楽園は果てなき

杜乃日熊

文字の大きさ
上 下
1 / 1

楽園は果てなき

しおりを挟む
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

ヒメゴト

砂部岩延
ライト文芸
旅先で怪我した鶴を救ったが、代わりに財布を失った。 後日、失くした財布を届けに見知らぬ美女がやってきた。 成り行きから始まった共同生活は順調だ。 しかし、俺はどうしても彼女への疑心暗鬼を拭い切れず――

猫縁日和

景綱
ライト文芸
 猫を介していろんな人たちと繋がるほっこりストーリー。 (*改稿版)  はじまりは777の数字。  小城梨花。二十五歳独身、ちょっとめんどくさがり屋のダメな女子。  仕事を辞めて数か月。  このままだと、家賃も光熱費も食費もままならない状況に陥ってしまうと、気が焦り仕事を探そうと思い始めた。  梨花は、状況打破しようと動き始めようとする。  そんなとき、一匹のサバトラ猫が現れて後を追う。行き着く先は、老夫婦の経営する花屋だった。  猫のおかげというべきか、その花屋で働くことに。しかも、その老夫婦は梨花の住むアパートの大家でもあった。そんな偶然ってあるのだろうか。梨花は感謝しつつも、花屋で頑張ることにする。  お金のためなら、いや、好きな人のためなら、いやいや、そうじゃない。  信頼してくれる老婦人のためなら仕事も頑張れる。その花屋で出会った素敵な男性のことも気にかかり妄想もしてしまう。  恋の予感?  それは勝手な思い込み?  もしかして、運気上昇している?  不思議な縁ってあるものだ。  梨花は、そこでいろんな人と出会い成長していく。

借景 -profiles of a life -

黒井羊太
ライト文芸
人生は、至る所にある。そこにも、ここにも、あそこにも。 いつだったかの群像・新人文学賞一次通過作。 ライト文芸大賞に参加してます。

九龍城砦奇譚

菰野るり
ライト文芸
舞台は返還前の香港九龍城。 極彩色の洗濯物なびかせながら 飛行機が啓徳空港へ降りてゆく。 何でも屋のジョニーに育てられたアンディは10才。国籍も名字もない。 少年と少女の出逢いと青春を 西洋と東洋の入り混じる香港を舞台に 雑多な異国の風俗や景色 時代の波と絡めながら描く

すずめの雛と兄貴の旅立ち

緑川 つきあかり
ライト文芸
小さな頃は兄の背中ばかりを追いかけていた。 けれど、背が伸びるにつれて、兄の背中は蜃気楼のように遥か彼方へと遠のいていき、やがては言葉を交わすことさえもなくなっていた。 そして、兄が大学受験を控えた高校最後の春。 いつもとは違う家路を辿っていた最中、並木道の傍らに咲く一本の桜の樹枝で、強かに囀る一匹のすずめの雛を目にした。 その出会いが俺の、俺たちの人生をほんの少し変えるきっかけとなったことを、俺は一生忘れないだろう。

夏休み、君はヒーローだった。

ザクロ
ライト文芸
訳があって田舎町に引っ越してきた少年、光輝。田舎で自らのとある過去を悔やんでいた。そんなある日、海水パンツに青いマントをつけた少年、ヤジロウが目の前に現れる。彼は自らを「夏休みヒーロー」と自称し、3日間を共に過ごすと勝手に宣言するが……その正体を知る、夏の夕暮れ。少年はきっと、3日前より大人になっている────

俺のごはん

籠 冬雪
ライト文芸
30代サラリーマンの日常。 ごはんがテーマで、ゆるーく平和な世界です。

母の日お母さん体験のお話

あかん子をセッ法
SF
 母の日。近所の科学技術館の常連である少年が、そこで不思議な体験をするお話です。

処理中です...