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((((;゚Д゚))))         <(˘ᵕ˘ )♡

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ユニコーンの私はずっとひとりぼっちでくもの上を走り続けていた。

星くずキラキラのある夜、空のはしっこにたどりついた。

そこにはお月さまがいた。

「お月さま、私とずっと一緒にいてくれる男の子が欲しいです」

月「ならば勇気をだして、一歩前へ出てごらん」

言われたとおりにしたら雲から落ちた。


「ひゃああっ……」


月「まずはその体を人間の体に変えよう」

白い仔馬こうまの体が女の子に変身した。

たてがみが髪の毛になった。

ふわふわしたドレスまで着せてもらった。

「わああ。ありがとうございます」

月「毎日夜が明けるまでにキスしてもらわないと死ぬからね……」

死ぬからね……

シヌカラネ……

お月さまの声が遠くきこえなくなった。

ええ~~ そんなぁ


どしーん!


「げふっ!!」

私のおしりの下で、誰かがつぶれた。

もう地面についちゃったのだ。

お月さまばっかり見てたから、地上までのきょりを気にしてなかった。

男の子が息を吹き返した。
私と同じくらいの歳の、日に焼けて、青い髪をした男の子だった。

「ごめんなさい、大丈夫?」

「なんっっでこの広い世界で、ピンポイントにおれのうえに落ちてくるんだよ?」

「わかんない。運命?」

「災害だよ!」

男の子がたちあがって、汚れたデニムをはらう。

辺りは森だった。

「じゃあな」

「……」

男の子が行ってしまう。

わたしのこと、ほんとは走って受け止めに来てくれたんだ……!


「ねえ待って!」

いそいで追いかけたら、
ふりむいた男の子のおでこに私のつのさった。

「い、い、いってえ!」

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