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第04話 我輩 VS. チートステータス勇者LV.99999
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我城にまた来訪者が現れた。
今回もまた一人。
そいつは騎士の正装を想起させる白い服の上に、深くも透き通るような青の胸当てやプロテクターを装着している。
横に流して先を尖らせた髪の色は、装備の青よりも明るい。
若干タレ目だが眉は逆八の字に整えてられている。
ちなみに白い服は魔法に対する耐久力を高める効果を持ち、青い装備は物理防御力の高いアダマンタイト製である。
あと、金やら銀やらのジャラジャラとしたアクセサリーを体の各所にぶら下げて、ステータス補正や常時発動型スキルの恩恵を受けている。
「おまえが代替わりした新しい魔王だな? 僕は勇者だ。おまえを討伐しに来た!」
こいつは愚かにも「またやりすぎてしまうのではないか」などという無用の心配をしている。
しかも、手癖が悪いというか目癖が悪いというか、反射的に我輩のステータスを覗き見ようとしてきた。
とりあえず、我輩のステータス表示ウィンドウとやらには勇者の前世での恥ずかしいシーン特集をスライドショーで流してやった。
勇者は目を丸くし、慌てて我輩のステータスを覗くのをやめた。
彼は何事もなかったかのように、腰に提げていた黒のロングソードをシャリンと鞘から引き抜き、我輩の方へと剣先を向けた。
「すぐに降伏するなら、命までは取らない」
我輩は深いため息をついて、こいつが知りたがっていた力の差を教えてやった。
「はぁ。よりにもよって数字しか取り柄のない奴が来ちゃったよ。言っておくけど、おまえが我輩に勝てる要素はゼロだからな」
「はぁ? おまえは知らないようだから教えてやるが、僕は四つの通り名を持つ最強の勇者だ。その四つとは、《神速の勇者》、《生きた破壊兵器》、《動く城塞》、《魔道の極致》のこと。おまえがいかに無知であろうと、さすがに一つくらい聞いたことがあるだろう? この四つの通り名を持つ者がそれぞれ別人だと思われていたりするらしいが、すべて僕のことを指している。おまえがいま敵として対峙している相手は、そういう相手なんだよ」
このナルシスト勇者が愚かにもここまで自信満々にこじらせられたのは、ひとえにそのステータスのおかげである。
こいつはチートステータス勇者。
女神のギフト《何でも一つだけ願いを叶えられる力》という転生特典を使い、永続発動スキル《超成長》を獲得した。
これにより、誰よりも早く成長し、ステータスの限界突破を果たした。その結果として、誰よりも高いステータス値に達したのである。
そのステータス値というのは以下のとおり。
Lv:99999
HP:999999
MP:999999
STR:99999
INT:99999
VIT:99999
DEX:99999
AGI:99999
なお、これは《限界突破》も限界突破しているので、カンスト時の桁数が一般人よりも二つ多くなっている。
ちなみに、それぞれのパラメーターの説明はこのとおり。
Lv / Level――レベル (成長度。全ステータスの高さの指標)
HP / Hit Point――体力 (生命力。ゼロになると死ぬ)
MP / Magic Point――魔力 (消費することで魔法使用が可能)
STR / Strength――筋力 (物理攻撃力に影響)
INT / Intelligence――知力 (魔法攻撃力に影響)
VIT / Vitality――耐久力 (物理防御力と魔法防御力に影響)
DEX / Dexterity――器用度 (命中率、飛び道具の攻撃力補正)
AGI / Agility――敏捷性 (素早さ。移動速度、行動速度、回避率に影響)
もう一つちなみに、こういったステータスの数値というのは誰もが認識しているわけではない。
ゲーム脳をした転生勇者たちの認識内だけに存在するもので、例えば村人なんかのステータスをウィンドウに表示させた場合、そこに出てくるのは村人が本来有している数値ではなく、勇者たちの脳内で自動的に換算された数値にすぎない。
さて、このナルシスト勇者はどう懲らしめてやろうか。
とりあえず煽ってやろう。
「バーカ。敵を知らないのはおまえだ。我輩は《全知全能最強無敵絶対優位なる者》。全知ゆえにおまえのこともすべて知っているし、我輩はいかなる存在よりも強いんだよ」
青髪の勇者は理解力に乏しく、首を傾げた。
そしてなおも口答えをする。
「おまえのステータスは見られなかったが、チートステータスの僕より強い奴なんて存在するはずがないじゃないか」
ステータスを見られなかった時点で格上だと気づかないものかねぇ。
こいつの頭が悪すぎて、我輩、呆れちゃう。
「実際にやったほうが早い。かかってきなよ」
我輩は膝の上のモフを椅子の肘置きに置いて立ち上がった。
そして勇者の前に歩み出る。
「後悔しても、もう遅い!」
「あーもう、頭悪いなぁ。全知の我輩が後悔なんかするわけないでしょうが」
「神速剣!」
勇者は目にも留まらないと形容されるような速さで我輩の正面に肉迫し、それとほぼ同時に剣を斜めに薙ぐように振った。
しかし我輩には当たらない。
我輩は剣を避け、剣が通り過ぎた後に元の位置に戻って直立した。
勇者がどんなに素早く剣を振ってもかすりもしない。
「神速だなんて、おこがましすぎるんじゃない?」
我輩は弱い力で勇者の額をペチペチと何度も叩く。
もちろん、そこには煽りの意図しかない。
勇者が剣を振り上げる。そして、最大の力を込め、最速をもって打ち下ろす。
しかし剣は空を斬った後に床に落ちた。
勇者が自ら剣を手放したのだ。
「なんだ? 剣が、重い……。そんな馬鹿な。僕のチートステータスのSTRで重い物なんてあるはずがないのに」
しかも、勇者が剣を拾おうと手を前に伸ばすが、体が前進しない。
「おまえさぁ、チートの意味、分かってる? 単に高ステータスのことだと勘違いしてない?」
もちろん、答えを聞くまでもなく、勇者が勘違いしてるってことは知っているんだけどね。
「は?」
「チートっていうのはね、こうやって好き勝手に仕様変更することを言うんだよ。いま、おまえのSTGとAGIはゼロになってるの。我輩がちょちょっと数値を弄ったら、数字だけのおまえなんて虫以下だよ」
勇者は自分のステータスウィンドウを開き、我輩に言われたことが事実かを確認した。
そして、実際にゼロという数字が目について顔を蒼くする。
あ、髪も装備も青いから、その顔色は勇者君に似合っていると思うよ、我輩。
「元に戻せ!」
「違うでしょ? 元に戻してください、お願いします、でしょ?」
「…………」
「プライドも限界突破してんじゃないの? ついでにもう少し弄ってやるよ」
我輩は勇者の数値を書き換えた。いま彼が有しているHP以外のステータスをすべてゼロにし、新たな項目としてJPを百億にしてやった。
我輩は部屋の天井を消し、晴天を仰いでから勇者に教えてやる。
「一個だけメチャ強にしてやったよ。試しに跳んでみ」
勇者は軽くジャンプした。
その瞬間、声を出す間すらなく、超高速で空の彼方へと飛んでいった。
JP / Jump Power――ジャンプ力 (ジャンプ時限定の脚力)
我輩は部屋の天井を戻し、そしてチートステータス勇者の出身国であるC国に、C国をかたどった二十キロの高さを有する黒色物体、モノリスを落とした。
国土消滅。A国、B国に続いて三つ目。
ちなみに、我輩はA国、B国、C国と呼んでいるが、これらの国は隣接しているわけではない。我城を訪れた勇者順に出身国をA国、B国、C国と呼んでいるだけだ。
それは、わざわざ消した国の名を呼ぶ意味も価値もないからである。
今回もまた一人。
そいつは騎士の正装を想起させる白い服の上に、深くも透き通るような青の胸当てやプロテクターを装着している。
横に流して先を尖らせた髪の色は、装備の青よりも明るい。
若干タレ目だが眉は逆八の字に整えてられている。
ちなみに白い服は魔法に対する耐久力を高める効果を持ち、青い装備は物理防御力の高いアダマンタイト製である。
あと、金やら銀やらのジャラジャラとしたアクセサリーを体の各所にぶら下げて、ステータス補正や常時発動型スキルの恩恵を受けている。
「おまえが代替わりした新しい魔王だな? 僕は勇者だ。おまえを討伐しに来た!」
こいつは愚かにも「またやりすぎてしまうのではないか」などという無用の心配をしている。
しかも、手癖が悪いというか目癖が悪いというか、反射的に我輩のステータスを覗き見ようとしてきた。
とりあえず、我輩のステータス表示ウィンドウとやらには勇者の前世での恥ずかしいシーン特集をスライドショーで流してやった。
勇者は目を丸くし、慌てて我輩のステータスを覗くのをやめた。
彼は何事もなかったかのように、腰に提げていた黒のロングソードをシャリンと鞘から引き抜き、我輩の方へと剣先を向けた。
「すぐに降伏するなら、命までは取らない」
我輩は深いため息をついて、こいつが知りたがっていた力の差を教えてやった。
「はぁ。よりにもよって数字しか取り柄のない奴が来ちゃったよ。言っておくけど、おまえが我輩に勝てる要素はゼロだからな」
「はぁ? おまえは知らないようだから教えてやるが、僕は四つの通り名を持つ最強の勇者だ。その四つとは、《神速の勇者》、《生きた破壊兵器》、《動く城塞》、《魔道の極致》のこと。おまえがいかに無知であろうと、さすがに一つくらい聞いたことがあるだろう? この四つの通り名を持つ者がそれぞれ別人だと思われていたりするらしいが、すべて僕のことを指している。おまえがいま敵として対峙している相手は、そういう相手なんだよ」
このナルシスト勇者が愚かにもここまで自信満々にこじらせられたのは、ひとえにそのステータスのおかげである。
こいつはチートステータス勇者。
女神のギフト《何でも一つだけ願いを叶えられる力》という転生特典を使い、永続発動スキル《超成長》を獲得した。
これにより、誰よりも早く成長し、ステータスの限界突破を果たした。その結果として、誰よりも高いステータス値に達したのである。
そのステータス値というのは以下のとおり。
Lv:99999
HP:999999
MP:999999
STR:99999
INT:99999
VIT:99999
DEX:99999
AGI:99999
なお、これは《限界突破》も限界突破しているので、カンスト時の桁数が一般人よりも二つ多くなっている。
ちなみに、それぞれのパラメーターの説明はこのとおり。
Lv / Level――レベル (成長度。全ステータスの高さの指標)
HP / Hit Point――体力 (生命力。ゼロになると死ぬ)
MP / Magic Point――魔力 (消費することで魔法使用が可能)
STR / Strength――筋力 (物理攻撃力に影響)
INT / Intelligence――知力 (魔法攻撃力に影響)
VIT / Vitality――耐久力 (物理防御力と魔法防御力に影響)
DEX / Dexterity――器用度 (命中率、飛び道具の攻撃力補正)
AGI / Agility――敏捷性 (素早さ。移動速度、行動速度、回避率に影響)
もう一つちなみに、こういったステータスの数値というのは誰もが認識しているわけではない。
ゲーム脳をした転生勇者たちの認識内だけに存在するもので、例えば村人なんかのステータスをウィンドウに表示させた場合、そこに出てくるのは村人が本来有している数値ではなく、勇者たちの脳内で自動的に換算された数値にすぎない。
さて、このナルシスト勇者はどう懲らしめてやろうか。
とりあえず煽ってやろう。
「バーカ。敵を知らないのはおまえだ。我輩は《全知全能最強無敵絶対優位なる者》。全知ゆえにおまえのこともすべて知っているし、我輩はいかなる存在よりも強いんだよ」
青髪の勇者は理解力に乏しく、首を傾げた。
そしてなおも口答えをする。
「おまえのステータスは見られなかったが、チートステータスの僕より強い奴なんて存在するはずがないじゃないか」
ステータスを見られなかった時点で格上だと気づかないものかねぇ。
こいつの頭が悪すぎて、我輩、呆れちゃう。
「実際にやったほうが早い。かかってきなよ」
我輩は膝の上のモフを椅子の肘置きに置いて立ち上がった。
そして勇者の前に歩み出る。
「後悔しても、もう遅い!」
「あーもう、頭悪いなぁ。全知の我輩が後悔なんかするわけないでしょうが」
「神速剣!」
勇者は目にも留まらないと形容されるような速さで我輩の正面に肉迫し、それとほぼ同時に剣を斜めに薙ぐように振った。
しかし我輩には当たらない。
我輩は剣を避け、剣が通り過ぎた後に元の位置に戻って直立した。
勇者がどんなに素早く剣を振ってもかすりもしない。
「神速だなんて、おこがましすぎるんじゃない?」
我輩は弱い力で勇者の額をペチペチと何度も叩く。
もちろん、そこには煽りの意図しかない。
勇者が剣を振り上げる。そして、最大の力を込め、最速をもって打ち下ろす。
しかし剣は空を斬った後に床に落ちた。
勇者が自ら剣を手放したのだ。
「なんだ? 剣が、重い……。そんな馬鹿な。僕のチートステータスのSTRで重い物なんてあるはずがないのに」
しかも、勇者が剣を拾おうと手を前に伸ばすが、体が前進しない。
「おまえさぁ、チートの意味、分かってる? 単に高ステータスのことだと勘違いしてない?」
もちろん、答えを聞くまでもなく、勇者が勘違いしてるってことは知っているんだけどね。
「は?」
「チートっていうのはね、こうやって好き勝手に仕様変更することを言うんだよ。いま、おまえのSTGとAGIはゼロになってるの。我輩がちょちょっと数値を弄ったら、数字だけのおまえなんて虫以下だよ」
勇者は自分のステータスウィンドウを開き、我輩に言われたことが事実かを確認した。
そして、実際にゼロという数字が目について顔を蒼くする。
あ、髪も装備も青いから、その顔色は勇者君に似合っていると思うよ、我輩。
「元に戻せ!」
「違うでしょ? 元に戻してください、お願いします、でしょ?」
「…………」
「プライドも限界突破してんじゃないの? ついでにもう少し弄ってやるよ」
我輩は勇者の数値を書き換えた。いま彼が有しているHP以外のステータスをすべてゼロにし、新たな項目としてJPを百億にしてやった。
我輩は部屋の天井を消し、晴天を仰いでから勇者に教えてやる。
「一個だけメチャ強にしてやったよ。試しに跳んでみ」
勇者は軽くジャンプした。
その瞬間、声を出す間すらなく、超高速で空の彼方へと飛んでいった。
JP / Jump Power――ジャンプ力 (ジャンプ時限定の脚力)
我輩は部屋の天井を戻し、そしてチートステータス勇者の出身国であるC国に、C国をかたどった二十キロの高さを有する黒色物体、モノリスを落とした。
国土消滅。A国、B国に続いて三つ目。
ちなみに、我輩はA国、B国、C国と呼んでいるが、これらの国は隣接しているわけではない。我城を訪れた勇者順に出身国をA国、B国、C国と呼んでいるだけだ。
それは、わざわざ消した国の名を呼ぶ意味も価値もないからである。
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