39 / 65
31.愛情(後編)
しおりを挟む
創平の腕枕で真緒が眠っている。
疲れたのかぐったりとして、そのまま眠ってしまったようだ。
彼女が何かしら動いたわけではないが、それでもこちらの動きに耐えるのに必死だったのだろう、終わったあとに、ほっとしたのか静かに泣いていた。
真緒を抱きしめながら、自分も横になっていたが、真緒の方が先に眠ってしまったのだった。創平もそのまま目を閉じて少しの間眠っていたようだが、暫くして目を覚まし、こうして真緒を横にして眺めている。
自分はいつも使っているタオルケットを横にして、腰から下にかけているが、上半身までは覆えるほどではないので、二人とも肌を晒している状態だった。
頬を撫で、涙の跡を撫でた。
(泣くほど、痛かったのかな……)
優しくしたつもりだったんだけどな、と自分の行動を顧みる。
つもりではあったが、途中からは自己本位であったことは否めない。
(もう二度としないとか言われたらどうしよう)
髪を撫で、腕を撫でる。
すべすべとした肌に、ぞくりとした。
(あ、やば……)
また身体の一部が蠢きだした。
(我慢我慢……)
大きくなっていくその部分に手をやり、なんとか堪えようとする。だが堪えようとすればするほど、反応してしまうのだ。
「ん……」
真緒が目を覚ましたらしく、ゆっくりと目を開けた。
下半身に気づかれないようにしながら、真緒を見やる。
「大丈夫か?」
真緒は寝惚け眼だったが、自分の状況に気づき、タオルケットを胸まで上げた。
『寝てしまってごめんなさい』
「いいよ、別に。疲れただろ。もっと寝てていいよ」
『でも、帰らなきゃ』
「なんで? ゆっくりしなって。身体、痛むんだろ?」
大丈夫です、と彼女は答えた。
『帰らないと……』
慌てて起き上がろうとする真緒を制し、なぜそんなに帰りたがるのか尋ねた。
枕元に置いてあった電子メモを渡し、真緒に文字を書かせる。
《終わったら、早く帰ったほうがいいのかと思って……》
「なんで帰るんだよ」
気まずそうな顔の顔を覗き込み、またもはっとした。
「まさか、あいつが言ってたこと、気にしてんのか?」
──終わったら帰れよって平気で言うやつ。
茜が言った言葉だ。
「あの女の言うこと、鵜呑みにすんな。俺じゃなくてあの女の言うことを信じるのか?」
『…………』
「正直、あれは事実だったけど……今の俺は違う。自分が果てても、もっと真緒と一緒にいたいから、終わったあともこうやってくっついてるんだっての」
真緒を横に寝かせたまま、彼女が帰らないように窘めた。
「寝顔見たり、身体を眺めたり、まったりしてさ」
言うや真緒は腕で胸元を覆った。
「なんで隠すんだよ。もう全部見ただろ」
『…………』
笑うと真緒は恥ずかしそうにタオルケットを顔まで上げた。
「ちゃんとセックスしたんだし」
『……』
「俺は気持ちよかったよ、真緒とのセックス。真緒はまだ気持ちいいとは思えないだろうけどさ」
真緒は顔を少し覗かせ、ぺちっと創平の顔を軽く叩いた。
「なに?」
『卑猥な単語を、そんなに連呼しないでください』
「単語を、何度も言わない……ああ、セックスって何度も言うなって?」
真緒は頷いた。
「どうして? セックスって言うだけで、ぞくぞくするけどな」
『もうっ、やめてください!』
真緒は反対側に身体を向けた。
顔も耳も真っ赤にさせている。
(可愛いなあ……)
「そんな、背中向けたら、抱きしめてくれって言ってるみたいだぞ」
創平は横になったまま、真緒の背中を抱きしめた。
「可愛すぎ……欲情させるだけだぞ、そんなの」
真緒の尻に、大きくなった自分のモノをわざと当てた。
そして手を伸ばし真緒の胸をむにむにと揉む。
「エロい身体……これで勃たねえほうがおかしいわ」
真緒の身体をくるりと無理矢理仰向けにさせた。
「なあ、もう一回しよ、セックス」
『…………』
「真緒とセックスしたい。真緒は今日、俺とセックスするために来たんだろ」
『…………』
「俺とセックスするの、嫌?」
『嫌じゃ、ないですけど……』
真緒の耳元に顔を近づける。
「じゃあ、セックス……しよ」
わざと囁くように言った。
そうすれば真緒が恥ずかしがるのをわかっていたからだ。
創平はタオルケットを掴んで投げた。
「一回じゃ足りねえんだよな。真緒の綺麗な身体、もっと見せて」
『……うん』
観念したように真緒は身体の力を抜いた。
「すべすべしてる……」
『……』
真緒の肌を撫で、再び快楽を貪った。
真緒が先にシャワーを浴び、そのあとに創平が浴びた。
二度の行為を終え、汗を流した二人だ。
(随分濃厚な日だったな……)
ごろごろ、まったりと時間を過ごした午後だった。
ちゃんと衣服をまとった真緒に、創平は少し残念は眼差しを向けた。
「もう着ちゃったか」
『え?』
「もう一回くらいできるかな、と思ったけど」
真緒は俯きながら顔を背けた。
「嘘だよ。初めてなのに何度も襲ってたら、真緒に嫌われる。二回まで」
背後から真緒を抱きしめ、項にキスをした。
「真緒にも気持ちいいって思ってもらえるようにしないとだし」
『……』
「俺、最近わかったんだよな。セックスって、ただの性欲処理じゃなくて、『好き』って気持ちの延長上でするもんなんだなって。愛情表現っていうかさ……。それに今日、真緒とセックス出来て、ほんとに嬉しくてさ、あーめちゃくちゃ好きだ、って思ったら、もっと気持ちよくってさ……セックスしたあと、もっと真緒が好きになった気がするし」
なんて言ったらいいかわかんねえけど、と創平は言う。
「要は、俺は真緒が好きで、今日もっと好きになったって話だ」
ありがとな、と今度は後ろ髪にキスを落とした。
とんとん、と真緒が抱きしめる創平の腕を軽く叩いた。
「ん?」
電子メモに、
《嫌になってないですか》
と書いて見せてきた。
「嫌に? なんで?」
《思ってたより良くなかった、とか、がっかりしてるのではと》
「んなこと思うわけないだろ」
なんでそんなこと俺が思うんだよ、と真緒の身体を抱きしめながら揺さぶった。
「今言っただろ、今日もっと好きになったって」
こくり、と彼女が腕のなかで頷いた。
「今はもう、真緒のことで頭がいっぱいなんだよ。次はもっと、優しくしようとか、気持ちいいって思わせられるようにしようとか、反省してるし。真緒が慣れてくれたら、こんなこともしたい、あんなこともしたい、やってもらいたいこととかもあるし、もっとエロい顔も見たいさ、目を閉じたら真緒のエロい顔が浮かぶ……いてっ」
手を抓られ、創平は顔をしかめた。
腕から逃れようと真緒が身体を動かしたが、咄嗟に制止し、顎に手を回した。
「悪い子だなあ」
顎を掴んで上向かせ、顔を覗き込む、とその顔はまた紅潮し、視線を彷徨わせていた。
「大人しくしろっての」
お互いの顔が逆さまな状態でキスをし、仰け反りそうになる真緒をの身体を支えた。
リップ音が深くなるにつれ、真緒の身体から力が抜け重くなっていくのを感じた。
「おっと、このくらいにしとかないとな。マジでしたくなるから」
真緒をしっかり立たせ、前に回り込む。
「……ほんとに、今日は、無理させてごめんな」
ぽんぽんと頭を軽く撫でた。
赤ら顔の真緒は、首を横に振った。
「真緒は、嫌になってないか? 俺と初めてして……後悔してないか?」
激しく首を左右に振り、
『嬉しいです』
とまっすぐに見つめてきた。
嘘じゃないとすぐにわかる。
「……安心した」
『後悔なんてしません』
「ありがとな」
『……うん』
今度は軽くキスを落とし、もう一度頭を撫でた。
疲れたのかぐったりとして、そのまま眠ってしまったようだ。
彼女が何かしら動いたわけではないが、それでもこちらの動きに耐えるのに必死だったのだろう、終わったあとに、ほっとしたのか静かに泣いていた。
真緒を抱きしめながら、自分も横になっていたが、真緒の方が先に眠ってしまったのだった。創平もそのまま目を閉じて少しの間眠っていたようだが、暫くして目を覚まし、こうして真緒を横にして眺めている。
自分はいつも使っているタオルケットを横にして、腰から下にかけているが、上半身までは覆えるほどではないので、二人とも肌を晒している状態だった。
頬を撫で、涙の跡を撫でた。
(泣くほど、痛かったのかな……)
優しくしたつもりだったんだけどな、と自分の行動を顧みる。
つもりではあったが、途中からは自己本位であったことは否めない。
(もう二度としないとか言われたらどうしよう)
髪を撫で、腕を撫でる。
すべすべとした肌に、ぞくりとした。
(あ、やば……)
また身体の一部が蠢きだした。
(我慢我慢……)
大きくなっていくその部分に手をやり、なんとか堪えようとする。だが堪えようとすればするほど、反応してしまうのだ。
「ん……」
真緒が目を覚ましたらしく、ゆっくりと目を開けた。
下半身に気づかれないようにしながら、真緒を見やる。
「大丈夫か?」
真緒は寝惚け眼だったが、自分の状況に気づき、タオルケットを胸まで上げた。
『寝てしまってごめんなさい』
「いいよ、別に。疲れただろ。もっと寝てていいよ」
『でも、帰らなきゃ』
「なんで? ゆっくりしなって。身体、痛むんだろ?」
大丈夫です、と彼女は答えた。
『帰らないと……』
慌てて起き上がろうとする真緒を制し、なぜそんなに帰りたがるのか尋ねた。
枕元に置いてあった電子メモを渡し、真緒に文字を書かせる。
《終わったら、早く帰ったほうがいいのかと思って……》
「なんで帰るんだよ」
気まずそうな顔の顔を覗き込み、またもはっとした。
「まさか、あいつが言ってたこと、気にしてんのか?」
──終わったら帰れよって平気で言うやつ。
茜が言った言葉だ。
「あの女の言うこと、鵜呑みにすんな。俺じゃなくてあの女の言うことを信じるのか?」
『…………』
「正直、あれは事実だったけど……今の俺は違う。自分が果てても、もっと真緒と一緒にいたいから、終わったあともこうやってくっついてるんだっての」
真緒を横に寝かせたまま、彼女が帰らないように窘めた。
「寝顔見たり、身体を眺めたり、まったりしてさ」
言うや真緒は腕で胸元を覆った。
「なんで隠すんだよ。もう全部見ただろ」
『…………』
笑うと真緒は恥ずかしそうにタオルケットを顔まで上げた。
「ちゃんとセックスしたんだし」
『……』
「俺は気持ちよかったよ、真緒とのセックス。真緒はまだ気持ちいいとは思えないだろうけどさ」
真緒は顔を少し覗かせ、ぺちっと創平の顔を軽く叩いた。
「なに?」
『卑猥な単語を、そんなに連呼しないでください』
「単語を、何度も言わない……ああ、セックスって何度も言うなって?」
真緒は頷いた。
「どうして? セックスって言うだけで、ぞくぞくするけどな」
『もうっ、やめてください!』
真緒は反対側に身体を向けた。
顔も耳も真っ赤にさせている。
(可愛いなあ……)
「そんな、背中向けたら、抱きしめてくれって言ってるみたいだぞ」
創平は横になったまま、真緒の背中を抱きしめた。
「可愛すぎ……欲情させるだけだぞ、そんなの」
真緒の尻に、大きくなった自分のモノをわざと当てた。
そして手を伸ばし真緒の胸をむにむにと揉む。
「エロい身体……これで勃たねえほうがおかしいわ」
真緒の身体をくるりと無理矢理仰向けにさせた。
「なあ、もう一回しよ、セックス」
『…………』
「真緒とセックスしたい。真緒は今日、俺とセックスするために来たんだろ」
『…………』
「俺とセックスするの、嫌?」
『嫌じゃ、ないですけど……』
真緒の耳元に顔を近づける。
「じゃあ、セックス……しよ」
わざと囁くように言った。
そうすれば真緒が恥ずかしがるのをわかっていたからだ。
創平はタオルケットを掴んで投げた。
「一回じゃ足りねえんだよな。真緒の綺麗な身体、もっと見せて」
『……うん』
観念したように真緒は身体の力を抜いた。
「すべすべしてる……」
『……』
真緒の肌を撫で、再び快楽を貪った。
真緒が先にシャワーを浴び、そのあとに創平が浴びた。
二度の行為を終え、汗を流した二人だ。
(随分濃厚な日だったな……)
ごろごろ、まったりと時間を過ごした午後だった。
ちゃんと衣服をまとった真緒に、創平は少し残念は眼差しを向けた。
「もう着ちゃったか」
『え?』
「もう一回くらいできるかな、と思ったけど」
真緒は俯きながら顔を背けた。
「嘘だよ。初めてなのに何度も襲ってたら、真緒に嫌われる。二回まで」
背後から真緒を抱きしめ、項にキスをした。
「真緒にも気持ちいいって思ってもらえるようにしないとだし」
『……』
「俺、最近わかったんだよな。セックスって、ただの性欲処理じゃなくて、『好き』って気持ちの延長上でするもんなんだなって。愛情表現っていうかさ……。それに今日、真緒とセックス出来て、ほんとに嬉しくてさ、あーめちゃくちゃ好きだ、って思ったら、もっと気持ちよくってさ……セックスしたあと、もっと真緒が好きになった気がするし」
なんて言ったらいいかわかんねえけど、と創平は言う。
「要は、俺は真緒が好きで、今日もっと好きになったって話だ」
ありがとな、と今度は後ろ髪にキスを落とした。
とんとん、と真緒が抱きしめる創平の腕を軽く叩いた。
「ん?」
電子メモに、
《嫌になってないですか》
と書いて見せてきた。
「嫌に? なんで?」
《思ってたより良くなかった、とか、がっかりしてるのではと》
「んなこと思うわけないだろ」
なんでそんなこと俺が思うんだよ、と真緒の身体を抱きしめながら揺さぶった。
「今言っただろ、今日もっと好きになったって」
こくり、と彼女が腕のなかで頷いた。
「今はもう、真緒のことで頭がいっぱいなんだよ。次はもっと、優しくしようとか、気持ちいいって思わせられるようにしようとか、反省してるし。真緒が慣れてくれたら、こんなこともしたい、あんなこともしたい、やってもらいたいこととかもあるし、もっとエロい顔も見たいさ、目を閉じたら真緒のエロい顔が浮かぶ……いてっ」
手を抓られ、創平は顔をしかめた。
腕から逃れようと真緒が身体を動かしたが、咄嗟に制止し、顎に手を回した。
「悪い子だなあ」
顎を掴んで上向かせ、顔を覗き込む、とその顔はまた紅潮し、視線を彷徨わせていた。
「大人しくしろっての」
お互いの顔が逆さまな状態でキスをし、仰け反りそうになる真緒をの身体を支えた。
リップ音が深くなるにつれ、真緒の身体から力が抜け重くなっていくのを感じた。
「おっと、このくらいにしとかないとな。マジでしたくなるから」
真緒をしっかり立たせ、前に回り込む。
「……ほんとに、今日は、無理させてごめんな」
ぽんぽんと頭を軽く撫でた。
赤ら顔の真緒は、首を横に振った。
「真緒は、嫌になってないか? 俺と初めてして……後悔してないか?」
激しく首を左右に振り、
『嬉しいです』
とまっすぐに見つめてきた。
嘘じゃないとすぐにわかる。
「……安心した」
『後悔なんてしません』
「ありがとな」
『……うん』
今度は軽くキスを落とし、もう一度頭を撫でた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる