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【第2部】20.恋敵
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いつものようにトモは聡子の部屋に来た。
トモは聡子の部屋で寛ぐが、泊まることはない。会長への義理と約束があるのを知っている聡子は何も言ってこない。
泊まって欲しいようなそぶりはあるが、口には出さなかった。
聡子がむすっとしている様子に気づき、トモは彼女が体調悪いのかと尋ねた。
「智幸さん……わたしって、遊び相手の一人なんですか?」
「何言ってんだよ。遊びじゃねえよ、そんなのわかってんだろ」
唐突な質問に、咄嗟に答えた。
今更何を言っているんだ、と思ったが、あまりないが、聡子が感情を露わにする時はまずは話を聞いてみる、ということを学習していた。
聡子はトモを睨む。
「嘘つき」
「何がだよ」
「…………」
聡子は黙り込む。
「なんだよ、なんかあるなら言えよ。黙ってたらわからないだろ」
「…………」
聡子は声を震わせ、言う。
「わたし、この前見たんですから……」
「何を」
聡子が口を開いた。
先日、リカという女に出会った時のことを言っているのだと気付いた。彼女は近くにいたようだ。あの日は月曜日だったが、会長との会食があったために聡子の部屋に行かなかった日だったはずだ。リカに会ったのは夕方だった。聡子は仕事帰りだった時間帯なのかもしれない。
「トモのこと忘れるから最後に抱いてよ、黙ってれば彼女にバレないでしょ、って言われて、智幸さんが『わかった。ついてこい』って言って、二人でどこか行った……」
「見てたのか……」
ほらやっぱり、と聡子は頬を膨らませる。
「抱いたんだ……お願いされたら何でもしちゃうんだ。智幸さん優しいから、相手の人のお願いきいちゃうんですよね」
「ちげーよ」
違わない、と聡子は涙をこぼし、近くにあったものをトモに投げつけた。
「バカ、あぶねえだろ!」
トモは物を投げつけられてもよける風もなく、聡子を止めようとした。聡子の両手首をつかみ、落ち着かせる。
前に、遊園地に行く約束をドタキャンした日の夜、聡子は泣きじゃくった。その時以上に泣き叫び、まるで癇癪を起こしているかのようだ。
「おい、物を投げるのはやめろ。物に罪はねえだろ」
「…………」
聡子は大人しくなる。
「ムカついてんだったら直接俺を殴れ」
「あっ、開き直った」
「はいはい、もう何とでも言え」
聡子は口をへの字にし、トモを見上げて睨んだ。
「何よ! バカバカバカバカバカバカ……!」
聡子はトモの胸をどすどすと殴る。
「本気で惚れたのはわたしだけとか言って! わたしがいても、やっぱりほかの女の人とセックスして……バレなきゃいいと思ってるんでしょう!?」
「やっぱりって何だよ」
カチンと来た。
聡子は、自分のことを「どうせほかの女と寝るんだ」と思っていたのだろうか。
(心外だ)
しかしここで口を挟んでも火に油を注ぐだけだ。トモは遮ることはせず、彼女の言葉に耳を傾け続けた。
「どうせわたしは地味で色気もなくて身体しか智幸さんの好みじゃないことはわかってたし、料理も床もうまくないし、ほかの女の人のほうが魅力的なのは知ってるし、絶対わたしより上手だろうし……わたしなんて……わたしなんて……」
「…………」
「ほかの女は智幸さんのこといろいろ知ってるのに、わたしはまだ知らないこといっぱいだし、なんでわたし……彼女なのに……彼女じゃないの……。相手の人のお願いは聞くのに、どうしてわたしのささやかな望みは叶えてくれないの……」
智幸はぶたれても抵抗をしない。
聡子は不満をぶちまけ、胸を叩く。
あまりの勢いに、トモは尻餅をついた。
「嘘つき嘘つき! 嘘つきの智幸さんなんて好きじゃない! 信じられない!」
ぱんっ、と聡子の手がトモの左頬を打った。
「いてっ……」
「あ……」
ご、ごめんなさい……、と聡子の乱暴は一瞬にして収まった。
すとん、とトモの脚のなかに、聡子は収まっていた。
嘘つき嘘つき、とトモの胸を叩いていたが、疲れてしまったのか手を止めた。
「なあ、気が済んだか?」
「……済まない」
「じゃあ、もっと殴ればいい。気の済むまで俺を殴れ、叩け」
挑発するように言うと、聡子は頬を膨らませた。
「もうっ! 智幸さんなんて大っ……」
「大嫌いか?」
トモは小さく笑った。
「…………どうした?」
「言いませんよ」
「ん?」
「大嫌いなんて、絶対言いませんからね! 嘘でも言わないですからね!」
「ははは、そうかよ」
言うのかと思ったら絶対に言わない、という。
可笑しくなってしまった。
「気ぃ強ぇ……」
「わたしが智幸さんを嫌いになるわけなんかないのに! でも! 女に節操のない智幸さんは好きじゃない! わたしだけにしてよ!」
聡子はわんわん泣いた。
「言っていいんだぞ? 大嫌いだ、このクズ! ってな」
半笑いで言うと、聡子はますますムッとした顔になる。
「思ってもないことは言いません」
「相変わらず気が強ぇえな。そういうとこも可愛いんだけどな」
「もう、いい、です……」
聡子が立ち上がろうとするのを、トモが手を引いて抱き寄せた。
「わっ……」
「ほかに言いたいことは?」
「…………」
聡子はトモの腕のなかで、思いつく不満を口にする。
「あの人、キレイだった」
「そうか?」
「胸も、大きかった」
「ま、まあ、そうかもな」
「柔らかい?」
「どうかな……」
「でも、セックスしたことあるんですよね?」
「まあ……あったかもな」
智幸さんのスケベ、あんぽんたん、節操なし、と聡子は罵る。
「わたしのこと弄んでるだけなら……あの女の人のところに行けばいいじゃないですか」
「おまえはそれでいいのか?」
智幸が眉をひそめる。
「……う、うん……いいですよ、別に」
「そっか、あいつのところに行ってもいいのか」
そんな言葉が返ってくると思わなかったのか、聡子が戸惑った。
「でも、あの人の所に行くならちゃんと別れてからにしてください」
「おまえは別れたいのか」
「……智幸さんが別れたいなら」
「おまえはどうなんだよ。嘘つきでスケベであんぽんたんで節操なしの俺と別れたいのか」
聡子は無言になり、うつむく。
「……嫌です」
「俺もおまえと別れるのは嫌だなあ」
聡子は嗚咽を漏らし、うぐぅ、うぐぅ、と奇妙な泣き方をした。堪えようとして堪えられていないようだった。
「気が強えくせに泣き虫なんだよな。おまえ、どんだけ俺に惚れてんだよ」
「うるさい!」
「そんなおまえに惚れてんのが俺だけどな」
あはは、と笑いながら聡子を抱きしめる。
ぽかぽか、と聡子はトモの胸を叩くが、びくともしなかった。
「もうっ……」
聡子は泣きじゃくる。
トモは泣き終わるまで優しく包み込んだ。
「もうっ……惚れた弱みにつけこんで……」
嘘つき嘘つき。
なのに何でこんなに好きなんだかわからない。
聡子はそう言いながら泣いた。
「俺は嘘つきで、スケベで、あんぽんたんで、節操なしだけど、おまえだけは特別なつもりだったんだけどな」
聡子に優しくキスを施す。
「騙されない!」
唇だけでなく、額、まぶた、頬、顎、首筋……とゆっくり触れていく。手首や指先まで唇で触れるトモに、聡子の目が蕩けていた。
「こんなことされたことない……」
「大人しくなったな」
「……何よっ」
「可愛いなあ」
駄々をこねる子供をあやすように、聡子をそっと宥める。彼女の宥め方がわかってきた気がする。普段我慢をさせている分、言いたいことを思う存分言わせてあげればいいのだ、と。きっと本音が聞けるはずだ。
「もう……わたしバカみたい。子供ですよね。智幸さんは大人なのに」
「……聡子は聡子だ」
いつものようにトモは聡子の部屋に来た。
トモは聡子の部屋で寛ぐが、泊まることはない。会長への義理と約束があるのを知っている聡子は何も言ってこない。
泊まって欲しいようなそぶりはあるが、口には出さなかった。
聡子がむすっとしている様子に気づき、トモは彼女が体調悪いのかと尋ねた。
「智幸さん……わたしって、遊び相手の一人なんですか?」
「何言ってんだよ。遊びじゃねえよ、そんなのわかってんだろ」
唐突な質問に、咄嗟に答えた。
今更何を言っているんだ、と思ったが、あまりないが、聡子が感情を露わにする時はまずは話を聞いてみる、ということを学習していた。
聡子はトモを睨む。
「嘘つき」
「何がだよ」
「…………」
聡子は黙り込む。
「なんだよ、なんかあるなら言えよ。黙ってたらわからないだろ」
「…………」
聡子は声を震わせ、言う。
「わたし、この前見たんですから……」
「何を」
聡子が口を開いた。
先日、リカという女に出会った時のことを言っているのだと気付いた。彼女は近くにいたようだ。あの日は月曜日だったが、会長との会食があったために聡子の部屋に行かなかった日だったはずだ。リカに会ったのは夕方だった。聡子は仕事帰りだった時間帯なのかもしれない。
「トモのこと忘れるから最後に抱いてよ、黙ってれば彼女にバレないでしょ、って言われて、智幸さんが『わかった。ついてこい』って言って、二人でどこか行った……」
「見てたのか……」
ほらやっぱり、と聡子は頬を膨らませる。
「抱いたんだ……お願いされたら何でもしちゃうんだ。智幸さん優しいから、相手の人のお願いきいちゃうんですよね」
「ちげーよ」
違わない、と聡子は涙をこぼし、近くにあったものをトモに投げつけた。
「バカ、あぶねえだろ!」
トモは物を投げつけられてもよける風もなく、聡子を止めようとした。聡子の両手首をつかみ、落ち着かせる。
前に、遊園地に行く約束をドタキャンした日の夜、聡子は泣きじゃくった。その時以上に泣き叫び、まるで癇癪を起こしているかのようだ。
「おい、物を投げるのはやめろ。物に罪はねえだろ」
「…………」
聡子は大人しくなる。
「ムカついてんだったら直接俺を殴れ」
「あっ、開き直った」
「はいはい、もう何とでも言え」
聡子は口をへの字にし、トモを見上げて睨んだ。
「何よ! バカバカバカバカバカバカ……!」
聡子はトモの胸をどすどすと殴る。
「本気で惚れたのはわたしだけとか言って! わたしがいても、やっぱりほかの女の人とセックスして……バレなきゃいいと思ってるんでしょう!?」
「やっぱりって何だよ」
カチンと来た。
聡子は、自分のことを「どうせほかの女と寝るんだ」と思っていたのだろうか。
(心外だ)
しかしここで口を挟んでも火に油を注ぐだけだ。トモは遮ることはせず、彼女の言葉に耳を傾け続けた。
「どうせわたしは地味で色気もなくて身体しか智幸さんの好みじゃないことはわかってたし、料理も床もうまくないし、ほかの女の人のほうが魅力的なのは知ってるし、絶対わたしより上手だろうし……わたしなんて……わたしなんて……」
「…………」
「ほかの女は智幸さんのこといろいろ知ってるのに、わたしはまだ知らないこといっぱいだし、なんでわたし……彼女なのに……彼女じゃないの……。相手の人のお願いは聞くのに、どうしてわたしのささやかな望みは叶えてくれないの……」
智幸はぶたれても抵抗をしない。
聡子は不満をぶちまけ、胸を叩く。
あまりの勢いに、トモは尻餅をついた。
「嘘つき嘘つき! 嘘つきの智幸さんなんて好きじゃない! 信じられない!」
ぱんっ、と聡子の手がトモの左頬を打った。
「いてっ……」
「あ……」
ご、ごめんなさい……、と聡子の乱暴は一瞬にして収まった。
すとん、とトモの脚のなかに、聡子は収まっていた。
嘘つき嘘つき、とトモの胸を叩いていたが、疲れてしまったのか手を止めた。
「なあ、気が済んだか?」
「……済まない」
「じゃあ、もっと殴ればいい。気の済むまで俺を殴れ、叩け」
挑発するように言うと、聡子は頬を膨らませた。
「もうっ! 智幸さんなんて大っ……」
「大嫌いか?」
トモは小さく笑った。
「…………どうした?」
「言いませんよ」
「ん?」
「大嫌いなんて、絶対言いませんからね! 嘘でも言わないですからね!」
「ははは、そうかよ」
言うのかと思ったら絶対に言わない、という。
可笑しくなってしまった。
「気ぃ強ぇ……」
「わたしが智幸さんを嫌いになるわけなんかないのに! でも! 女に節操のない智幸さんは好きじゃない! わたしだけにしてよ!」
聡子はわんわん泣いた。
「言っていいんだぞ? 大嫌いだ、このクズ! ってな」
半笑いで言うと、聡子はますますムッとした顔になる。
「思ってもないことは言いません」
「相変わらず気が強ぇえな。そういうとこも可愛いんだけどな」
「もう、いい、です……」
聡子が立ち上がろうとするのを、トモが手を引いて抱き寄せた。
「わっ……」
「ほかに言いたいことは?」
「…………」
聡子はトモの腕のなかで、思いつく不満を口にする。
「あの人、キレイだった」
「そうか?」
「胸も、大きかった」
「ま、まあ、そうかもな」
「柔らかい?」
「どうかな……」
「でも、セックスしたことあるんですよね?」
「まあ……あったかもな」
智幸さんのスケベ、あんぽんたん、節操なし、と聡子は罵る。
「わたしのこと弄んでるだけなら……あの女の人のところに行けばいいじゃないですか」
「おまえはそれでいいのか?」
智幸が眉をひそめる。
「……う、うん……いいですよ、別に」
「そっか、あいつのところに行ってもいいのか」
そんな言葉が返ってくると思わなかったのか、聡子が戸惑った。
「でも、あの人の所に行くならちゃんと別れてからにしてください」
「おまえは別れたいのか」
「……智幸さんが別れたいなら」
「おまえはどうなんだよ。嘘つきでスケベであんぽんたんで節操なしの俺と別れたいのか」
聡子は無言になり、うつむく。
「……嫌です」
「俺もおまえと別れるのは嫌だなあ」
聡子は嗚咽を漏らし、うぐぅ、うぐぅ、と奇妙な泣き方をした。堪えようとして堪えられていないようだった。
「気が強えくせに泣き虫なんだよな。おまえ、どんだけ俺に惚れてんだよ」
「うるさい!」
「そんなおまえに惚れてんのが俺だけどな」
あはは、と笑いながら聡子を抱きしめる。
ぽかぽか、と聡子はトモの胸を叩くが、びくともしなかった。
「もうっ……」
聡子は泣きじゃくる。
トモは泣き終わるまで優しく包み込んだ。
「もうっ……惚れた弱みにつけこんで……」
嘘つき嘘つき。
なのに何でこんなに好きなんだかわからない。
聡子はそう言いながら泣いた。
「俺は嘘つきで、スケベで、あんぽんたんで、節操なしだけど、おまえだけは特別なつもりだったんだけどな」
聡子に優しくキスを施す。
「騙されない!」
唇だけでなく、額、まぶた、頬、顎、首筋……とゆっくり触れていく。手首や指先まで唇で触れるトモに、聡子の目が蕩けていた。
「こんなことされたことない……」
「大人しくなったな」
「……何よっ」
「可愛いなあ」
駄々をこねる子供をあやすように、聡子をそっと宥める。彼女の宥め方がわかってきた気がする。普段我慢をさせている分、言いたいことを思う存分言わせてあげればいいのだ、と。きっと本音が聞けるはずだ。
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