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第一章
13 天使
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「私は、反対だ」
ディケーネは強い口調でそういった。
"話しかける扉"の話を聞いた勇一は、もちろん、その隠し扉があるダンジョン『嘆きの霊廟』へ行こうと提案した。
だが、その提案はディケーネに強く反対されてしまった。
「なんで反対なんだよ?」
「『嘆きの霊廟』の周りの森には強力な魔物も多く生息している。それにここから行くだけでほぼ一日掛かる。数日間宿泊する為の道具や、水や、食料、それらの荷物をかついで一日歩くだけでもかなりの重労働だ。今のユーイチには荷が重い」
そう、はっきりと実力不足だといわれるとちょっと辛い。
またまた、勇一は心がへこむ。
ディケーネとしては、『嘆きの霊廟』には何度か行っているが、結局たいした成果を挙げれずにいる。
借金があったときは、お宝をみつけて一発逆転を狙って無茶をしていたが、今は違う。
危険を冒し、重労働してまで、勇一と一緒に行くメリットがまったく感じられない。
しかし勇一も諦められない。
「いや、危険かもしれないけど、ディケーネも行ってるんだし、何とかなるだろう。
それに、ちょっとその隠し部屋の"扉の言葉"に心当たりがあるんだよ」
「なに? 扉の言葉に? ひょっとして扉を開けられそうなのか?」
「いや、そこまで確実じゃないけど、でも、行って確かめる価値は絶対にあると思うんだ」
その説明に、ディケーネは腕を組み、眉間にしわをよせて"うーむ"と悩みこむ。
美人は、眉間にしわをよせても美人だな。
などと、まったく関係ないことを、勇一は心の中でちょっと思う。
「解った。そこまで言うならば、『嘆きの霊廟』行こう。ただ、ひとつ提案させてもらう」
「提案? どんな提案だ?」
「ああ、その提案とは、荷物運びを雇うことだ。
単なる荷物運びだけではなく、多少は戦闘もこなせる荷物運びを雇おう。
一人荷物運びが増えるだけで、往復の工程で運ぶ荷物の量がかなり減る。
それだけじゃなく、夜の警戒などで交代で寝るのも三交代できるなど、パーティメンバーの1人1人に掛かる負担が格段に軽減されるからな」
――――――
まあ、そんな訳で、『嘆き霊廟』へ向かう際に荷物運びを雇うことにした。
もちろん荷物運び用の奴隷を買うような金はないので、奴隷を貸出してもらうのだ。
過去にディケーネも、何度か荷物運びとして、奴隷を借りたことがあるという。
その経験を元に、奴隷を貸出してもらうために奴隷商店へ向かう。
もちろん、ディケーネを奴隷として売買しようとしたバルフォ奴隷商店とは別の店だ。
話を聞くと、その奴隷店は基本的にかなりブルジョワ向けの奴隷を取り扱っている商会らしい。
なにせディケーネは、女性一人の身で荷物運びを雇って遠出していたのだ。
荷物運びはもちろん女性で、それでいて沢山荷物を持てる体力があり、さらにある程度は信頼できる者でなければならない。
多少貸出料金が高くても、信頼できる高品質な奴隷を取り扱っている店を使っていたのだった。
そのブルジョワ向けの奴隷店、ニルダムア奴隷商店は、表道理に面する所に、立っていた。
「すっげぇ」
ニルダムア奴隷商店の入り口で思わず勇一は思わず呟いてしまった。
ゴクリとつばを飲みこむ。
建物も見るからに豪華で目も見張る程に立派だったが、勇一が驚いたのは別のモノだ。
建物の入り口には、扉の左右に、槍をもった門番が立っている。
その門番の、扉の左側に立っている女性は、なんとビキニ鎧を着ていたのだ。
ボン、キュ、ボンと言う擬音をそのまま形にしたような体型の女性。
その女性の上半身は、巨大な胸の頂__いただき__#はその全貌を殆どむき出しにしていて、先っぽに、鎖でつながった小さな三角形の鎧がわずかに乗っかっているだけだ。
下半身も、これまた大事なところに逆三角形の鎧が僅かに張り付いているだけだ。
もう、色々あふれて見えてしまいそうだ。
「やっぱりこれだよね これ! 異世界つーたらビキニ鎧だよね!
冒険ギルドにいる女性冒険者の着てる鎧は色気の欠片もない、実用重視って感じのばっかりだったからな!
ビバ ビキニ鎧!」
横からディケーネが『何を言ってるんだ、お前は』的な冷たい目で見ているけど、まあ、いいか。
ちなみに門の右側に立っている人物は、ある意味もっとすごい。
なにせ上半身、裸だ。
むき出しだ。乳首もむきだし。まるみえだ。
そう、右側に立っているのは、むっきむっきのマッチョマンだ。
こっちの下半身は、股間の物をつつむような布しかつけていない。
つつむように布を巻いているので、股間の物のサイズが解ってしまう。もちろんメガマグナム、いやギガマグナムサイズだ。
門の左右に立っている二人共、ハリウッド映画で主演できそうな程の美形だ。
そして二人共、首に『奴隷の首輪』をつけていた。
ようするに、この二人は門番と言うより、『こんな凄い奴隷を扱っています』という広告看板なのだろう。
店に入ると、音もなく一人の男が寄ってきた。
若い男なので、この店の店員なのだろうが、物静かで気品さえ漂っている。
「バルシュコール様、いつもご利用有難うございます」
そう挨拶されて、勇一は『バルシュコールって誰のことだ?』とちょっと悩んでしまった。
だが、となりにいるディケーネが「また荷物運びを借りにきた」と軽く答えるのを聞いて、ディケーネの苗字がバルシュコールだということを思い出す。
この異世界でも、基本はファーストネームで呼び合うのだが、相手を強く敬う場合は家名を呼ぶ習慣があるらしい。
「前にも貸出してもらった奴隷をまた荷物運びとして借りたい。まだいるか?」
「ニエルエンスのことですね。今でも貸出可能となっておりますよ。お連れしますのでそちらにおかけ頂き、少々待ちください」
豪華なソファを薦められたので腰を下ろす。びっくりするぐらい座り心地がいいソファだった。
さらに、お茶まで出してくれた。なんともすごい対応だ。
小市民で貧乏症の勇一などは、落ち着かないぐらいである。
ちなみにディケーネは、その横で、平然としてお茶を味わっている。
肝がすわってんなあ。
勇一は思わず関心してしまう。
あれ、いや、そういえばディケーネって、元は貴族なんだっけ?
ひょっとして慣れてるのか?
そんな事を思っていると、さほど待つこともなく、店員に連れられて、彼女が現れた。
ぬわにぃいいいい?!!
彼女をみて、勇一の目が飛び出そうになり、心の中で叫ぶ。
『元の世界のアイドルが、泣きながら裸足で逃げ出すレベル』の美少女が、
ボーイッシュなショートカットが良く似合う、ネコミミの少女が、
太陽のような光あふれる笑顔でにっこりと微笑む、天使の様な少女が、そこに立っていた。
「ニエルエンス・スィンケルです。宜しければ"ニエス"とお呼びください」
ディケーネは強い口調でそういった。
"話しかける扉"の話を聞いた勇一は、もちろん、その隠し扉があるダンジョン『嘆きの霊廟』へ行こうと提案した。
だが、その提案はディケーネに強く反対されてしまった。
「なんで反対なんだよ?」
「『嘆きの霊廟』の周りの森には強力な魔物も多く生息している。それにここから行くだけでほぼ一日掛かる。数日間宿泊する為の道具や、水や、食料、それらの荷物をかついで一日歩くだけでもかなりの重労働だ。今のユーイチには荷が重い」
そう、はっきりと実力不足だといわれるとちょっと辛い。
またまた、勇一は心がへこむ。
ディケーネとしては、『嘆きの霊廟』には何度か行っているが、結局たいした成果を挙げれずにいる。
借金があったときは、お宝をみつけて一発逆転を狙って無茶をしていたが、今は違う。
危険を冒し、重労働してまで、勇一と一緒に行くメリットがまったく感じられない。
しかし勇一も諦められない。
「いや、危険かもしれないけど、ディケーネも行ってるんだし、何とかなるだろう。
それに、ちょっとその隠し部屋の"扉の言葉"に心当たりがあるんだよ」
「なに? 扉の言葉に? ひょっとして扉を開けられそうなのか?」
「いや、そこまで確実じゃないけど、でも、行って確かめる価値は絶対にあると思うんだ」
その説明に、ディケーネは腕を組み、眉間にしわをよせて"うーむ"と悩みこむ。
美人は、眉間にしわをよせても美人だな。
などと、まったく関係ないことを、勇一は心の中でちょっと思う。
「解った。そこまで言うならば、『嘆きの霊廟』行こう。ただ、ひとつ提案させてもらう」
「提案? どんな提案だ?」
「ああ、その提案とは、荷物運びを雇うことだ。
単なる荷物運びだけではなく、多少は戦闘もこなせる荷物運びを雇おう。
一人荷物運びが増えるだけで、往復の工程で運ぶ荷物の量がかなり減る。
それだけじゃなく、夜の警戒などで交代で寝るのも三交代できるなど、パーティメンバーの1人1人に掛かる負担が格段に軽減されるからな」
――――――
まあ、そんな訳で、『嘆き霊廟』へ向かう際に荷物運びを雇うことにした。
もちろん荷物運び用の奴隷を買うような金はないので、奴隷を貸出してもらうのだ。
過去にディケーネも、何度か荷物運びとして、奴隷を借りたことがあるという。
その経験を元に、奴隷を貸出してもらうために奴隷商店へ向かう。
もちろん、ディケーネを奴隷として売買しようとしたバルフォ奴隷商店とは別の店だ。
話を聞くと、その奴隷店は基本的にかなりブルジョワ向けの奴隷を取り扱っている商会らしい。
なにせディケーネは、女性一人の身で荷物運びを雇って遠出していたのだ。
荷物運びはもちろん女性で、それでいて沢山荷物を持てる体力があり、さらにある程度は信頼できる者でなければならない。
多少貸出料金が高くても、信頼できる高品質な奴隷を取り扱っている店を使っていたのだった。
そのブルジョワ向けの奴隷店、ニルダムア奴隷商店は、表道理に面する所に、立っていた。
「すっげぇ」
ニルダムア奴隷商店の入り口で思わず勇一は思わず呟いてしまった。
ゴクリとつばを飲みこむ。
建物も見るからに豪華で目も見張る程に立派だったが、勇一が驚いたのは別のモノだ。
建物の入り口には、扉の左右に、槍をもった門番が立っている。
その門番の、扉の左側に立っている女性は、なんとビキニ鎧を着ていたのだ。
ボン、キュ、ボンと言う擬音をそのまま形にしたような体型の女性。
その女性の上半身は、巨大な胸の頂__いただき__#はその全貌を殆どむき出しにしていて、先っぽに、鎖でつながった小さな三角形の鎧がわずかに乗っかっているだけだ。
下半身も、これまた大事なところに逆三角形の鎧が僅かに張り付いているだけだ。
もう、色々あふれて見えてしまいそうだ。
「やっぱりこれだよね これ! 異世界つーたらビキニ鎧だよね!
冒険ギルドにいる女性冒険者の着てる鎧は色気の欠片もない、実用重視って感じのばっかりだったからな!
ビバ ビキニ鎧!」
横からディケーネが『何を言ってるんだ、お前は』的な冷たい目で見ているけど、まあ、いいか。
ちなみに門の右側に立っている人物は、ある意味もっとすごい。
なにせ上半身、裸だ。
むき出しだ。乳首もむきだし。まるみえだ。
そう、右側に立っているのは、むっきむっきのマッチョマンだ。
こっちの下半身は、股間の物をつつむような布しかつけていない。
つつむように布を巻いているので、股間の物のサイズが解ってしまう。もちろんメガマグナム、いやギガマグナムサイズだ。
門の左右に立っている二人共、ハリウッド映画で主演できそうな程の美形だ。
そして二人共、首に『奴隷の首輪』をつけていた。
ようするに、この二人は門番と言うより、『こんな凄い奴隷を扱っています』という広告看板なのだろう。
店に入ると、音もなく一人の男が寄ってきた。
若い男なので、この店の店員なのだろうが、物静かで気品さえ漂っている。
「バルシュコール様、いつもご利用有難うございます」
そう挨拶されて、勇一は『バルシュコールって誰のことだ?』とちょっと悩んでしまった。
だが、となりにいるディケーネが「また荷物運びを借りにきた」と軽く答えるのを聞いて、ディケーネの苗字がバルシュコールだということを思い出す。
この異世界でも、基本はファーストネームで呼び合うのだが、相手を強く敬う場合は家名を呼ぶ習慣があるらしい。
「前にも貸出してもらった奴隷をまた荷物運びとして借りたい。まだいるか?」
「ニエルエンスのことですね。今でも貸出可能となっておりますよ。お連れしますのでそちらにおかけ頂き、少々待ちください」
豪華なソファを薦められたので腰を下ろす。びっくりするぐらい座り心地がいいソファだった。
さらに、お茶まで出してくれた。なんともすごい対応だ。
小市民で貧乏症の勇一などは、落ち着かないぐらいである。
ちなみにディケーネは、その横で、平然としてお茶を味わっている。
肝がすわってんなあ。
勇一は思わず関心してしまう。
あれ、いや、そういえばディケーネって、元は貴族なんだっけ?
ひょっとして慣れてるのか?
そんな事を思っていると、さほど待つこともなく、店員に連れられて、彼女が現れた。
ぬわにぃいいいい?!!
彼女をみて、勇一の目が飛び出そうになり、心の中で叫ぶ。
『元の世界のアイドルが、泣きながら裸足で逃げ出すレベル』の美少女が、
ボーイッシュなショートカットが良く似合う、ネコミミの少女が、
太陽のような光あふれる笑顔でにっこりと微笑む、天使の様な少女が、そこに立っていた。
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