44 / 205
44.刺客勇者(不可逆的ていく3)
しおりを挟む
夜中、なぜか寒気がして布団を引き上げ寝返りを打つ。
直後、肩に猛烈な痛みを感じて飛び起きる。
「いでぇぇっ、な、なにがっ」
「ちっ、しくった!」
男爵邸の俺の部屋に、黒ずくめの男が侵入していた。
俺の肩には忍者の使うクナイのようなものが深々と刺さっている。
痛みで肩にぐっと力を入れれば、肩の筋肉に挟まれたクナイは抜けなくなった。
「く、抜けない!」
黒ずくめの男はクナイを諦め、後ろに飛び退く。
俺の蹴りは空ぶった。
なかなかに判断力がある男だ。
『ぴろりろりん♪神の苦無威はシゲノブのものになった』
やはり、神器か。
そうでなければ俺の肉体を刺し貫けるはずもない。
しかしここまで深く刺さるとは、なかなか良い神器らしい。
俺は肩に刺さった神器を引き抜く。
神の苦無威か。
どんな能力なのか気になるが、今はそんなことをしている暇は無い。
俺はクナイを消し、男に目を向ける。
予備の武器なのか腰の後ろから短剣を抜いた男は、額から一筋の汗を流してじりじりと少しずつ下がっている。
逃げるつもりなのか。
しかし屋敷には幾重にも罠が仕掛けて合ったし、この部屋にはかなり強力な結界を張ってあったはずなのだが、どうやって忍び込んだのかな。
男は窮地にあっても、なお不適に笑う。
まさか、と思った。
この部屋の結界を破ることができたと言うことは、男爵の部屋の結界も破れるということ。
俺は竜殺しの剣を具現化し、目にも留まらぬ速度で振るう。
「ぐぁぁぁぁっ」
光の剣閃が男の身体をズタズタに切り裂いた。
身体中から血を噴出して男は絶命する。
俺は男の死体を蹴り飛ばして異空間に放り込む。
『ぴろりろりん♪軽業師の指輪はシゲノブのものになった』
『ぴろりろりん♪ピッチャーミサンガはシゲノブのものになった』
どれが男の神器なのか分からなかったから、まとめて異空間に放り込んでみたがこれでも神器の所有権は移るみたいだな。
俺はそんなことを脳の片隅で考えながらも、男爵の部屋に向かって駆け出した。
嫌な予感がする。
こんなことならば先日神のスマホを手に入れたときに、すべての勇者の神器の情報を洗い出しておくべきだった。
プライバシーを著しく侵害する神のスマホへの心理的抵抗によって、俺はろくに他の勇者の情報を調べていないのだ。
自分の神器への奢りもあった。
アタリ神器を3つも持っている勇者は他にいないからといって、僅かな優越感に浸って天狗になっていたツケが回ってきたのだ。
男爵の部屋の前に到着する。
結界は破られてはいない。
俺は少しホッとする。
しかし良く考えてみれば俺の部屋の結界も、破られた感覚は無かったことに今になって気がつく。
まさか、まさかまさかまさか。
俺は結界を解き、男爵の部屋の扉を開ける。
「男爵!!!」
そこには胸から夥しい血を流している男爵の姿があった。
「くそっ、くそっくそっ、なんで俺はっ!!」
自分への怒りがこみ上げてくる。
なぜ、神のスマホを手に入れたときにすべての勇者の情報を調べておかなかったのか。
なぜ、もっと厳重な警備をしておかなかったのか。
なぜ、なぜ、なぜ……。
悔しさで涙がこみ上げてくる。
「まだだ……。まだ、諦めるには早い」
驚くほど冷静な言葉が自分の口から飛び出した。
胸が張り裂けそうなほどに激情が渦巻いているのに、頭だけはキンキンに冷えていた。
俺は男爵に走り寄り、呼吸を確認する。
呼吸は無い。
手首を取り、体温と脈を調べる。
男爵の手首はまだ温かい
しかし脈はない。
心臓停止から数分といったところか。
俺は男爵の胸に指をあて、魔力で体内をサーチする。
心臓は奇跡的に破壊されていない。
しかし心臓に繋がる大動脈が損傷している。
大量出血によるショック症状か。
俺は指先から魔法で電気ショックを発生させる。
ドクドクドクと、男爵の心臓は一瞬だけ動きを取り戻す。
衝撃で胸の傷からは血が噴出す。
これなら、いけるかもしれない。
俺はもう一度電気ショックで心臓を一時的に動かし、男爵の口に神酒を流し込む。
「飲んでくれ、頼む!男爵!戻ってきてくれ!!」
俺は何度かそれを繰り返した。
幾度目かになっただろうか。
諦めて別の方法を探そうかと思ったとき、男爵が咳き込んで口から神酒を吹き出す。
「がはぁっ、ごほっごほっ、はぁはぁ……」
「男爵!」
俺は男爵の背中をさすり、もう一度神酒をゆっくりと飲ませる。
胸の傷はあっという間に治った。
涙が止まらない。
それと同時に申し訳ないという気持ちがあふれ出す。
「男爵、すみません。私のせいでこんな目にあわせてしまいました。あと少し遅れていたら本当に死んでしまっていたかもしれません。私が、情報の確認を怠ったせいで……」
「し、しげのぶ殿、なにを言っているのですか。あなたがいなければ、私は死んでいましたよ。助けていただきありがとうございます」
くそっ、自分が情けなくなってくる。
どれほどすごい力を与えられようと、自分はうだつの上がらないサラリーマンだった頃と変わらない自分なのだと思い知る。
小さなミスに気をつけて、大きなミスを見逃してしまう自分という人間を忘れてしまっていた。
向こうでの仕事ならば大目玉を食らうだけで済んでいたが、今自分の立場でミスをすれば人の命が無くなる。
そんな基本的なことに今初めて気がついたような気がする。
「そう落ち込むようなことではありませんよ。私たち貴族は昔から繰り返してきたことです。殺し殺され、何万何億の屍の上にこの国は成り立っているのですよ。さあ、屋敷の被害状況を確認しに行きましょう」
改めて、住んでいた世界の違いを感じる。
男爵たちは、切って斬られての世界に生きてきたんだな。
そして俺も、今はその世界に身を置いている。
自分の顔面を思い切りパンチした。
かなり大きな音がして奥歯が吹っ飛んだけれど、気合は入った。
神酒をがぶがぶとバスケ部飲みして、奥歯を生やす。
「よし、行きましょうか」
「ええ」
俺と男爵は屋敷の被害状況を確認しに行くために、立ち上がったのだった。
直後、肩に猛烈な痛みを感じて飛び起きる。
「いでぇぇっ、な、なにがっ」
「ちっ、しくった!」
男爵邸の俺の部屋に、黒ずくめの男が侵入していた。
俺の肩には忍者の使うクナイのようなものが深々と刺さっている。
痛みで肩にぐっと力を入れれば、肩の筋肉に挟まれたクナイは抜けなくなった。
「く、抜けない!」
黒ずくめの男はクナイを諦め、後ろに飛び退く。
俺の蹴りは空ぶった。
なかなかに判断力がある男だ。
『ぴろりろりん♪神の苦無威はシゲノブのものになった』
やはり、神器か。
そうでなければ俺の肉体を刺し貫けるはずもない。
しかしここまで深く刺さるとは、なかなか良い神器らしい。
俺は肩に刺さった神器を引き抜く。
神の苦無威か。
どんな能力なのか気になるが、今はそんなことをしている暇は無い。
俺はクナイを消し、男に目を向ける。
予備の武器なのか腰の後ろから短剣を抜いた男は、額から一筋の汗を流してじりじりと少しずつ下がっている。
逃げるつもりなのか。
しかし屋敷には幾重にも罠が仕掛けて合ったし、この部屋にはかなり強力な結界を張ってあったはずなのだが、どうやって忍び込んだのかな。
男は窮地にあっても、なお不適に笑う。
まさか、と思った。
この部屋の結界を破ることができたと言うことは、男爵の部屋の結界も破れるということ。
俺は竜殺しの剣を具現化し、目にも留まらぬ速度で振るう。
「ぐぁぁぁぁっ」
光の剣閃が男の身体をズタズタに切り裂いた。
身体中から血を噴出して男は絶命する。
俺は男の死体を蹴り飛ばして異空間に放り込む。
『ぴろりろりん♪軽業師の指輪はシゲノブのものになった』
『ぴろりろりん♪ピッチャーミサンガはシゲノブのものになった』
どれが男の神器なのか分からなかったから、まとめて異空間に放り込んでみたがこれでも神器の所有権は移るみたいだな。
俺はそんなことを脳の片隅で考えながらも、男爵の部屋に向かって駆け出した。
嫌な予感がする。
こんなことならば先日神のスマホを手に入れたときに、すべての勇者の神器の情報を洗い出しておくべきだった。
プライバシーを著しく侵害する神のスマホへの心理的抵抗によって、俺はろくに他の勇者の情報を調べていないのだ。
自分の神器への奢りもあった。
アタリ神器を3つも持っている勇者は他にいないからといって、僅かな優越感に浸って天狗になっていたツケが回ってきたのだ。
男爵の部屋の前に到着する。
結界は破られてはいない。
俺は少しホッとする。
しかし良く考えてみれば俺の部屋の結界も、破られた感覚は無かったことに今になって気がつく。
まさか、まさかまさかまさか。
俺は結界を解き、男爵の部屋の扉を開ける。
「男爵!!!」
そこには胸から夥しい血を流している男爵の姿があった。
「くそっ、くそっくそっ、なんで俺はっ!!」
自分への怒りがこみ上げてくる。
なぜ、神のスマホを手に入れたときにすべての勇者の情報を調べておかなかったのか。
なぜ、もっと厳重な警備をしておかなかったのか。
なぜ、なぜ、なぜ……。
悔しさで涙がこみ上げてくる。
「まだだ……。まだ、諦めるには早い」
驚くほど冷静な言葉が自分の口から飛び出した。
胸が張り裂けそうなほどに激情が渦巻いているのに、頭だけはキンキンに冷えていた。
俺は男爵に走り寄り、呼吸を確認する。
呼吸は無い。
手首を取り、体温と脈を調べる。
男爵の手首はまだ温かい
しかし脈はない。
心臓停止から数分といったところか。
俺は男爵の胸に指をあて、魔力で体内をサーチする。
心臓は奇跡的に破壊されていない。
しかし心臓に繋がる大動脈が損傷している。
大量出血によるショック症状か。
俺は指先から魔法で電気ショックを発生させる。
ドクドクドクと、男爵の心臓は一瞬だけ動きを取り戻す。
衝撃で胸の傷からは血が噴出す。
これなら、いけるかもしれない。
俺はもう一度電気ショックで心臓を一時的に動かし、男爵の口に神酒を流し込む。
「飲んでくれ、頼む!男爵!戻ってきてくれ!!」
俺は何度かそれを繰り返した。
幾度目かになっただろうか。
諦めて別の方法を探そうかと思ったとき、男爵が咳き込んで口から神酒を吹き出す。
「がはぁっ、ごほっごほっ、はぁはぁ……」
「男爵!」
俺は男爵の背中をさすり、もう一度神酒をゆっくりと飲ませる。
胸の傷はあっという間に治った。
涙が止まらない。
それと同時に申し訳ないという気持ちがあふれ出す。
「男爵、すみません。私のせいでこんな目にあわせてしまいました。あと少し遅れていたら本当に死んでしまっていたかもしれません。私が、情報の確認を怠ったせいで……」
「し、しげのぶ殿、なにを言っているのですか。あなたがいなければ、私は死んでいましたよ。助けていただきありがとうございます」
くそっ、自分が情けなくなってくる。
どれほどすごい力を与えられようと、自分はうだつの上がらないサラリーマンだった頃と変わらない自分なのだと思い知る。
小さなミスに気をつけて、大きなミスを見逃してしまう自分という人間を忘れてしまっていた。
向こうでの仕事ならば大目玉を食らうだけで済んでいたが、今自分の立場でミスをすれば人の命が無くなる。
そんな基本的なことに今初めて気がついたような気がする。
「そう落ち込むようなことではありませんよ。私たち貴族は昔から繰り返してきたことです。殺し殺され、何万何億の屍の上にこの国は成り立っているのですよ。さあ、屋敷の被害状況を確認しに行きましょう」
改めて、住んでいた世界の違いを感じる。
男爵たちは、切って斬られての世界に生きてきたんだな。
そして俺も、今はその世界に身を置いている。
自分の顔面を思い切りパンチした。
かなり大きな音がして奥歯が吹っ飛んだけれど、気合は入った。
神酒をがぶがぶとバスケ部飲みして、奥歯を生やす。
「よし、行きましょうか」
「ええ」
俺と男爵は屋敷の被害状況を確認しに行くために、立ち上がったのだった。
95
お気に入りに追加
8,909
あなたにおすすめの小説

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。

スキルを得られない特殊体質の少年。祠を直したらユニークスキルもらえた(なんで??)
屯神 焔
ファンタジー
魔法が存在し、魔物が跋扈し、人々が剣を磨き戦う世界、『ミリオン』
この世界では自身の強さ、もしくは弱さを知られる『ステータス』が存在する。
そして、どんな人でも、亜人でも、動物でも、魔物でも、生まれつきスキルを授かる。
それは、平凡か希少か、1つか2つ以上か、そういった差はあれ不変の理だ。
しかし、この物語の主人公、ギル・フィオネットは、スキルを授からなかった。
正確には、どんなスキルも得られない体質だったのだ。
そんな彼は、田舎の小さな村で生まれ暮らしていた。
スキルを得られない体質の彼を、村は温かく迎え・・・はしなかった。
迫害はしなかったが、かといって歓迎もしなかった。
父親は彼の体質を知るや否や雲隠れし、母は長年の無理がたたり病気で亡くなった。
一人残された彼は、安い賃金で雑用をこなし、その日暮らしを続けていた。
そんな彼の唯一の日課は、村のはずれにある古びた小さな祠の掃除である。
毎日毎日、少しずつ、汚れをふき取り、欠けてしまった所を何とか直した。
そんなある日。
『ありがとう。君のおかげで私はここに取り残されずに済んだ。これは、せめてものお礼だ。君の好きなようにしてくれてかまわない。本当に、今までありがとう。』
「・・・・・・え?」
祠に宿っていた、太古の時代を支配していた古代龍が、感謝の言葉と祠とともに消えていった。
「祠が消えた?」
彼は、朝起きたばかりで寝ぼけていたため、最後の「ありがとう」しか聞こえていなかった。
「ま、いっか。」
この日から、彼の生活は一変する。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

初めての異世界転生
藤井 サトル
ファンタジー
その日、幸村 大地(ゆきむら だいち)は女神に選ばれた。
女神とのやり取りの末、大地は女神の手によって異世界へと転生する。その身には女神にいくつもの能力を授かって。
まさにファンタジーの世界へ来た大地は聖女を始めにいろんな人に出会い、出会い金を稼いだり、稼いだ金が直ぐに消えたり、路上で寝たり、チート能力を振るったりと、たぶん楽しく世界を謳歌する。
このお話は【転生者】大地と【聖女】リリア。そこに女神成分をひとつまみが合わさった異世界騒動物語である。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。

【スキルコレクター】は異世界で平穏な日々を求める
シロ
ファンタジー
神の都合により異世界へ転生する事になったエノク。『スキルコレクター』というスキルでスキルは楽々獲得できレベルもマックスに。『解析眼』により相手のスキルもコピーできる。
メニューも徐々に開放されていき、できる事も増えていく。
しかし転生させた神への謎が深まっていき……?どういった結末を迎えるのかは、誰もわからない。

念動力ON!〜スキル授与の列に並び直したらスキル2個貰えた〜
ばふぉりん
ファンタジー
こんなスキルあったらなぁ〜?
あれ?このスキルって・・・えい〜できた
スキル授与の列で一つのスキルをもらったけど、列はまだ長いのでさいしょのすきるで後方の列に並び直したらそのまま・・・もう一個もらっちゃったよ。
いいの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる