召喚聖女の教育係を押しつけられたら、恋愛フラグ回避に協力しろと頼まれました。

「私の恋愛フラグ回避に協力してください！」

国を救うために召喚された聖女が涙ながらに助けを求めてきた。

名門の魔術師の一族として生まれたが、落ちこぼれと言われて育ったクルト。
生まれが良いばかりに若くして役職を与えられるも、陰口を言われる日々。
自分の魔術の才能にも容姿にもまったく自信がない。
　
そんなクルトに、世界を救うために召喚された聖女の教育係の役目が与えられる。
聖女は「自分は乙女ゲームの主人公だ」と言い、これから自分の身に起こる運命に逆らいたいと訴えてきた。
クルトはそんな聖女に協力することを約束する。
すると、クルトの前には次々と聖女の恋愛相手となるはずの者たちが現れる。
　


※ 第12回ＢＬ大賞 にエントリーしております。
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