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閑話・話し合い
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ノーリに助けられ、数日がたった。
学園は、私たちが取り残された事やゴブリン襲来のせいで、今は休みになっている。バレッタに聞いた話だが、私たちを置いて逃げたイディオットさんは、学園退学・廃嫡のうえ犯罪奴隷になったみたいだ。元同級生が、奴隷に落とされたと聞いてあまりいい気はしないが、口を出す気はなかった。
「シャーロット様、アネモス様がお見えになりました。」
「ありがとう、バレッタ。いつもの所に案内して上げて。」
「そうおっしゃると思い、既に案内しております。お茶の準備も既に終わっております。」
「!? なら、急がないと!!」
私は、急いでむかう。
バレッタの言う通り、既にアネモスさんが座っていた。
「アネモスさん、ごめんなさい!!」
そう言い、私もアネモスさんの真向かいに座る。
「だ… 大丈夫です!! それより、本日は、お招きありがとうございます。」
アネモスさんは、立ち上がり丁寧にお辞儀をする。
「そんなに、畏まらなくていいのよ。私たち友達でしょ? さ、座って座って!!」
「は… はい…」
アネモスさんが、座ると同時に、お茶と菓子が運ばれてくる。互いに、近況の話をしながら、記念すべき第一回お茶会が、開始される。
「それで、シャーロットさん、大事なお話があると聞いたんですが、何でしょうか?」
近況の話が終わり、アネモスさんがそう聞いてくる。
「そうでしたそうでした。こほん… アネモスさん。」
「はい!!」
「単刀直入に、お聞きします。アネモスさんは、ノーリの事をどう思いですか?」
「!? ど… どうとは?」
「そのまんまの意味です。先に言うと、私は、ノーリの事が好きです!!」
「!? そうですか…」
「アネモスさん… 貴方は、どうなんですか?」
「わ… 私は… 分かりません…」
「分からない? どう言う事ですか?」
「そ… そのまんまの意味です。今までこんな気持ち抱いた事がなく、この気持ちが、その… す… 好きという気持ちなのか、分からないのです…」
「そうですか… (嘘ではないようですね…)」
「なら、聞き方を変えます。貴方は、この先ノーリと一緒にいたいと思いますか? 私は、この先も、一緒にいれたらと思ってます。」
「そ… それは… はい…」
顔を真っ赤にしながら、微かにそう呟く。
「それだけ聞ければ、大丈夫です。アネモスさん… いえ、この際アネモスと呼ばせて貰います。一緒に頑張りましょう。」
私は、そう言い手を前につき出す。
「は… はい!!」
アネモスは、私の手を取り力強く握る。
「あ、アネモスもこの際私の事を、シャーロットと呼んで下さいね。」
「!?」
離そうとするアネモスの手を、私も強く握る。
「呼んで下さいね!!」
「は… はい…」
その後も、日が傾くまで2人で話し合い、第一回お茶会は幕を閉じた。
学園は、私たちが取り残された事やゴブリン襲来のせいで、今は休みになっている。バレッタに聞いた話だが、私たちを置いて逃げたイディオットさんは、学園退学・廃嫡のうえ犯罪奴隷になったみたいだ。元同級生が、奴隷に落とされたと聞いてあまりいい気はしないが、口を出す気はなかった。
「シャーロット様、アネモス様がお見えになりました。」
「ありがとう、バレッタ。いつもの所に案内して上げて。」
「そうおっしゃると思い、既に案内しております。お茶の準備も既に終わっております。」
「!? なら、急がないと!!」
私は、急いでむかう。
バレッタの言う通り、既にアネモスさんが座っていた。
「アネモスさん、ごめんなさい!!」
そう言い、私もアネモスさんの真向かいに座る。
「だ… 大丈夫です!! それより、本日は、お招きありがとうございます。」
アネモスさんは、立ち上がり丁寧にお辞儀をする。
「そんなに、畏まらなくていいのよ。私たち友達でしょ? さ、座って座って!!」
「は… はい…」
アネモスさんが、座ると同時に、お茶と菓子が運ばれてくる。互いに、近況の話をしながら、記念すべき第一回お茶会が、開始される。
「それで、シャーロットさん、大事なお話があると聞いたんですが、何でしょうか?」
近況の話が終わり、アネモスさんがそう聞いてくる。
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「はい!!」
「単刀直入に、お聞きします。アネモスさんは、ノーリの事をどう思いですか?」
「!? ど… どうとは?」
「そのまんまの意味です。先に言うと、私は、ノーリの事が好きです!!」
「!? そうですか…」
「アネモスさん… 貴方は、どうなんですか?」
「わ… 私は… 分かりません…」
「分からない? どう言う事ですか?」
「そ… そのまんまの意味です。今までこんな気持ち抱いた事がなく、この気持ちが、その… す… 好きという気持ちなのか、分からないのです…」
「そうですか… (嘘ではないようですね…)」
「なら、聞き方を変えます。貴方は、この先ノーリと一緒にいたいと思いますか? 私は、この先も、一緒にいれたらと思ってます。」
「そ… それは… はい…」
顔を真っ赤にしながら、微かにそう呟く。
「それだけ聞ければ、大丈夫です。アネモスさん… いえ、この際アネモスと呼ばせて貰います。一緒に頑張りましょう。」
私は、そう言い手を前につき出す。
「は… はい!!」
アネモスは、私の手を取り力強く握る。
「あ、アネモスもこの際私の事を、シャーロットと呼んで下さいね。」
「!?」
離そうとするアネモスの手を、私も強く握る。
「呼んで下さいね!!」
「は… はい…」
その後も、日が傾くまで2人で話し合い、第一回お茶会は幕を閉じた。
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