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第3章:終幕
Bad Man ー賽は投げられたー
しおりを挟む屋敷内にある地下に設置された特殊な部屋にて、男は椅子を腰掛けて不敵な笑みを浮かべていた。
(ショウが私の元で働くと兄上から聞かされた時、怪しいとは思っていた。ショウの前主人は、あの餓鬼であり……その前は、兄上だったからな。)
男…ジェレマイアは、フフフと零して頬杖ついた。
(この私を欺けたと思っておられるのですかな?兄上)
※※※※※※※※※※
ことの出来事は一ヶ月前に遡るーー
廃墟を後にしたジェレマイアは、自身が在住している屋敷に戻り、仕事の間にて机の上にある書類に目を通していた。
(あの不自然なほど隙間がある本棚、絶対何かありそうだな。その鍵を握っているのは、あの餓鬼に違いない。)
けれどジェレマイアの頭の中には不自然な本棚の事が気掛かりで、書類の内容に関しては、一切入っていなかった。
(だが一度奴に目をつけられてしまったから、あの屋敷をもう一度近付くのは難しい。この私でさえ、声をかけられるまで奴の気配に気付けなかったのだ。)
頬杖ついて、彫りの深い引き締まった顔立ちは眉間にシワを寄せた。
(どうしたものか、私の中のザワつきが収まらないのだ。何かを見落としてる、と。)
頭を悩ませているとコンコンとドアを鳴らす音が耳に入る。
「ジェレマイア様、ワーズでございます。」
「……入れ。」
ガチャとドアは開かれ、その人物が入室すると一礼して、紅茶セット一式とお菓子類を乗せたワゴンが運び込まれる。仕事の間から見て、左側の部屋に入ってすぐさま、銀のケトルにアルコールランプで火をつけて、紅茶を入れ始める。
「どうぞ」
紅茶をカップに注いで、銀のティースプーンを添えて、書類に向かっているジェレマイアの下へと運んだ。
「待て、少し君に聞きたいことがある」
「……私に、ですか?」
そして仕事の邪魔をしてはいけないと気を遣い、声を掛けることなく一歩下がって退出しようとしてしていたワーズと呼ばれた上級の使用人の女性は、ジェレマイアの言葉に首を傾げる。
「君は確か、以前は甥のところで勤めていたそうだな」
「ええ、メテオ様がヴォルフレッド様の別荘地に来る前にも勤めておりました。」
「甥が別荘地にやって来た時、何か変わったことはなかったか?」
「変わったことですか?」
ワーズは、そうですねー……と、こ難しい表情で考える仕草を見せた。
「特にありませんでしたが当時は、メテオ様の印象はショウ様とミーティアを除き、私は勿論、他の使用人達から見て、余り良い雰囲気ではありませんでした。何せ不機嫌そうな顔つきでしたし、勿論今となっては、夫人や令嬢方達が虜になるぐらい美貌な方でメイド達がメテオ様の名前が出るぐらい話題になっています。」
「ミーティア……そいつも使用人か?」
「?ええ。当時、新人でありながらヴォルフレッド様直々にメテオ様の世話係に任命されたメイドです。今でもメテオ様の傍付きで、メイド長補佐をしているとコレもメイド達がお話してるのを耳にしたのです」
そして喋り終えた彼女は、両手を前に組みジェレマイアをジッと見つめた。
「ご用がお済みでしょうか?なければ下がらせていただきますが」
「……ふむ。引き止めて済まなかったな」
「では、ご用がお有りになったらお呼びつけてくださいませ。」
ドアを開けて、少しお菓子類を残ったワゴンを引いて彼女は仕事の間から出て行った。
※※※※※※※※※※
それからその話を聞いてから二週間後ーー
ジェレマイアは仕事の間にて、不機嫌極りない表情で足組みをして頭に頬杖をして机の上でトントンと指を叩く。
暫くすると窓から鳴き声が聞こえ、ジェレマイアはすぐさま立ち上がり、待っていたと言わんばかりの速足で窓側へと歩み寄って、窓を開けた。
「待ちくたびれたではないか!いつまで経っても来ぬから、奴に捕らえられてしまったのではないかとハラハラしていた!」
一匹のコウモリがパタパタと羽ばたかせ、部屋の中に入った瞬間、コウモリが闇に包まれ、コウモリから人の姿へと変わっていく。
「焦りは禁物ですよ、ジェレマイアの旦那」
肩がギリ付く長さの黒髪をしたオッドアイの青年で、ジェレマイアを見つめながら指を咥える。
「ヴァンパイア界で"電光石火のブレス"と言われているこの俺っちが、そんなヘマするわけないじゃありませんか。」
「……侯爵である私に対して、その生意気な態度は気に食わん。見てるだけで反吐が出そうだ。」
ジェレマイアは侯爵の称号を持つ自分に対して態度を変えぬ青年に、不機嫌を露わにする。
「そんなこと言わないでくれますかね?折角、旦那が俺っちに依頼した情報とやらを教えてやろうと言うのに……」
「勿体ぶらず、貴様が知ってる情報を全て話せ!」
「へいへい、依頼料は貰ってますから話はしますよ。」
青年はやれやれと落胆な表情を見せ、肩を竦める。
「まず、メテオ公爵についての情報ですが、貴族達の中で最年少でありながら若くして公爵という称号を持ち、そして今でも数多くの実績を残しております。おまけに容姿も完璧で、夫人や令嬢達からモテていますね。」
「あの無愛想のどこがいいのか、私には到底理解出来んな。」
「ま、男性から見ればそうですが、女性からすればメテオ公爵は根は真面目な方ですし、女遊びなどの噂は耳にした事がないので、知性を持つ女性には好評価でしょう。勿論、着飾った女性もメテオ公爵へ寄ってくることもしばしばありますがね。」
青年は、モテる男は羨ましいですねとフッと口の角を上げて、腰に手を当てた。
「次にメテオ公爵の家族構成についてですが、ここに来る前は人間界で母親と姉の三人であの屋敷を住んでいたようですね。住んでいた痕跡残っていましたからね。」
「それは知っている。そんなことより屋敷跡で見たあの部屋について知りたいのだ!」
「……ああ、不自然に隙間が空いた本棚がある部屋ですね。」
青年は、少し考える仕草を見せ、そして一旦呼吸をして口を開いた。
「ーーあの屋敷の持ち主はどうやら、メテオ公爵と姉の父親です」
「父親?」
「そして、その隠し扉を開く本を所持してるのはその父親ですよ。ここにやって来たメテオ公爵は当初、手ぶらのようでしたし、姉の方も、とある所に預けられて数年後に、海外へ一時的在住していたらしいので後で取りに行った可能性は低いですね。当時知ってる人から聞いた情報なので間違いないすよ」
「待て、奴がここにやって来た後に取りに行った可能性はないのか?」
「……自分の甥を奴呼ばわりですか。」
それがどうしたと言わんばかりの表情で傲慢な態度を見せるジェレマイアを見た青年は、心の中で重い溜息をついた。
「確かにここに来て、何回か人間界に行く姿を使用人達が目撃していますが、いずれも本より少し薄い物だったり、形が全く違う物です。それに本を持ち帰っていたとしても、あの隠し扉が開く可能性は低いですね。」
「……用は、あの隠し扉の鍵はその父親が持っており、奴が持ち帰った本が仮にピッタリはまったとしても、開くことはないということだな?」
「恐らく、決まっている特定の本が今も父親の元にあるのではないかと、俺っちはそう睨んでますよ。」
青年は一旦口を閉じ、深呼吸して再び口を開く。
「さて、メテオ公爵についての情報は全て話しましたよ。では俺っちは次の依頼主のところへ……」
「ブレス待て、まだ終わっていないではないか。」
青年…ブレスが窓から出ようとしたところでジェレマイアが不機嫌丸出しで呼び止める。
「何ですか、ジェレマイアの旦那。俺っちが知ってる情報は全て話終えてますが?」
「まだ聞いてないぞ。……奴の姉とその父親について。」
「ジェレマイアの旦那、コレばかりは俺っちでも言えないですよ。」
「何……?」
「電光石火のブレスと言うあだ名を持ち、尚且つ情報屋でもある俺っちでもマナーは弁えていますよ。依頼主から頼まれた情報しか与えられないんでね。」
ブレスは腑に落ちない表情を見せるジェレマイアを真っ直ぐ見据えた。
「ジェレマイアの旦那…アンタは、俺っちに依頼する際、"メテオ公爵"と"屋敷跡"の情報は欲しいとは言っていたが、"メテオ公爵の姉と父親"の情報が欲しいなんて一言も言っていませんでしたよ?」
スッとポケットに手を突っ込むと、ボイスレコーダーをジェレマイアの前に見せる。
「勿論、依頼主が情報屋に言っていないことを言ったと言い訳する輩が前にあったんでね。それを防ぐためにこいつを持ち合わせているわけですよ。念のため言っておきますが、こいつを壊しても予備を持っているので無駄ですよ?」
「…ならば、追加料を支払う。それなら構わんだろ?」
ジェレマイアがそう答えるとブレスは、少々呆れ気味の表情で鼻で息を吐き、肩を落としてボイスレコーダーを懐に戻した。
「……分かりましたよ。今度は、メテオ公爵の姉君と父親の情報を集めればいいんすね?」
ブレスが渋々了承すると、ジェレマイアは懐から通貨が入った袋を取り出し、それをブレスに向けて投げた。
「人間界に住んでる俺っちと同じ情報屋がいるので、そいつに頼んでおきますよ。」
「貴様が情報を集めるのではないのか?」
「こっちに住んでる時間が長い俺っちが、人間界に行くのは夜ぐらいで、人間界にある光…言わば太陽の光に慣れていないんすよ。そんなの自殺行為ですし、だったら人間界に住んでる時間が長い奴に頼む方が太陽の光に慣れてるし、人間界の情報も詳しいですから。」
ブレスは袋を片手でキャッチして、反対側の懐に入れると闇の中に包まれ始め、先程のコウモリの姿へと変わっていく。
「向こうから電話掛かってくると思うんで、俺っちはこれで行きますね」
ブレスはそう言い残して、窓から満月の方向へもパタパタと羽ばたいて行った。
※※※※※※※※※※
そして、その日からさらに二週間後ーー
人間界に住んでる情報屋から二週間の間に数回電話がかかってきて、とある情報を手に入れたことにより、今に至る。
(あー、今の私は最高潮に達している!!)
ジェレマイアは、口元に手を添えて笑いを堪えていた。
(もし、奴の情報が正しければ……いや、奴はブレスと同様、的確で嘘偽りはない。もしあの時、気晴らしで人間界に降り立って居なければ私は気にしていなかったに違いない。)
あの日、森の中に着地したジェレマイアは気晴らし目的で、森の中に歩き回っていた。人間界に降り立ったのも、森の中に屋敷跡を見つけたのも偶然だった。
(そして何より、もう一度人間界に降り立ち、偶然にもナタリーと瓜二つの少女を見かけたのだ。似てるだけなら、気にはしなかったが……)
ジェレマイアは顔を天井に向けて、手で右眼を覆い隠した状態で、再びフフフと溢した。
(それにしても私は愚かだ。何故気づけなかったのだ?こんな些細な事で見落としてしまうとは………)
「フフ、フフフ…………」
(それ程私は、ナタリー以外は盲目だったということか。)
ジェレマイアの瞳の色が濃くなり、恍惚とした眼差しでユラユラと揺らめく。
(さて、この高笑いはあの少女を捕らえてからにしようではないか。祝杯と共に、な。)
天井に向けた顔を正面に戻して、目線を向かいに飾られている肖像画を眺めて、脚組みをした。
(父親は、奴に任せよう。不自然な本棚の鍵の在処を知ればいいのだ。父親に関しては、この私には興味ない。)
そして、ニヤリと口元の角を上げて恍惚とした表情で口にした。
「ーーー白百合という花に相応しい蝶を捕らえる準備は整った。あとは時期を待つだけだ。」
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