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第二章 

58話 偽りの契約

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濃い木の匂いと甘く芳しい香りを感じながら、彼、ルシオス・ヴェルグノイド は深い眠りから目を覚ます。始めに目にしたのは木の窪みの天井だった。

ここはどこだ。

起き上がる時にガサリと手が大きく沈む。地面に大量に木の葉が敷き詰められていた。
甘い香りに目を向けると、隣に大量の果物と焼かれた肉のようなものが大きな葉の上に乗っていた。

儀式用の神への供物か…?とルシオスは側にあった肉や果物を暫く懐疑的な目で見ていたが、徐に果物を一つ手に取り一口齧る。瑞々しい本物の果物に間違いなかった。
魔物にずっと追われて2日も食事を一切口にしていなかった彼は、勢いよく他の果物も手にし食べ始めた。

生きてる。名称も分からない果物の甘味が口の中で弾ける度に、そう実感した。

そしてそう実感する程、疑問が芽生えてくる。
俺は確実に死んだ筈だ。ゴブリンの集団に襲われ、そして…回復薬でも到底間に合わない致命傷を負い、巨狼の魔物の前で力尽きた。あの状況で生き延びる事は不可能に近い。だとしたら俺は生き返ったというのか?

今来ているボロボロの服をバッと捲る。

表面には浅い傷がいくつもある。だが、胸から腹に裂けたあの時の致命傷は傷跡だけ残し
痛みもヒリつく程度で、大した傷はどこにもない。

俺は土壇場で超自己回復のような特殊スキルを手に入れたのか?いや…そんな訳がない、あり得ない。あの傷の深さは普通の回復速度では間に合わない。
第一そんな奇跡的な回復スピードが俺にはあるのなら、今ある外傷も完全に消えていなければおかしい。

服はボロ衣のようになっているが、血痕や泥などの汚れが綺麗さっぱり消えている。
そして周りにある供物のような新鮮な食料。

狼の魔物から襲われる直前を救い、エリクサー(万能薬)か聖女並の治癒魔法を使い、ここに連れてきて食料を与えてくれた『誰か』が存在している。まるで奇跡のような話だが。

そこまで考えた時、木の洞窟の入り口から気配を感じた。横目で見る。澄んだ風が通るその場所には誰も居ないように見える。しかし

「…そこに居るのか」

という勘だけを頼りに、そう声を掛けた。

その途端、ガサッと入り口付近の枝が揺れた。
その向こうにいるのは恐らく、自分を救ってくれた命の恩人。ルシオスはその方が現れる瞬間をじっと見ていた。

木の入り口から現れる黒い影。
いや影ではない。それは真っ黒な…

「俺を手当てして頂いたのは、貴殿……


…は?」

猫だった。



****



彼が目を覚ましたのを黒霧で感知した僕は、彼の様子をこっそりと見守っていた。

「…そこに居るのか」

その言葉が聞こえてビクッとする。
一応探知にも引っかからないようにしてたつもりだけど、彼は恐ろしく勘が良いようだ。

まぁ、丁度良いかな。
この森は弱いとは言え魔物が多いし、ルシオス一人で家に帰られせるのは不安がある。彼の家の場所も分かんないし。正体を隠しながら彼を援護するのも大変だから、彼の前に姿を現す必要があるとは思っていた。
せっかく命懸けで治癒したルシオス君を放ってはおけない。案内役として最短距離で森から抜け出させてあげよう。

「俺を手当てしてくれたのは貴殿…は?」

洞窟からトコトコと現れた黒猫を見て、ルシオスは案の定ピシッと口を開いたまま固まった。
どうやらこんな森で猫が出てきたのが想定外だったらしい。そりゃそうか。

そんな彼にそっと近づく。

「な、お前…猫か?」

そこで僕は自分の失敗に気づく。

亜神に黒魔力の色を帰る方法を教えてもらったから身体の色を変える事が出来るのに…うっかりこの黒色のまま現れてしまった…!

どうか、彼が猫嫌いではありませんように。決して魔物だと思われませんように!

必死に誤魔化すつもりで、ニコニコとしながら彼の腕に擦り寄ってみる。どうだ!?この必殺攻撃は通じるか!?

警戒していた彼だけど、それは戸惑いに変わり、おずおずと黒猫に手を伸ばす。

「なんだお前…」

そう言いながら頭を、撫でてくれた!

お、おお!スキンシップ大成功!どうやら彼は猫嫌いでは無さそうだ。
ミャアーと猫の甘え鳴きすると、彼は溜息を吐きながら仕方なさそうに僕を膝の上に抱える。

どうやら僕が黒い毛並みである事も気にしてないようだ。良かったぁ。

「野生にしては人懐こいな。お前俺を手当てしてくれた人を知ってるか?」

念話は使えるけど、普通の猫だと思われる為にその会話には答えない。その代わりに、知らなーい、と言うようにルシオス君の膝の上で伸びをする。

「お前の飼い主は何処だ?」

続いての言葉に耳がピクッと動く。一瞬ナーシアの顔が思い浮かんだ。すぐにそれも知らなーい、と無防備なお腹を向ける。

「あぁ、そうか…。言葉分からないよな」

そうだよね、僕の意思表示も通じてないですよね。
ガックリと項垂れるルシオスを慰めるようにスリスリする。ルシオスは、はぁ…と困った顔をしながら少し微笑む。
猫の仕草は恥ずかしいと思っていたけど、ナーシアやビュラさん達のお陰で随分と慣れたもんだ…。どうだ、アニマルセラピストとしての実力は!
癒される?どう?と自慢げにフスフスしていると、ルシオスがじっと僕の顔を見て、「そうか、そうだ!」といきなり顔を両手でヒシっと掴んできた。

ちょ、ちょっとー!あの、猫は非常にデリケートな生き物なんですよ、そんな事したら猫に嫌われてしまうよ!

彼の顔に爪を立てない僕は、普通の猫より懐が広いに違いない。

ちょ、やめてよー。と些か不満と抗議の意味を込めて「ンニ゛ャーー」と言う。

「お前、俺の召喚獣になる気はあるか…?召喚獣になれば話が通じるよな。飼い主が居たらすぐに俺から契約を解除するし」

ルシオスが真剣に僕に向かってそう話し掛ける。そうだ、ルシオスはテイムスキルを持っていた。

召喚獣かぁ…。

…いや僕、魔物!

残念ながら僕は魔物の為、闇属性ではない普通の人間が僕を使役する事は出来ない。

ビュラさんの調教スキルは『獣が調教者に好意を持っている』事が条件だった。普通は魔物は人に懐かないから僕が例外として条件に当てはまる事が出来たけど、ルシオスの言っているこの契約は残念ながら無理そうだ。
闇属性は闇属性の生き物しか使役する事が出来ない。

だから無理なんだ…。ごめんね、ルシオス。

耳を垂れてショボンとしながら、そう意思表示したつもりなんだけど

「《精霊界の導きにて、魔力で紡がれし縁の元、汝、願わくば我と共にあり》」

ルシオスが契約の儀式を詠唱を始めてしまった。僕達のいる場所を中心に薄水色の魔法陣が現れる。

う゛…うん。使役魔法の陣で間違いない。

陣は精霊界に繋がり、ルシオスの詠唱した言葉は使役したい生き物がどんなに知能が低くても、本能で意味が通じるようになっている。※ただし、魔物以外の話。

僕にはこんなに小難しく全部聞こえてしまったけど、対象の動物だったら簡単に理解するそう。

ちなみに使役魔法とは、魔力を対価に魂で主従関係を結ぶことであり、使役される者は主の命令を何よりも優先するようになる。
儀式に使用される主人の魔力の分だけ使役される者は魔力値が底上げされるが、その代わりに主人の魔力値が無くなる。
一度契約したら主人が望まない限りその関係を切る事は出来ない。また契約を切っても無くなった魔力値が元に戻る事は決してない。
使役されているものは精霊界に出入りする事ができて、主人はいつでも使役している者を魔力と引き換えに召喚する事ができる。

使役対象者である生き物は、もちろんこの契約を断る事ができるんだけど…生まれて間もない幼体か、めっちゃ魔力注いでよっぽど主として認めない限りこの契約は殆ど成功しないと言われている。

ルシオスは、僕が人懐こいからイケると割と軽い気持ちでやったのだろうけど…この契約って本来は非常にリスクがある筈だ。

僕は魔物だからリスキーでもなんでもないんだけど、うん、いいよ~と答えてもNOと同じ反応として儀式は失敗するだろう。この儀式を開くのにただでさえ対価として魔力を大量に使うので、ルシオスは少し気分が悪そうにしていた。う、申し訳ない。

本来ならルシオスから減少した魔力は使役対象に向かうけど、僕は魔物だから主人の魔力の恩恵を預かれない。

YESともNOとも答えない僕のせいで、契約の儀式はまだ続いている。クールな表情のルシオスの目が、不安そうに揺れていた。本来召喚獣は何匹も使役する事ができない。テイムスキルを持っていたとしても、圧倒的高位の魔物を一匹使役できれば十分と言われている。だって自分の魔力値が減少するのに…なんで僕なんかに契約持ち込んじゃうんだよルシオス!

単に僕と話が通じ合いたいからっていう理由ではあまりにリスキーだし、どう見ても愛玩動物である猫と契約だなんて不釣り合いだ。猫としては猫パンチしか攻撃スキルを持たない雑魚だぞ…。もしかしてこの人、僕と単に喋りたいだけじゃなくて…相当な猫好き???

しかし、僕が魔物である以上この契約は成立しない。

使役されたら契約者同士の精神と魂が魔力によって繋がるから、シンパシーのように通じ合ってお互いの考えが分かるようになる。僕は魔物だから無理。

それに、聖女達に命を狙われているし、亜神との約束で人間にならなきゃいけないし、…。

「やはり、俺では駄目か。もっと魔力が必要か?」

ルシオスが陣に魔力をさらに注いでいく。成功してたら魔力値がその分だけ減る事を分かっているのだろうか。その何処か悲痛な声に胸が痛んだ。彼は一体…。

「今まで一度も…この儀式は成功した事がない。お前なら、と思ったが…。お前には離れがたい飼い主が居るのだな、すまない」

一瞬彼が泣きそうな顔をしたように見えた。こんな危険な森の中心で、傷だらけになりながら、死にかけながら、最後まで生きる事を諦めなかった強い彼が、なんでこんな事で弱気になるのか。こんなただの猫モドキに対して、真摯に言う彼が不思議だった。

軽い気持ちでやったのかと思ったのに…そうでは無かった。ただの弱い猫でも、彼にとって契約する事は重要だった。

僕は…魔物だ。だけど、彼に。でも応えたら陣は契約不成立として消えてしまう。


だから。



僕はルシオスの描いた契約の陣をでなぞる。そして、黒魔力の色を変えて、ルシオスの描いた陣を光らせた。

ルシオスの目が見開く。

亜神から教わった黒魔力を一時的に変える方法。所詮見た目騙しに過ぎないけど。

ルシオスと僕の足元に隣接する二つの魔法陣を作成し、黒魔力で浮かび上がらせる。

これは契約の儀式が成功したときに現れる現象を黒魔力で真似し再現したもの。
(書庫室にあった使役魔法に関する本、それとビュラさんに見せてもらった魔法陣の書物の中に書いてあった)

ルシオスは、儀式を成功した事がないと言っていたから…もしかすると誤魔化せるかも知れない。嘘を吐くのは心苦しいけど、彼の姿を見て嘘でも応えたいと思った。

…て、これどれだけ光らせば良いんだ?も、もう良いかな、よし止めてみよう。…というかバレてないかな!?恐る恐るルシオスの顔を見上げると、

彼は、呆然としながら涙を流していた。

え…泣いてる!?やっぱりこれ成功させちゃいけない儀式だったの!?ただの戦闘力のクソもない猫だもんね、え、うわ、えええ!?

混乱極まる僕の事をルシオスがそっと持ち上げ、目を合わせる。

「本当に、お前は…俺の召喚獣になってくれた…のか、?」

その目は、どこか信じ切れていない気持ちが現れていた。う、疑わないで…嘘だけど信じて…。

だから、僕はルシオスの問いに応えた。


『うん、よろしくね』


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感想 5

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みんなの感想(5件)

りんかい
2021.06.09 りんかい
ネタバレ含む
解除
りんかい
2021.05.28 りんかい

シリアス展開がどんと来た(笑)
待ってめっちゃ重い…

解除
りんかい
2021.04.18 りんかい

うん!
猫は可愛いよね!
たとえ黒猫で可愛いよね!
さぁ!その魅惑的なもふもふで世界を!
人も魔物も聖獣も神獣も!
もふもふの虜に!

↑狂ってるだけなのでお気になさらず

藤村ゆんた
2021.04.23 藤村ゆんた

ですよねーッ!モフモフ猫ちゃんよ魅力を引き出したい(੭ु ›ω‹ )੭ु

解除

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