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1章
2話 妖精・・・ってまじか。
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*皆さんこんばんは、雑草です。物語の展開が早いのは作者の駄文のせいです。いつもの駄文となりますので感想に「馬鹿め、この程度文才で満足しているのか?」とでもお書き下さい。作者は頑張るでしょう。多分。
毎朝、同じ時間に起きて朝食をとり、家中を探索したり魔法大全を読み漁る。
それがシュテルの日常だった。
シュテルが異世界に来てから1ヶ月とちょっと。
人間、毎日同じことをしていると飽きてくるものである。
それは異世界での生活に馴染み始めたシュテルにも当てはまる。
「暇だ」
ふと、シュテルの口からそんな言葉が漏れた。
生まれてすぐ歩けるようになったり、両親の衝撃的な発言を聞いてしまったり。
非日常が毎日のようにシュテルに降り掛かっていたわけだが、やはり人間、適応は早い。
地球では有り得なかったことも1週間後には違和感を感じなくなり、2週間たつころには日常と化している。
いい加減、家に引きこもるのにも飽きてきたのだが・・・
シュテルが家から出るためには関門がある。
それは、シュテルの部屋から玄関までの距離。
何度チャレンジしてもそのつど両親に阻まれるのだ。
そして、耳にタコができるぐらいに言われた「お前にはまだ早い」。
まだ早いって1ヶ月半たってるじゃないですか!
生後1ヶ月半だけど!
まあ、俺は他の子より成長が遅いらしいしどんな親でも心配は付き物だろうけど。
「何かあったらどうするの!」と言う言葉が最強説を考え始めるシュテル。
思考がズレているのに彼は気づかない。
・・・そもそも、1ヶ月半でほぼ完全に運動できるのがおかしいのだが、シュテルは既にこの世界の常識に侵食され始めていた。
しばらくして。
シュテルは部屋からそーと抜け出し、玄関に一直線にダッシュする。
事前に足音を聞いたり気配を探り、誰もいないことは確認済みである。
部屋の角を曲がり、後は直線と意気込んでいた彼は、ちょうど彼の部屋に向かってきた父親と顔を合わせた。
「シュテル?そんなに急いでどうしたんだい?」
「あ、パパ・・・」
しまったと顔を顰めるシュテル。
これで通算24回目の脱出失敗であった。
「それで、シュテル。どうして外に出たいんだい?」
問い詰められたシュテルは口を開きかけ、慌てて口を閉じる。
まさか、家の中に引きこもってるのに飽きたとは言えない。
シュテルがじっと黙っていると、彼の父親が口を開いた。
「シュテルが外に出たい気持ちは分かるんだがな、お前はまだ身体強化も使えないだろう?せめてあれが使えないともしもの時にシュテルが困るんだよ。」
何度目かの忠告。
そもそもシュテルは身体強化の方法を知らないため、キョトンとした表情を見せる。
「フェボル!またシュテルが・・・て、もう捕まえてたのね。」
彼が足止めをくらっていると、今度は彼の母が登場した。
「アトラ、シュテルが身体強化の使い方を知らないみたいなんだが・・・」
「え~?あれって何も考えなくてもできるはずなんだけど・・」
「そうなんだがな・・・」
パパンもママンも視線が痛いです。
身体強化なんて俺知らないんですけどあの。
「とりあえず、まだ家の中で遊んでいなさい。」
シュテルの抵抗虚しく、玄関から遠ざけられる。
その途中にあった木に彼は注目する。
その木は虹色に輝いていて見えた。
「ん?シュテル、この木に興味があるのかい?」
ピタリと止まったシュテルに、パパンことフェボルは声をかける。
木に集中していたため、いきなり声をかけられたシュテルはビクリと肩を跳ねさせた。
「シュテルには、この木は何色に見えるんだい?」
「えっと・・・虹色でキラキラしてる・・」
「に、虹色かい?特に明るく見える色はないのかい?」
先程までニコニコ分かっていたフェボルは急に困ったような顔をして問いかける。
シュテルはもう一度じっくり木を見つめる。
「にんげーん!さっきからなにしてるの~?」
ポンとなにかが頭の上に乗っている。
頭上から聞こえる声にシュテルはゆっくり視線を上にあげ、その声の主を確認した。
「え!?」
「きゃははは!にんげんおもしろーい!」
小さな人形の何かがシュテルの頭の周りを飛び回っている。
あまりの驚きでシュテルが硬直していると、それをフェボルがひょいっとつまみ上げた。
「フェボルだ~ふぇぼふぇぼ~~!」
「シャドウ、今シュテルは大事な時期なんだ。少し大人しくしてくれ。」
フェボルがシャドウを軽く睨みながら言う。
シャドウは特に悪びれた様子もなく羽をパタパタさせて笑っている。
シュテルが我に返ってじっとシャドウを見つめているとまた頭に軽い衝撃がした。
「シャドー!いつまで遊んで・・・って人間!?」
「にんげんだ!」
「わー!あそんで~!!」
「ずるい!私も遊ぶの!」
「・・・」
いつの間にかシュテルの頭の上にシャドウににた生き物達が陣取っている。
「お前達・・・・」
フェボルはシャドウを持ったまま大きくため息をつく。
シュテルの頭の上では、誰が乗るかで取っ組み合いが始まっていた。
「ぱ、パパ・・・これは・・・・」
困惑顔でシュテルはフェボルに問いかける。
これ、と言われたのに腹が立ったのか、シュテルはペちペちと頭を叩かれている。
「むー!ライトは『これ』じゃないもん!妖精だもん!」
妖精と名乗ったのは、シュテルの頭の真ん中を陣取っていた一際明るく輝くライト。
ほかの妖精も同調するようにシュテルの頭を叩く。
「いてっいてて・・よ、妖精!?」
大人しく叩かれていたシュテルは妖精という単語に驚き飛び上がる。
彼の頭に乗っていた妖精達は宙に投げ出され、次の瞬間には空中を楽しそうに飛びまわっていた。
「シュテル~今のもう一回やって~」
シュテルの周りを飛びまわる妖精達。
ヒラヒラと頭の周りをを飛び回られ、シュテルはハエみたいだな、と失礼なことを考えた。
「まさかこの木・・・」
「なにかわかるの?ブルー?」
若干2名はシュテルの見ていた木の上をホバリングしているが。
「シャドウ、ライト、ウィンド、アース・・・それにレッドとブルー・・・お前達も来たのか・・・」
フェボルが珍しくげんなりしている。
原因としてはとても扱いが面倒な妖精が複数登場したからだろう。
考えなくてはならないことが増え、フェボルは正直お手上げだった。
だが、フェボルは諦めない。
妖精を無視してシュテルに話しかける。
「シュテル、さっきの話の続きなんだが。」
「パパ・・妖精って本当にいるんだね。」
が、妖精に目を輝かせる我が子を見て再度撃沈した。
*勝った(謎)駄文が2700文字も続けば感想欄に草が生えるはず(妄想)
ということで、お気に入り登録をする際はついでに感想もポチポチっとやってもらえると嬉しいです。今後もよろしくお願いします!
毎朝、同じ時間に起きて朝食をとり、家中を探索したり魔法大全を読み漁る。
それがシュテルの日常だった。
シュテルが異世界に来てから1ヶ月とちょっと。
人間、毎日同じことをしていると飽きてくるものである。
それは異世界での生活に馴染み始めたシュテルにも当てはまる。
「暇だ」
ふと、シュテルの口からそんな言葉が漏れた。
生まれてすぐ歩けるようになったり、両親の衝撃的な発言を聞いてしまったり。
非日常が毎日のようにシュテルに降り掛かっていたわけだが、やはり人間、適応は早い。
地球では有り得なかったことも1週間後には違和感を感じなくなり、2週間たつころには日常と化している。
いい加減、家に引きこもるのにも飽きてきたのだが・・・
シュテルが家から出るためには関門がある。
それは、シュテルの部屋から玄関までの距離。
何度チャレンジしてもそのつど両親に阻まれるのだ。
そして、耳にタコができるぐらいに言われた「お前にはまだ早い」。
まだ早いって1ヶ月半たってるじゃないですか!
生後1ヶ月半だけど!
まあ、俺は他の子より成長が遅いらしいしどんな親でも心配は付き物だろうけど。
「何かあったらどうするの!」と言う言葉が最強説を考え始めるシュテル。
思考がズレているのに彼は気づかない。
・・・そもそも、1ヶ月半でほぼ完全に運動できるのがおかしいのだが、シュテルは既にこの世界の常識に侵食され始めていた。
しばらくして。
シュテルは部屋からそーと抜け出し、玄関に一直線にダッシュする。
事前に足音を聞いたり気配を探り、誰もいないことは確認済みである。
部屋の角を曲がり、後は直線と意気込んでいた彼は、ちょうど彼の部屋に向かってきた父親と顔を合わせた。
「シュテル?そんなに急いでどうしたんだい?」
「あ、パパ・・・」
しまったと顔を顰めるシュテル。
これで通算24回目の脱出失敗であった。
「それで、シュテル。どうして外に出たいんだい?」
問い詰められたシュテルは口を開きかけ、慌てて口を閉じる。
まさか、家の中に引きこもってるのに飽きたとは言えない。
シュテルがじっと黙っていると、彼の父親が口を開いた。
「シュテルが外に出たい気持ちは分かるんだがな、お前はまだ身体強化も使えないだろう?せめてあれが使えないともしもの時にシュテルが困るんだよ。」
何度目かの忠告。
そもそもシュテルは身体強化の方法を知らないため、キョトンとした表情を見せる。
「フェボル!またシュテルが・・・て、もう捕まえてたのね。」
彼が足止めをくらっていると、今度は彼の母が登場した。
「アトラ、シュテルが身体強化の使い方を知らないみたいなんだが・・・」
「え~?あれって何も考えなくてもできるはずなんだけど・・」
「そうなんだがな・・・」
パパンもママンも視線が痛いです。
身体強化なんて俺知らないんですけどあの。
「とりあえず、まだ家の中で遊んでいなさい。」
シュテルの抵抗虚しく、玄関から遠ざけられる。
その途中にあった木に彼は注目する。
その木は虹色に輝いていて見えた。
「ん?シュテル、この木に興味があるのかい?」
ピタリと止まったシュテルに、パパンことフェボルは声をかける。
木に集中していたため、いきなり声をかけられたシュテルはビクリと肩を跳ねさせた。
「シュテルには、この木は何色に見えるんだい?」
「えっと・・・虹色でキラキラしてる・・」
「に、虹色かい?特に明るく見える色はないのかい?」
先程までニコニコ分かっていたフェボルは急に困ったような顔をして問いかける。
シュテルはもう一度じっくり木を見つめる。
「にんげーん!さっきからなにしてるの~?」
ポンとなにかが頭の上に乗っている。
頭上から聞こえる声にシュテルはゆっくり視線を上にあげ、その声の主を確認した。
「え!?」
「きゃははは!にんげんおもしろーい!」
小さな人形の何かがシュテルの頭の周りを飛び回っている。
あまりの驚きでシュテルが硬直していると、それをフェボルがひょいっとつまみ上げた。
「フェボルだ~ふぇぼふぇぼ~~!」
「シャドウ、今シュテルは大事な時期なんだ。少し大人しくしてくれ。」
フェボルがシャドウを軽く睨みながら言う。
シャドウは特に悪びれた様子もなく羽をパタパタさせて笑っている。
シュテルが我に返ってじっとシャドウを見つめているとまた頭に軽い衝撃がした。
「シャドー!いつまで遊んで・・・って人間!?」
「にんげんだ!」
「わー!あそんで~!!」
「ずるい!私も遊ぶの!」
「・・・」
いつの間にかシュテルの頭の上にシャドウににた生き物達が陣取っている。
「お前達・・・・」
フェボルはシャドウを持ったまま大きくため息をつく。
シュテルの頭の上では、誰が乗るかで取っ組み合いが始まっていた。
「ぱ、パパ・・・これは・・・・」
困惑顔でシュテルはフェボルに問いかける。
これ、と言われたのに腹が立ったのか、シュテルはペちペちと頭を叩かれている。
「むー!ライトは『これ』じゃないもん!妖精だもん!」
妖精と名乗ったのは、シュテルの頭の真ん中を陣取っていた一際明るく輝くライト。
ほかの妖精も同調するようにシュテルの頭を叩く。
「いてっいてて・・よ、妖精!?」
大人しく叩かれていたシュテルは妖精という単語に驚き飛び上がる。
彼の頭に乗っていた妖精達は宙に投げ出され、次の瞬間には空中を楽しそうに飛びまわっていた。
「シュテル~今のもう一回やって~」
シュテルの周りを飛びまわる妖精達。
ヒラヒラと頭の周りをを飛び回られ、シュテルはハエみたいだな、と失礼なことを考えた。
「まさかこの木・・・」
「なにかわかるの?ブルー?」
若干2名はシュテルの見ていた木の上をホバリングしているが。
「シャドウ、ライト、ウィンド、アース・・・それにレッドとブルー・・・お前達も来たのか・・・」
フェボルが珍しくげんなりしている。
原因としてはとても扱いが面倒な妖精が複数登場したからだろう。
考えなくてはならないことが増え、フェボルは正直お手上げだった。
だが、フェボルは諦めない。
妖精を無視してシュテルに話しかける。
「シュテル、さっきの話の続きなんだが。」
「パパ・・妖精って本当にいるんだね。」
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