5 / 34
第05話 我輩 VS. 復讐を企てる追放勇者
しおりを挟む
我城にまた来訪者が……現れなかった。
転生勇者がいないわけではない。勇者の矛先が他へ向いているのだ。
「はぁ……。なんと愚かしい」
本来ここへ来るはずだった勇者は、転生時に得た女神のギフト《何でも一つだけ願いを叶えられる力》で、「自分では思いつかないような超すごいスキルが欲しい」と願い、《異次元収納》にスキル進化することができる《収納》というスキルを獲得した。
しかし、この《収納》という外れスキルしか持たないという理由で勇者パーティーから追い出され、国からも能力がないのに勇者を騙り支援を不正に受け取ったとして国外追放を言い渡された。
この追放勇者は国から持ち逃げした金で隣国の奴隷を買い、その奴隷に戦わせて経験値を稼ぎ、スキル《収納》がスキル《異次元収納》に進化したところで、ようやく自分のスキルの真価に気づいたのだった。
《異次元収納》というスキルは、無限に持ち物を入れたり取り出したりできるのはもちろん、元々入手していなくても望んだアイテムを自由に取り出すことができる。
それはもはや無から物質を生み出す神がかりてきな所業である。
追放勇者は自分を追放したパーティーを罠にハメて全滅させ、そして国にも復讐すべく王城に忍び込んでいた。
自分を透明化する外套をまとい、スルスルと奥へ進み、国王の間に手をかけた。
そして、国王の間をゆっくりと開いた。
「ようこそ、勇者君」
国王の間への扉を開いた先にあったのは、ここ、我城の玉座の間である。
もちろん、我輩が空間を超越してつなげたのだ。
勇者は思わぬ歓迎の言葉に戸惑っているが、透明化した自分の存在がまだバレていないと思っているのか、忍び足でそーっと前に進んでくる。
我輩が国王でないのは一目瞭然だろう。
なにしろ、白いTシャツに黒い短パンという、庶民でも最底辺のような格好をしているのだ。しかも自分より若いときた。
ただし、間違いなく玉座であろう高級そうな椅子に足を組んで座っている。肘置きに右肘を立て、右の頬を支えている。
「言っておくが、見えているぞ」
そう言っても信じないので透明化の外套を燃やしてやると、勇者は慌てて外套を脱ぎ捨てた。
この勇者は見た目に無頓着で、防具店でテキトーに性能のよさそうなものを買いあさって身に着けていた。異次元収納から自分で取り出すには、防具の性能やデザインを考える頭が足りなかったのだ。
タレ目な豚ヅラのこいつにはお似合いだ。
「何なんだ。ここは国王の間ではないのか? おまえは誰だ? 国王はどこだ?」
「ここは魔界だ。勇者として異世界召喚されたくせに、いつまで経っても来ないから、無理やり来させたのだ」
「はぁ? なんでだよ! おまえには関係ないだろ。邪魔すんな」
こいつはとことん性根が腐っている。
自分を追放したパーティーへの復讐を遂げたときには、「ざまぁ! ざまぁあああああっ!」と狂喜して叫んでいた。
そして、国王に対しては「いまさら帰ってきてほしいと懇願してももう遅いんだよ」という捨て台詞を吐き捨ててから殺すつもりだったのだ。
あーあ、セリフまで事前に準備しちゃって。
「おまえさぁ、それ、逆恨みだよ。自分を追放した奴らが狭量だとか思っているようだけど、自分だって、スキル《収納》がスキル《異次元収納》に進化するって気づいてなかったじゃん。『自分は荷物担当だから』って言っていっさい戦わなかったから経験値が入らなかったんだよね? 結局は自分の失態、自業自得じゃん」
「そんなのしょうがないだろ! まさかスキルが進化するなんて思いも寄らなかったんだから!」
「元をたどればさぁ、『自分では思いつかないような』なんて願うから分不相応なスキルになったんでしょ。ちゃんと自分の頭で考えて女神のギフトを使えばよかっただけの話だよ」
勇者は「ぐぬぬ」と歯を食いしばった。言い返す言葉が見つからないのだ。
そのことが分かっているから、我輩はじっくりと待ってやった。我輩がしゃべったらこいつがホッとするからな。
そうしてたっぷり五分ほど黙りこくっていた勇者がようやく口を開いた。
「過去のことはもうどうでもいい。いまとなっては外れスキル《収納》は最強スキル《異次元収納》へと進化した。俺が世界を躾してやるんだ。これは世直しだ」
「何が世直しだ。ただの逆恨み犯罪者が正義ヅラするんじゃねーよ。泥棒した金や異次元から出しまくった金で奴隷をたくさん買うような奴、勇者でも何でもないじゃん」
「いいや、俺は勇者だ。奴隷は丁重に扱っているし、俺といれば幸せになれるんだから、俺は買った分だけ奴隷を救ったんだ」
馬鹿みたいな言い訳だが、こいつにとっては言い逃れのつもりではなく、これを本気で言っているのだ。びっくりするよね。
「従順な美少女ばっかり買っといて、マジでそれはないわ。下心満載のくせして恩着せがましいのもひどい。男全般と、美しくない少女と、成人済み女性はスルーしただろ。奴隷商の単なる顧客のくせに、間違っても奴隷を救ったなんて言うなよ」
「人選はたまたまだ」
「じゃあおまえの奴隷、小汚いおっさんに変えてやるよ」
「は?」
勇者はステータスウィンドウを開き、スワイプして奴隷のステータスを閲覧しだした。
そこには奴隷が中年男性であることが表示されている。
勇者は固まった。しばらく放心していたが、表示だけが変わっているのだと信じ、《異次元収納》に潜ませていた奴隷を取り出した。
「嘘だろ……」
腹の出たおっさんが異次元空間からとぼとぼと歩いて出てきた。
その数、五人。
勇者は改めて固まった。
「あらら、悔ちぃねぇ~、ボクちゃん。ホラホラ、我輩にも復讐してみ。復讐して『ざまぁ』って吐き捨ててごらんよ」
「くっそーっ! いまさら謝っても遅いからな!」
勇者は異次元空間に手を突っ込み、そこから大きな筒状の武器を取り出した。
それはロケットランチャーだ。勇者は迷いなく我輩に撃ち込んできた。
爆音とともに発射された弾は、透明な壁に着弾し、爆音とともに黒い煙で視界を覆った。
この勇者、いつもは奴隷たちと連携したりして戦っているのに、奴隷の容姿がおっさんに変わったとたん見向きもしなくなった。中身が変わってないかなど確かめもしない。
それに、我輩が何をやっても『おまえは何者だ?』と訊かないところに、本当に自分のことしか見えていないのが如実に表れている。
とりあえず、奴隷のおっさんたちには消滅してもらった。勇者は我輩がどうなったか黒煙の向こうを注視していて、そのことにすら気づいていない。まあ、こいつは気づいたとしても無反応なのだが。
煙が引いて我輩が健在と見るや、今度は近未来チックな銃で光線を連射してきた。その光線はすべて我輩の前にある透明な壁に接触すると消滅している。
「おまえさぁ、見苦しいから、もういいよ」
我輩は先にD国にモノリスを落とした。
D国をかたどった二十キロの高さを有する黒色物体。これが落ちてしまった以上、D国の国土はまったくの使い物にならない。
そんなD国モノリスの上に、復讐ざまぁ追放勇者を転送して地上から追放してやった。
もちろん、スキル《異次元収納》は剥奪しておいた。
彼に選べる選択肢は、飢えて死ぬか、モノリスの端までたどり着いて落下死するかの二つだけだ。
転生勇者がいないわけではない。勇者の矛先が他へ向いているのだ。
「はぁ……。なんと愚かしい」
本来ここへ来るはずだった勇者は、転生時に得た女神のギフト《何でも一つだけ願いを叶えられる力》で、「自分では思いつかないような超すごいスキルが欲しい」と願い、《異次元収納》にスキル進化することができる《収納》というスキルを獲得した。
しかし、この《収納》という外れスキルしか持たないという理由で勇者パーティーから追い出され、国からも能力がないのに勇者を騙り支援を不正に受け取ったとして国外追放を言い渡された。
この追放勇者は国から持ち逃げした金で隣国の奴隷を買い、その奴隷に戦わせて経験値を稼ぎ、スキル《収納》がスキル《異次元収納》に進化したところで、ようやく自分のスキルの真価に気づいたのだった。
《異次元収納》というスキルは、無限に持ち物を入れたり取り出したりできるのはもちろん、元々入手していなくても望んだアイテムを自由に取り出すことができる。
それはもはや無から物質を生み出す神がかりてきな所業である。
追放勇者は自分を追放したパーティーを罠にハメて全滅させ、そして国にも復讐すべく王城に忍び込んでいた。
自分を透明化する外套をまとい、スルスルと奥へ進み、国王の間に手をかけた。
そして、国王の間をゆっくりと開いた。
「ようこそ、勇者君」
国王の間への扉を開いた先にあったのは、ここ、我城の玉座の間である。
もちろん、我輩が空間を超越してつなげたのだ。
勇者は思わぬ歓迎の言葉に戸惑っているが、透明化した自分の存在がまだバレていないと思っているのか、忍び足でそーっと前に進んでくる。
我輩が国王でないのは一目瞭然だろう。
なにしろ、白いTシャツに黒い短パンという、庶民でも最底辺のような格好をしているのだ。しかも自分より若いときた。
ただし、間違いなく玉座であろう高級そうな椅子に足を組んで座っている。肘置きに右肘を立て、右の頬を支えている。
「言っておくが、見えているぞ」
そう言っても信じないので透明化の外套を燃やしてやると、勇者は慌てて外套を脱ぎ捨てた。
この勇者は見た目に無頓着で、防具店でテキトーに性能のよさそうなものを買いあさって身に着けていた。異次元収納から自分で取り出すには、防具の性能やデザインを考える頭が足りなかったのだ。
タレ目な豚ヅラのこいつにはお似合いだ。
「何なんだ。ここは国王の間ではないのか? おまえは誰だ? 国王はどこだ?」
「ここは魔界だ。勇者として異世界召喚されたくせに、いつまで経っても来ないから、無理やり来させたのだ」
「はぁ? なんでだよ! おまえには関係ないだろ。邪魔すんな」
こいつはとことん性根が腐っている。
自分を追放したパーティーへの復讐を遂げたときには、「ざまぁ! ざまぁあああああっ!」と狂喜して叫んでいた。
そして、国王に対しては「いまさら帰ってきてほしいと懇願してももう遅いんだよ」という捨て台詞を吐き捨ててから殺すつもりだったのだ。
あーあ、セリフまで事前に準備しちゃって。
「おまえさぁ、それ、逆恨みだよ。自分を追放した奴らが狭量だとか思っているようだけど、自分だって、スキル《収納》がスキル《異次元収納》に進化するって気づいてなかったじゃん。『自分は荷物担当だから』って言っていっさい戦わなかったから経験値が入らなかったんだよね? 結局は自分の失態、自業自得じゃん」
「そんなのしょうがないだろ! まさかスキルが進化するなんて思いも寄らなかったんだから!」
「元をたどればさぁ、『自分では思いつかないような』なんて願うから分不相応なスキルになったんでしょ。ちゃんと自分の頭で考えて女神のギフトを使えばよかっただけの話だよ」
勇者は「ぐぬぬ」と歯を食いしばった。言い返す言葉が見つからないのだ。
そのことが分かっているから、我輩はじっくりと待ってやった。我輩がしゃべったらこいつがホッとするからな。
そうしてたっぷり五分ほど黙りこくっていた勇者がようやく口を開いた。
「過去のことはもうどうでもいい。いまとなっては外れスキル《収納》は最強スキル《異次元収納》へと進化した。俺が世界を躾してやるんだ。これは世直しだ」
「何が世直しだ。ただの逆恨み犯罪者が正義ヅラするんじゃねーよ。泥棒した金や異次元から出しまくった金で奴隷をたくさん買うような奴、勇者でも何でもないじゃん」
「いいや、俺は勇者だ。奴隷は丁重に扱っているし、俺といれば幸せになれるんだから、俺は買った分だけ奴隷を救ったんだ」
馬鹿みたいな言い訳だが、こいつにとっては言い逃れのつもりではなく、これを本気で言っているのだ。びっくりするよね。
「従順な美少女ばっかり買っといて、マジでそれはないわ。下心満載のくせして恩着せがましいのもひどい。男全般と、美しくない少女と、成人済み女性はスルーしただろ。奴隷商の単なる顧客のくせに、間違っても奴隷を救ったなんて言うなよ」
「人選はたまたまだ」
「じゃあおまえの奴隷、小汚いおっさんに変えてやるよ」
「は?」
勇者はステータスウィンドウを開き、スワイプして奴隷のステータスを閲覧しだした。
そこには奴隷が中年男性であることが表示されている。
勇者は固まった。しばらく放心していたが、表示だけが変わっているのだと信じ、《異次元収納》に潜ませていた奴隷を取り出した。
「嘘だろ……」
腹の出たおっさんが異次元空間からとぼとぼと歩いて出てきた。
その数、五人。
勇者は改めて固まった。
「あらら、悔ちぃねぇ~、ボクちゃん。ホラホラ、我輩にも復讐してみ。復讐して『ざまぁ』って吐き捨ててごらんよ」
「くっそーっ! いまさら謝っても遅いからな!」
勇者は異次元空間に手を突っ込み、そこから大きな筒状の武器を取り出した。
それはロケットランチャーだ。勇者は迷いなく我輩に撃ち込んできた。
爆音とともに発射された弾は、透明な壁に着弾し、爆音とともに黒い煙で視界を覆った。
この勇者、いつもは奴隷たちと連携したりして戦っているのに、奴隷の容姿がおっさんに変わったとたん見向きもしなくなった。中身が変わってないかなど確かめもしない。
それに、我輩が何をやっても『おまえは何者だ?』と訊かないところに、本当に自分のことしか見えていないのが如実に表れている。
とりあえず、奴隷のおっさんたちには消滅してもらった。勇者は我輩がどうなったか黒煙の向こうを注視していて、そのことにすら気づいていない。まあ、こいつは気づいたとしても無反応なのだが。
煙が引いて我輩が健在と見るや、今度は近未来チックな銃で光線を連射してきた。その光線はすべて我輩の前にある透明な壁に接触すると消滅している。
「おまえさぁ、見苦しいから、もういいよ」
我輩は先にD国にモノリスを落とした。
D国をかたどった二十キロの高さを有する黒色物体。これが落ちてしまった以上、D国の国土はまったくの使い物にならない。
そんなD国モノリスの上に、復讐ざまぁ追放勇者を転送して地上から追放してやった。
もちろん、スキル《異次元収納》は剥奪しておいた。
彼に選べる選択肢は、飢えて死ぬか、モノリスの端までたどり着いて落下死するかの二つだけだ。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
Look like? オークそっくりだと言われる少女は女神の生まれ変わりだった
優陽 yûhi
ファンタジー
頭脳明晰、剣を持てば、学園はじまって以来の天才。
しかし魔法が使えずオークそっくりと言われる容姿で、周りから疎まれ、居ない者扱いされている少女エルフィナ。
しかしその容姿は悪神の呪いで、本当は醜いどころか王国中探しても、肩を並べる者がいない位、美しい少女だった。
魔法が使えないはずのエルフィナが妹の危機に無意識で放つ規格外の魔法。
エルフィナの前世は女神だった。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる