ファイターO ~リアルスティック近未来戦闘機ロボットシミュレーション~

戦争を気にするマニア野郎の一人

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29章

アメリカ空軍も知らない、合体しロボット型になるアメリカ海軍の新型マルチロール機「FA-18EEF モアアドバンスド・ホーネット」

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エレベーターが止まって扉が開き、ペイン少佐らが施設内に入ると、光るライトがそこを照らした。そこには、FA-18らしき戦闘機が5機駐留していた。
ショーン上官「これこそ、アメリカ空軍に負けないために極秘に生産された、合体しロボット型になるマルチロール機、FA-18EEF モアアドバンスド・ホーネットだ。これこそが、我らの最強の矛だ。機体説明をする。本機はアメリカ空軍のF-15EEXに対抗するため、アメリカ海軍が極秘にコストを度外視して生産したマルチロール機である。本機の説明をする前に、まず本機の前身であった、FA-18 アドバンスド・ホーネットについて説明しておく。その機はFA-18E/Fと違い、コックピットをF-35やF-15SEと似た次世代コックピットになっている。データリンクを通じ、各種情報を見ることができる。また、エンジン推力がFA-18E/Fに比べ、20パーセント向上している。航続距離も伸びている。監視・警戒システムが改良され、機体全周囲を警戒可能である。さらにステルスウェポンポッドが搭載されている。機体背部にコンフォーマル・フューエル・タンクが搭載されている。ステルス性が向上し、全面のRCSがFA-18E/Fの50パーセント未満になっている。FA-18EEF モアアドバンスド・ホーネットは全体的にその機より性能が向上した、合体しロボット型になるマルチロール機である。レーダーの性能がアドバンスド・ホーネットの2倍になり、IRSTが装備され、ステルス塗料で機体が塗られステルス性がさらに向上し、新型の貫通爆弾のGBU-500を装備可能である。また、F-15EEX同様の特殊合金でできている。爆発反応装甲は残念ながらない。合体時は編隊を組み、スピードブレーキを開き、フラップを下げ、150ノットまで下げて合体ボタンを押すことで合体する。君たちならできるだろう。」
ペイン少佐「フハハハハッ!!!すごそうじゃないですか!さっそく乗りたい!」
ショーン上官「元ボクサー、キックボクシング選手なだけあって血の気が多いな、君は。君達はトップガンではそこまでではなかったが、対地攻撃の精度においては右に出るものはいない。そして、その情熱と強烈な愛国心を買っている。頑張りたまえ。このあと細かな説明を受けたあと、さっそくスクランブルしてもらう。」
ペイン少佐「アイサー!シャークチーム!野郎ども聞いたか!これが俺たちの最強の矛だ!!アメリカの敵を倒して倒して倒しまくってやろうぜ!!!」
シャークチーム「アイサー!!」
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