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店員さん~?~
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しおりを挟む「んっ……はあ、んっ……あんっ」
「すごい綺麗、ねえ、もっと顔を見せて」
彼に顎を掴まれ彼の方に向けられる。涙で彼の顔がぼやけて見える。
グチュグチュと中が擦れあう音が部屋に響いて、耳をも犯される。
両手を頭の上で一つにされ、手錠をかけられている。くちびるを噛んで彼の怒張を押し込まれる快楽に耐える。
達する寸前で止められて、ゆっくりとしたもどかしい刺激になる。段々動きが激しくなり、達しそうになると、また止められる。
イきたくてもイけない状態がずっと続いて、もう訳が分からなくなっていた。
「拓己、さ……イきたい……ああっ」
「僕の目を見て、好きって言えたらイかしてあげる」
「好き……、すき、だからぁ……もっと、して……おねが、んっ……ああ!」
もうイきたくてたまらない。
ナカを激しく責め立てて、思いっきり突いてイかせてほしい。
「……んっ、はぁ、いいね……腰にクる」
彼の怒張がナカでさっきより大きくなる。激しくなった抽挿が、私を高みへ押し上げていく。
「あ……ああっ、や、んぁぁっ……」
手錠ごと腕を掴まれて固定され、最奥に彼の猛りが入り込む。グリグリと奥を刺激されて腰に痺れるような快感が集まる。
「あああん! やぁ……イく、イっちゃう……――!」
「……んっ……くっ」
ドクドクと中に熱いモノが出るのを薄い膜越しに感じる。
彼はゆっくりと腰を引き、肉棒を取り出す。ゴムをごみ箱に捨ててからベッドに戻ってきて手錠を外し、跡のついた私の手首をさする。
「跡、ついちゃいましたね」
「笑顔で言われるとこわいです」
「僕がつけた跡って思ったら嬉しくて」
そんなものなのかと絶頂後のぼうっとした頭で考える。拓己さんはキッチンに行って水を注ぐ。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
ベッドから起き上がってコップの水を飲む。カーテンの隙間から日が差し込んで水がキラキラと光る。
「こたつ出したんですね。僕の家にはないからうらやましいです。入り浸ろうかなー」
「やめてください」
「ケチー」
「普通です」
ずっと焦らされた後に激しくイったせいか頭が痛い……。
完全に流されている自覚はある。このままじゃだめだってこともわかってる。
「じゃあ僕の家に入り浸ってくださいよ。鍵渡してるんですから。ここの三倍は広いですよ。こたつも買いますし」
「嫌です。外出するの面倒ですし。今日こそ拓己さんが勝手において帰った鍵、持って帰ってくださいよ」
「うわあ、傷つくなぁ。……じゃあ一緒に住みましょうよ。家賃もいらなくなるし、広いですよ」
狭い部屋ですいませんね、と内心言い返す。
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