一日一回シないと死んじゃう妖精の私が、人質になってしまいました。~救命はエッチ? いじわるな准将様に見張られて~

夢沢とな

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ペーター編

42話 今日の分 すんどめ  R18

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     ♡ ♡ ♡


飛空艇はイークアルランドへ向かい雲を切っていた。

「いーつ始めるんだ?」

ゼイツ准将が客室の真ん中のカフェテーブルを陣取って、三時のお茶のかわりのペプーラを手に、私が一人Hするのを待っている。

絶対ふざけてる。

「でっ、できるわけないですよね!?」

ベッドの上で、私は自分の身を庇うようにクッションを抱きしめた。

「自分でするっつったのフェルリナだろ」
「どうしてそれが同席することになるんですか???」
「子供の宿題と一緒で、一人だとやらないだろ」
「何なんですかその理屈、見られてる方ができないですっ!」

ゼイツ准将じゅんしょうが腕時計に眉をしかめる。

「そろそろ蒼穹そうきゅう会議なんだ、巻きで頼めるか」
「エッ? 会議?」

会議に行ってくれれば、この気まずい状況から解放される!

「ぜひ参加されてください、どうぞ早めに」
「二時間後だからまだ誰もいないだろ」
「ぜっ全然そろそろじゃないじゃないですか!」

急にゼイツ准将が立ちあがった。
私は慌てて後ろへさがり、手がベッドと壁の隙間に落ちてひっくり返りそうになった。
「ひゃっ!」跳ねあがった私の足を准将がつかみ、
「ああっ!?」助けてくれたのかと思ったらちがった。ブーツを脱がせて、背後にポーンと放っていた。

「お前おもしろいな」
「い、いま見ましたよ! 靴放り投げた瞬間!」

ブーツの行方に気をとられたすきに、彼は私のお腹のボタンに手をかけていた。
このジーンズは彼が子供の頃いていたものだからか、容易たやすくファスナーを下ろされ、下着ごと一気に脱がされた。

「あ゛っ!」

見られてしまった。

とっさに隠そうとしたのに、引きずられてさらにシャツがめくれ、
ウエストを両手でつかまれる。ベッドから持ちあげられる。彼は人形でも飾るような持ち方をして、私を棚の上に乗せた。

「きゃっ ちょっと……っ」

棚は奥行きがせまく、足が床につかずに垂れ下がった。

「おろしてっ、おろしてください」

自分でおりたくても、立ち塞がってそうさせてくれない。
彼はイスをたぐり寄せると、私のかかとを棚に乗せて、しゃがんでいるような恰好で脚を開かせた。イスに座った彼の眼前に、私は恥ずかしい部分をあらわにさせられた。

「ぅ……」
「俺を見ろ」

こんな、こんな格好。
誰にも見せたことない場所見られちゃってる……。

「うぅう……」
「フェルリナ、こっち見ろ」


私はぎゅっと目をつむっていたようだ。
頭を撫でられているのに気がついて目を開けると、ゼイツ准将が私を見あげていた。

「フェルリナの感じる場所は、ここと」

そう言って顔を近づけ、
かすかな点を舌先でつつかれて、私は漏らしそうになった。
「ここ」
「ひううっ 」
「あとここだろ」
「んんんっ」
「……レロレロレロ……」
低い声と吐息が入り混じるのを聞いた。

「……チュッ チュウッ……」

耳がぞくぞくして、背筋がぞくぞくして、
動き回る舌を感じて、私は口をあけた。
「あ、ダメ、ダメ……っ」

水音をたててゼイツ准将が顎を動かしている。
柔らかい部分に触れるか触れないかしてかすめられて、
私は自分から脚を開いていた。

「ゼイツじゅんしょ……っ」
「きもちいい?」

と聞かれて唇を噛む。
がくがく震えながら、私は足の指を固く握りしめていた。

いつも思ってる
どんなに触れられても愛してもらえないって

好きになっちゃだめだって

それなのに

 「気持ちいいか?」
 「……うぅ……ッ」

    「自分でするのと、俺にされるのと、どっちがいい」

気持ちが零れそうになる

 「あっだめっ もうだめっ ゼイツじゅんしょうっ……!」
 「ああ、イクんだろ」


私を抱きしめて ゼイツ准将


……

「フェルリナ」

私は朦朧もうろうと目線を動かして、彼の眼差しに捕まった。

「自分でするのと、俺にされるのと、どっちがいいんだ」

 
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