺すぞ!」
「こっちは馬券が外れて気が立ってんだ!!」
手堅いと言われていたレースが外れたばかりの競馬場にいた連中ばかりだ。
今はお弁当温めますか?っていうコンビニ店員の言葉にも腹が立つような精神状態の奴が多い。
そんなタイミングでこのわけのわからねえ状況に置かれれば、キレちまうのも無理はねえ。
だが、立場というものを分からされたのは俺達のほうだった。
次の瞬間立っていることもできねえ程の恐怖と重圧に襲われる。
「ずいぶんと失礼な方々ですね。まあ精神状態が悪い人たちを選んでこの世界に呼んだのは私ですが……」
こいつが俺たちをこのわけのわからねえ場所に連れて来たと言われているのだが、誰も反論しようとは思わなかった。
この女はヤバイ。
絶対に逆らってはならない相手だということを魂に直接刻み込まれたような感覚だ。
「はぁ、もう説明するのが面倒になってきちゃいました。とにかく、あなた方はこれから異世界に向かってもらいます。あちらにある神器を一人につき3つまで持って行っていいですよ」
女神がけだるそうに手を振ると、重圧が消える。
俺は腰が抜けて座りこんじまった。
他の奴らも大体そんなもんだ。
ゲロゲロと胃の中身を吐き出している奴もいる。
下から色々出ちまってる奴も。
あの女はいったいなんなんだろうか。
きっとろくな存在じゃねえ。
悪魔かなにかかもしれねえ。
とにかく、その神器とかいうのを持って早く異世界とやらに向かうとしよう。
これ以上あの女と同じ空間にいると頭がおかしくなりそうだ。
拳銃を突きつけられているようで落ちつかねえ。
俺は女が指差した方向にある棚に向かった。
そこには色々な物が置いてあった。
武器や防具、ゴテゴテとしたアクセサリーのようなファンタジーチックなものから普通の日用品までありやがる。
これが全部神器なのだろうか。
そもそも神器ってなんだ?
神社に祭られている宝具みてーなものだと思うんだが、あれは別にすげー力があるってわけでも無いみてーだしよ。
ホントにすげー力を持ったアイテムなら奉らず使うよな。
あのやべー女が用意したこのアイテムはどう考えてもろくなもんじゃねえ。
それこそ神話で神が使ってるみてーな、やべーアイテムを俺達に持たせて戦い合わせるなんてことだって平気でやる女だぜ。
となると、このアイテムが俺達の初期装備になるってわけだ。
あの女はこのアイテムを持って異世界に行けって言ってたな。
勇者として召喚されたとかなんとかも言ってた気がするぜ。
「あ?消えた?」
隣の奴が置かれていた剣に触れたら剣が消えやがった。
どうやら触ると選んだとみなされるようだ。
しかも消えたアイテムは補充されることなく消えたままだ。
おいおい、マジかよ。
早いもの勝ちだっていうのかよ。
くそっ、こんな数のアイテムから何を選べばいい。
異世界ってところがどんなところかもわからねえし、どのアイテムがどんなアイテムだってこともわからねえ。
もしなんの力もなく、そのアイテムが見た目通りのただの武器やアクセサリーだったらどうする。
とにかく情報が足りねえ。
あの女が中途半端で説明を切り上げるから、全く状況がわからねえ。
「おい、あんた。今剣が消えたろ?その剣を選んだってことなのか?」
仕方がねえから俺はさっき剣に触れた男に話しかけてみる。
少しでも情報を引き出さねえと。
「ああ、なんか選んじまったみたいだ。でもいいアイテムだったぜ。竜殺しの剣って言って、切れ味抜群で光の斬撃とか飛ばせるんだぜ。あんたもここの文字、見てんだろ?」
「あ?文字?」
「文字だよ。ここにアイテムの説明が出てるだろ?」
剣を選んだ男はしきりに剣のあった棚を指差すが、俺には何も見えない。
自分しか見えないということに今更気付き、やばいという顔をする男。
このアイテムは俺達が異世界とかいうわけのわからない場所で生き抜くためのキーアイテムかもしれないのだ。
そして自分の所持しているアイテムの情報は、自分にしか見えないようになっていた。
それを男はみんなにも見えていると思ってぺらぺら話してしまった。
これはまずいとばかりに男は口を押さえて去っていった。
しかし男の話で大体の見当はついた。
ここにあるアイテムにはやはり不思議な力がある。
そしてその能力はアイテムを選べばおのずと分かる。
能力の説明は自分以外に見えない。
アイテムは触れれば選んだことになる。
これらの事実を踏まえて考えると、アイテム選びはほぼ運だな。
さっきの剣のように見た目通りの能力を備えたアイテムもあると思うが、本の見た目通りの能力ってなんだ?
アクセサリーだってそうだ。
となると、見た目から能力が想像しやすいものばかり選ぶのがいいように思える。
しかしそれも、罠に思えてくる。
アイテムをあのおっかねえ女が作ったと仮定して、あの女がそんな無難な考えの奴が有利になるような能力を設定しているだろうか。
どうにもそうは思えねえ。
もし、神器の能力に優劣があるとしたら。
剣や槍なんかのメジャーな武器にすげえ能力を設定しているとは思えねえんだよな。
だとすれば大穴狙いの日用品なんかが意外にすげえ神器だったりするかもしれねえ。
だが俺は大穴が嫌いなんだよな。
さっき嫌いになった。
あの女が裏の裏を読んで日用品に本当にしょぼい能力を設定している可能性も捨てきれねえ。
深読みしすぎて思考が身動きできなくなる、俺の悪い癖だ。
「ふぅ……」
もういいや、適当に選ぼ。
俺は朝はコーヒーが無いとダメだから缶コーヒーと、目が悪いからメガネ、あとはかっこいいから銃だな。
名称:神コーヒー
効果:神のごとき味と香り。眠気が吹き飛ぶ。気分が向上する。
名称:賢者の丸メガネ
効果:目が良くなる。頭も良くなる。
名称:3段変形銃
効果:拳銃、アサルトライフル、対戦車ライフルの3つの形に変形する銃。弾数無限。
こんな手堅いレースで大穴が来るなんてよ。
阿鼻叫喚の叫び声に鼓膜が麻痺し、用なしになった馬券がひらひらと宙を舞う。
俺もあの大穴の馬券を買ってりゃあ、今晩は寿司ざ〇まいだったんだけどな。
しかしスっちまったもんは仕方がねえ。
財布の中身すべてぶっこんだ訳じゃねえからまだ資金には余裕がある。
競馬はこのあたりにしておいて、パチンコでも行くか。
ん?なんだ?
競馬場は光に包まれた。
眩しくて目が開けられねえ。
いったいなんだってんだ。
「はーい、こちらへ。残念ながら皆さんはあちらの世界へ勇者として召喚されてしまいました。元の世界に帰ることはできません」
「ふざけんな!」
「このクソあばずれ!!」
「ぶっ殺すぞ!」
「こっちは馬券が外れて気が立ってんだ!!」
手堅いと言われていたレースが外れたばかりの競馬場にいた連中ばかりだ。
今はお弁当温めますか?っていうコンビニ店員の言葉にも腹が立つような精神状態の奴が多い。
そんなタイミングでこのわけのわからねえ状況に置かれれば、キレちまうのも無理はねえ。
だが、立場というものを分からされたのは俺達のほうだった。
次の瞬間立っていることもできねえ程の恐怖と重圧に襲われる。
「ずいぶんと失礼な方々ですね。まあ精神状態が悪い人たちを選んでこの世界に呼んだのは私ですが……」
こいつが俺たちをこのわけのわからねえ場所に連れて来たと言われているのだが、誰も反論しようとは思わなかった。
この女はヤバイ。
絶対に逆らってはならない相手だということを魂に直接刻み込まれたような感覚だ。
「はぁ、もう説明するのが面倒になってきちゃいました。とにかく、あなた方はこれから異世界に向かってもらいます。あちらにある神器を一人につき3つまで持って行っていいですよ」
女神がけだるそうに手を振ると、重圧が消える。
俺は腰が抜けて座りこんじまった。
他の奴らも大体そんなもんだ。
ゲロゲロと胃の中身を吐き出している奴もいる。
下から色々出ちまってる奴も。
あの女はいったいなんなんだろうか。
きっとろくな存在じゃねえ。
悪魔かなにかかもしれねえ。
とにかく、その神器とかいうのを持って早く異世界とやらに向かうとしよう。
これ以上あの女と同じ空間にいると頭がおかしくなりそうだ。
拳銃を突きつけられているようで落ちつかねえ。
俺は女が指差した方向にある棚に向かった。
そこには色々な物が置いてあった。
武器や防具、ゴテゴテとしたアクセサリーのようなファンタジーチックなものから普通の日用品までありやがる。
これが全部神器なのだろうか。
そもそも神器ってなんだ?
神社に祭られている宝具みてーなものだと思うんだが、あれは別にすげー力があるってわけでも無いみてーだしよ。
ホントにすげー力を持ったアイテムなら奉らず使うよな。
あのやべー女が用意したこのアイテムはどう考えてもろくなもんじゃねえ。
それこそ神話で神が使ってるみてーな、やべーアイテムを俺達に持たせて戦い合わせるなんてことだって平気でやる女だぜ。
となると、このアイテムが俺達の初期装備になるってわけだ。
あの女はこのアイテムを持って異世界に行けって言ってたな。
勇者として召喚されたとかなんとかも言ってた気がするぜ。
「あ?消えた?」
隣の奴が置かれていた剣に触れたら剣が消えやがった。
どうやら触ると選んだとみなされるようだ。
しかも消えたアイテムは補充されることなく消えたままだ。
おいおい、マジかよ。
早いもの勝ちだっていうのかよ。
くそっ、こんな数のアイテムから何を選べばいい。
異世界ってところがどんなところかもわからねえし、どのアイテムがどんなアイテムだってこともわからねえ。
もしなんの力もなく、そのアイテムが見た目通りのただの武器やアクセサリーだったらどうする。
とにかく情報が足りねえ。
あの女が中途半端で説明を切り上げるから、全く状況がわからねえ。
「おい、あんた。今剣が消えたろ?その剣を選んだってことなのか?」
仕方がねえから俺はさっき剣に触れた男に話しかけてみる。
少しでも情報を引き出さねえと。
「ああ、なんか選んじまったみたいだ。でもいいアイテムだったぜ。竜殺しの剣って言って、切れ味抜群で光の斬撃とか飛ばせるんだぜ。あんたもここの文字、見てんだろ?」
「あ?文字?」
「文字だよ。ここにアイテムの説明が出てるだろ?」
剣を選んだ男はしきりに剣のあった棚を指差すが、俺には何も見えない。
自分しか見えないということに今更気付き、やばいという顔をする男。
このアイテムは俺達が異世界とかいうわけのわからない場所で生き抜くためのキーアイテムかもしれないのだ。
そして自分の所持しているアイテムの情報は、自分にしか見えないようになっていた。
それを男はみんなにも見えていると思ってぺらぺら話してしまった。
これはまずいとばかりに男は口を押さえて去っていった。
しかし男の話で大体の見当はついた。
ここにあるアイテムにはやはり不思議な力がある。
そしてその能力はアイテムを選べばおのずと分かる。
能力の説明は自分以外に見えない。
アイテムは触れれば選んだことになる。
これらの事実を踏まえて考えると、アイテム選びはほぼ運だな。
さっきの剣のように見た目通りの能力を備えたアイテムもあると思うが、本の見た目通りの能力ってなんだ?
アクセサリーだってそうだ。
となると、見た目から能力が想像しやすいものばかり選ぶのがいいように思える。
しかしそれも、罠に思えてくる。
アイテムをあのおっかねえ女が作ったと仮定して、あの女がそんな無難な考えの奴が有利になるような能力を設定しているだろうか。
どうにもそうは思えねえ。
もし、神器の能力に優劣があるとしたら。
剣や槍なんかのメジャーな武器にすげえ能力を設定しているとは思えねえんだよな。
だとすれば大穴狙いの日用品なんかが意外にすげえ神器だったりするかもしれねえ。
だが俺は大穴が嫌いなんだよな。
さっき嫌いになった。
あの女が裏の裏を読んで日用品に本当にしょぼい能力を設定している可能性も捨てきれねえ。
深読みしすぎて思考が身動きできなくなる、俺の悪い癖だ。
「ふぅ……」
もういいや、適当に選ぼ。
俺は朝はコーヒーが無いとダメだから缶コーヒーと、目が悪いからメガネ、あとはかっこいいから銃だな。
名称:神コーヒー
効果:神のごとき味と香り。眠気が吹き飛ぶ。気分が向上する。
名称:賢者の丸メガネ
効果:目が良くなる。頭も良くなる。
名称:3段変形銃
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