殿方逢瀬(短編集)

九条 いち

文字の大きさ
上 下
64 / 86
瀬崎さん~口下手な彼~

26

しおりを挟む
 
瀬崎さんは私のブラジャーを外す。乳房が彼の前に出される。先は恥ずかしいぐらいに立っていた。彼は乳首に舌を這わせる。下から上へと移動する彼の濡れた体温に体が熱くなる。

「んっ……今は、ダメ……」

 気持ちよくて足に力が入らなくなってしまう。膝がだんだんと開いていき、彼の怒張を飲み込んでいく。痛いはずなのに、乳首の気持ちよさに中の感覚が麻痺してしまったのだろうか。痛みすらも気持ちよく感じてしまう。
 瀬崎さんは前のめりになりもう片方の乳首を舐め、濡れているもう片方の乳首を指で弄る。両方の乳首から快感が与えられて何も考えられなくなる。

「ああ……あんっ……んっ」

 乳首を舌先でコロコロと転がされて押し込まれる。胸の形が変わるくらいに押し込まれて甘い感覚が下に伝わる。ヒクヒクと収縮する中に彼の怒張が入ってきて彼をきつく締めてしまう。

「悠衣、こっち向き」

 瀬崎さんの声がして彼の方を見ると目が合う。彼にすぐキスをされ、大きな舌が入ってくる。口でも下でも彼の大きなものを受け入れてるなんて。いっぱいいっぱいになって彼のモノを受け入れるのに精いっぱいになのに。
 ずぷっ、グチュグチュッ

「ンッ……」
「はぁ……悠衣、大丈夫か」

 私のお尻と彼の腿がピタッとくっつく。彼の怒張をすべて受け入れることができた。圧迫感はあるが、痛みはなくなっていた。

「はい……あんッ」

 彼の怒張が脈打って少し大きくなる。まだ大きくなるなんて。でも、彼のを受け入れられた。彼のモノをすべて受け入れられた達成感で嬉しくなる。

「瀬崎さん……」
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

元彼にハメ婚させられちゃいました

鳴宮鶉子
恋愛
元彼にハメ婚させられちゃいました

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...