紡ぎ珈琲館の占い手帖

裏代官山にある「紡ぎ珈琲館」。そこは、占い師のいる喫茶店として密かに有名だった。様々な女性が恋愛の悩みを抱えて、占い師・月森に会いに来るのを、バイトの瞳は眺める。自分には恋は似合わないと思いながら――。瞳、月森、喫茶店のサブオーナー薫子の三人が悩みを押し殺し、人の幸せを願う、物語。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,056 位 / 192,056件 ライト文芸 7,619 位 / 7,619件

あなたにおすすめの小説

凛子の婚活

東雲さき
ライト文芸
タイトルまんま、凛子さんの婚活のお話です。  ****************************** 高梨凛子、33歳。 婚活を始めて早3年。 今日は結婚相談所で申し込んだヤマさん(仮)とのお見合いの日である。 申し込んでもお断りされたり、せっかく申し込まれても私が乗り気じゃなかったり… そんなことが何度も続いたけれど、ようやく受け入れてくれたお相手との初対面。 交際に繋がるご縁であることを願って、お見合い会場に足を踏み入れた。 相談所のアドバイザー・佐藤さん仲介の挨拶後、ふたりきりになった瞬間待ちに待ったお見合いがスタートした。

人間工房

沼津平成
ライト文芸
人間をつくることができる工房があるらしい。ちょっと覗いてみよう。

ハーバリウムの棺桶

雨上鴉
ライト文芸
「あら、あなたも永遠が欲しいのね!」 仮想19世紀後期のとある街に、特別な場所がある。 死体を綺麗にする技術士──エンバーマーの店主が営む花屋。 そこには、他の葬儀屋にはない特殊なメニューがあって……? ※この小説には実在の技術が出てきますが、全てフィクションです。実際のものと関係はありません。

鯨:クジラ

まるたろす
現代文学
ある男が本の中で出会ったクジラ、そのクジラは、彼の心情と共に変わって行く。 初めて書くので日本語などおかしいところがあると思います。ご指摘頂けると嬉しいです。

日本酒バー「はなやぎ」のおみちびき

山いい奈
ライト文芸
小柳世都が切り盛りする大阪の日本酒バー「はなやぎ」。 世都はときおり、サービスでタロットカードでお客さまを占い、悩みを聞いたり、ほんの少し背中を押したりする。 恋愛体質のお客さま、未来の姑と巧く行かないお客さま、辞令が出て転職を悩むお客さま、などなど。 店員の坂道龍平、そしてご常連の高階さんに見守られ、世都は今日も奮闘する。 世都と龍平の関係は。 高階さんの思惑は。 そして家族とは。 優しく、暖かく、そして少し切ない物語。

初愛シュークリーム

吉沢 月見
ライト文芸
WEBデザイナーの利紗子とパティシエールの郁実は女同士で付き合っている。二人は田舎に移住し、郁実はシュークリーム店をオープンさせる。付き合っていることを周囲に話したりはしないが、互いを大事に想っていることには変わりない。同棲を開始し、ますます相手を好きになったり、自分を不甲斐ないと感じたり。それでもお互いが大事な二人の物語。 第6回ライト文芸大賞奨励賞いただきました。ありがとうございます

木蓮荘

立夏 よう
ライト文芸
明治後期、貧しい家の娘の「いと」は資産家の野崎家へ奉公に行き、同じ年頃の娘「綾」を知るようになる… 「いと」と「綾」。 育ちも環境も違う2人の織りなす物語。

夕焼けと親父と広っぱ

栗須帳(くりす・とばり)
ライト文芸
親父の葬儀を終えた僕は、何十年ぶりかで自分の育った場所を訪れた。 でもそこはもう、自分の知っている場所ではなかった。 懐かしい家も、懐かしい駄菓子屋もなくなっている。 時間の経過がこんなに残酷だとは思わなかった。そう思いながら、いつも遊んでいた広っぱへと向かった。 勿論広っぱもなくなっていて、そこにはマンションが建っていて…… そう思った瞬間、僕は不思議な感覚に見舞われた。 そして目を開けると……夕焼けに染まった広っぱがあった。 全6話、毎日12時更新です。