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74.牛鬼の如意槍と宝箱
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「おっさん!!」
「だ、大丈夫……」
「大丈夫なわけねーだろ!!」
本当に大丈夫なんだけどな。
俺は腹に刺さった槍をぐっと掴んで一気に引き抜く。
ぶしゅっと血が噴き出たが、すぐに血は止まる。
内臓の損傷はさすがに自然治癒ではつらいので神酒をグビリと一口飲む。
ズキズキと痛む傷の痛みが鎮まっていき、やがて傷は無くなる。
「すげぇ、ハイポーションかよ」
この世界には神酒のように傷をたちまち治してしまう霊薬が他にもある。
有名なのがポーションというものだ。
魔法で作る薬なので俺の魔法知識にもあるが、ハイポーションと呼ばれる純度の高いものは神酒のように大怪我なんかも治すことができるようだ。
さすがに部位欠損や病気にも効く霊薬というのは作るのが難しかったり、貴重な魔物の素材が必要だったりしてあまり出回っていないようだが。
ハイポーションだと思ってくれているのならば、あえて訂正することもないだろう。
『ピロリロリン♪牛鬼の如意槍はシゲノブのものになった』
いつものように神器を手に入れた旨のアナウンスが鳴り響く。
この声は本人にしか聞こえていないようで、ミルファさんは何の反応も示さない。
牛鬼の如意槍か。
名前から考えても、おそらく能力は長さや大きさを変化させるというもので当たっているだろう。
ボス戦の戦利品はすべて俺が貰っていい約束になっているので、この槍はもう俺のものだ。
今まで神器を手に入れて嬉しいと思うことはあまり無かったが、これだけは特別だ。
敬意すら感じるような強敵だった。
己の持てる力を出し合っての勝利。
これが誇りという感情なのだろう。
俺は赤いミノタウロス、牛鬼に黙祷を奉げる。
強かったな、この牛。
俺はミルファさんに手を借りて立ち上がる。
「やったな、おっさん」
「ああ」
こつんと拳を合わせて勝利を喜び合う。
ゴゴゴという音がして、ボス部屋の奥にあった扉が開いた。
「たぶんあの奥に宝箱があるはずだ。デスダンジョンの宝は普通のダンジョンの比じゃねーって噂だ。お宝が出るぜ」
そう言われるとわくわくしてきた。
すごいお宝が出てくるかもしれないな。
俺達はそわそわしながら扉を潜る。
そこには大きな宝箱がひとつだけ。
奥には階段があって、おそらくあそこから地上に戻れるようになっているのだろう。
なにせ来た道が無くなってしまったから、どこかから帰れる道が無いと出られない。
ここは最初から、この階段を登らないと帰れないダンジョンだったわけだ。
とりあえず帰り道っぽいものがあってほっとしたところで、宝箱を開けるとしよう。
罠があるかもしれないということで、開けるのはミルファさんに任せる。
案の定罠はあったようで、毒液の滴る矢をミルファさんは慣れた手つきで外していく。
あんな強いボスと戦ってへとへとになったところで毒矢の罠なんて、つくづく鬼畜なダンジョンだ。
ミルファさんは宝箱の鍵穴に曲がった針金を2本差し入れてガチャガチャとやっている。
鍵までかかっていたのか。
あとその針金どこから出したの。
やっぱりビキニアーマーは色々とファンタジーだ。
ガチャリと音がして、宝箱の鍵が開いた。
「開けるぜ」
「ああ」
ミルファさんは静かに宝箱の蓋を開ける。
そこには様々な金属のインゴットやアクセサリー、宝石類、液体の入った瓶などが入っていた。
「すげぇ……。これ、剛力の指輪だ。神器だぜ。こっちはエリクサーだ。欠損すら癒す神の霊薬だぜ」
「そ、そうか……」
正直俺のテンションは微妙に下がる。
どっちもいらん。
「俺はさっきのボスが持ってた神器を貰ったし、金になるものをいくつか貰えればいいから。剛力の指輪とかエリクサーとかはミルファさんがもらうといいよ」
「いいのかよおっさん。だけどあたし、何もしてねーよ」
「そんなことは無いさ。俺はミルファさんからこの後貰えるであろうご褒美のために戦ったようなものなんだから」
「おっさん……」
ミルファさんは少し顔を赤らめ、潤んだ瞳で俺を見つめる。
なんだか今日、いけそうな気がする。
ダンジョンというのはボス部屋奥にあったダンジョンコアというものを破壊しない限りは、何度でもボスが蘇るそうだ。
ここは無人島だし、こんなに強いボスが守るボス部屋の奥にある宝部屋なんてまず人が来ることは無いだろう。
出口である階段は逆側からは来られないだろうし、ここは実質俺達だけの空間ということになる。
おっさんは野獣となった。
ちょっと一晩ほどダンジョンで過ごしてしまったおっさんとミルファさん。
天幕に残してきた船員たちのことなんて軽くどうでもよくなったが、一応どこかの町までは一緒に行こうかと思う。
「どうも、戻りました」
「おいおい、朝帰りかよお2人さん」
「ちょっとダンジョンに行っていただけですよ」
まあダンジョンで色々違う冒険もしてきたけど。
「ダンジョン?この島にそんなものがあったのか?」
「ええ。でもデスダンジョンって言って一度入ったらボスを倒すまで出られないヤバイダンジョンでしたよ」
「へぇ、兄さんお宝あったか?」
「まあまあですね」
変な気を起こされても困るのであまり金目のものを見せびらかしたくはないが、聞かれて隠すのも金目のものを持っていると言っているようなものだ。
俺は自分の取り分の、貴金属のアクセサリーを軽く見せた。
「すげぇ、高そうなアクセサリーだな。な、なあ、ダンジョンコアは壊してねーんだろ?だったら俺達も……」
「中で出てくる一番弱い魔物でもミノタウロスでしたよ?」
「俺達はやめとくぜ」
物分りのいい人たちで助かった。
まあミノタウロスの肉くらいは分けてあげてもいいだろう。
ミノタウロスの肉はオークの肉のように美味しく食べることができるらしい。
今日は大量の肉で焼肉といこうか。
「だ、大丈夫……」
「大丈夫なわけねーだろ!!」
本当に大丈夫なんだけどな。
俺は腹に刺さった槍をぐっと掴んで一気に引き抜く。
ぶしゅっと血が噴き出たが、すぐに血は止まる。
内臓の損傷はさすがに自然治癒ではつらいので神酒をグビリと一口飲む。
ズキズキと痛む傷の痛みが鎮まっていき、やがて傷は無くなる。
「すげぇ、ハイポーションかよ」
この世界には神酒のように傷をたちまち治してしまう霊薬が他にもある。
有名なのがポーションというものだ。
魔法で作る薬なので俺の魔法知識にもあるが、ハイポーションと呼ばれる純度の高いものは神酒のように大怪我なんかも治すことができるようだ。
さすがに部位欠損や病気にも効く霊薬というのは作るのが難しかったり、貴重な魔物の素材が必要だったりしてあまり出回っていないようだが。
ハイポーションだと思ってくれているのならば、あえて訂正することもないだろう。
『ピロリロリン♪牛鬼の如意槍はシゲノブのものになった』
いつものように神器を手に入れた旨のアナウンスが鳴り響く。
この声は本人にしか聞こえていないようで、ミルファさんは何の反応も示さない。
牛鬼の如意槍か。
名前から考えても、おそらく能力は長さや大きさを変化させるというもので当たっているだろう。
ボス戦の戦利品はすべて俺が貰っていい約束になっているので、この槍はもう俺のものだ。
今まで神器を手に入れて嬉しいと思うことはあまり無かったが、これだけは特別だ。
敬意すら感じるような強敵だった。
己の持てる力を出し合っての勝利。
これが誇りという感情なのだろう。
俺は赤いミノタウロス、牛鬼に黙祷を奉げる。
強かったな、この牛。
俺はミルファさんに手を借りて立ち上がる。
「やったな、おっさん」
「ああ」
こつんと拳を合わせて勝利を喜び合う。
ゴゴゴという音がして、ボス部屋の奥にあった扉が開いた。
「たぶんあの奥に宝箱があるはずだ。デスダンジョンの宝は普通のダンジョンの比じゃねーって噂だ。お宝が出るぜ」
そう言われるとわくわくしてきた。
すごいお宝が出てくるかもしれないな。
俺達はそわそわしながら扉を潜る。
そこには大きな宝箱がひとつだけ。
奥には階段があって、おそらくあそこから地上に戻れるようになっているのだろう。
なにせ来た道が無くなってしまったから、どこかから帰れる道が無いと出られない。
ここは最初から、この階段を登らないと帰れないダンジョンだったわけだ。
とりあえず帰り道っぽいものがあってほっとしたところで、宝箱を開けるとしよう。
罠があるかもしれないということで、開けるのはミルファさんに任せる。
案の定罠はあったようで、毒液の滴る矢をミルファさんは慣れた手つきで外していく。
あんな強いボスと戦ってへとへとになったところで毒矢の罠なんて、つくづく鬼畜なダンジョンだ。
ミルファさんは宝箱の鍵穴に曲がった針金を2本差し入れてガチャガチャとやっている。
鍵までかかっていたのか。
あとその針金どこから出したの。
やっぱりビキニアーマーは色々とファンタジーだ。
ガチャリと音がして、宝箱の鍵が開いた。
「開けるぜ」
「ああ」
ミルファさんは静かに宝箱の蓋を開ける。
そこには様々な金属のインゴットやアクセサリー、宝石類、液体の入った瓶などが入っていた。
「すげぇ……。これ、剛力の指輪だ。神器だぜ。こっちはエリクサーだ。欠損すら癒す神の霊薬だぜ」
「そ、そうか……」
正直俺のテンションは微妙に下がる。
どっちもいらん。
「俺はさっきのボスが持ってた神器を貰ったし、金になるものをいくつか貰えればいいから。剛力の指輪とかエリクサーとかはミルファさんがもらうといいよ」
「いいのかよおっさん。だけどあたし、何もしてねーよ」
「そんなことは無いさ。俺はミルファさんからこの後貰えるであろうご褒美のために戦ったようなものなんだから」
「おっさん……」
ミルファさんは少し顔を赤らめ、潤んだ瞳で俺を見つめる。
なんだか今日、いけそうな気がする。
ダンジョンというのはボス部屋奥にあったダンジョンコアというものを破壊しない限りは、何度でもボスが蘇るそうだ。
ここは無人島だし、こんなに強いボスが守るボス部屋の奥にある宝部屋なんてまず人が来ることは無いだろう。
出口である階段は逆側からは来られないだろうし、ここは実質俺達だけの空間ということになる。
おっさんは野獣となった。
ちょっと一晩ほどダンジョンで過ごしてしまったおっさんとミルファさん。
天幕に残してきた船員たちのことなんて軽くどうでもよくなったが、一応どこかの町までは一緒に行こうかと思う。
「どうも、戻りました」
「おいおい、朝帰りかよお2人さん」
「ちょっとダンジョンに行っていただけですよ」
まあダンジョンで色々違う冒険もしてきたけど。
「ダンジョン?この島にそんなものがあったのか?」
「ええ。でもデスダンジョンって言って一度入ったらボスを倒すまで出られないヤバイダンジョンでしたよ」
「へぇ、兄さんお宝あったか?」
「まあまあですね」
変な気を起こされても困るのであまり金目のものを見せびらかしたくはないが、聞かれて隠すのも金目のものを持っていると言っているようなものだ。
俺は自分の取り分の、貴金属のアクセサリーを軽く見せた。
「すげぇ、高そうなアクセサリーだな。な、なあ、ダンジョンコアは壊してねーんだろ?だったら俺達も……」
「中で出てくる一番弱い魔物でもミノタウロスでしたよ?」
「俺達はやめとくぜ」
物分りのいい人たちで助かった。
まあミノタウロスの肉くらいは分けてあげてもいいだろう。
ミノタウロスの肉はオークの肉のように美味しく食べることができるらしい。
今日は大量の肉で焼肉といこうか。
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