みんなからバカにされたユニークスキル『宝箱作製』 ~極めたらとんでもない事になりました~

黒色の猫

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64話・魔道具

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 僕を先頭に、ソフィア、メゾンさんがついてきて、家の中へと入っていく。

「それでは、メゾンさん、お願いします。」

「了解、任せて!! それじゃあ、着いてきて下さい。」

 メゾンさんは、僕の前に出て、先に進み出す。
 管理をしていただけあってか、どんどん進んで行き、キッチンに着く。

「まずは、ここの魔道具について説明するよ。」

 そう言ってから、メゾンさんは、説明を始める。
 僕は、説明を聞きながら、そっとアイテム鑑定をしてみる。

アイテム名:湯水器
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、水もしくはお湯を出す事が出来る。使用色魔石:水石・火石
希少度:★★★★☆☆☆☆☆☆

アイテム名:加熱板
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、鉄板部分を加熱する事が出来る。使用色魔石:火石
希少度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

アイテム名:加熱箱
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、箱の中を加熱する事が出来る。使用色魔石の数によって、温度調節が可能。使用色魔石:火石
希少度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

アイテム名:冷却箱
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、箱の中を冷やす事が出来る。使用色魔石の数によって、温度調節が可能。使用色魔石:氷石
希少度:★★★★☆☆☆☆☆☆

 4種類も、設置してあった。

「ここは、こんなもんね。それじゃあ、次行くよ!!」

 そう言って、次は普通の部屋に行こうとすると、

「あれ、ここにも何かあったかな?」

 メゾンさんは、物置… ダンジョンへと続く階段のある部屋の扉を開けようとした為、バッとメゾンさんの前に出る。

「こ… ここは、物置なので何もないですよ、メゾンさん!!」

「そういえば、そうだったね。」

 そう言って、メゾンさんに続き、部屋に入る。
 そして、部屋に備えついている魔道具の説明を受けた。

アイテム名:冷暖器
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、冷たい風もしくは暖かい風を出す事が出来る。使用色魔石の数によって、温度調節が可能。使用色魔石:氷石、火石、風石
希少度:★★★★★☆☆☆☆☆

 これだけでなく、小さな冷却箱も各部屋についているそうだ。

「最後は、お風呂場よ!!」

 お風呂場に、3人でむかう。
 お風呂場は、何故か大きい部屋1部屋と小さな部屋2部屋の計3部屋に別れていた。
 大きい方の部屋(メゾンさん曰く、湯船とやらを置いてある部屋)に、湯水器(シャワー付き?)と、もう1種類あった。

アイテム名:噴出器
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、水流を作り出す事が出来る。使用色魔石の数によって、威力調節が可能。使用色魔石:風石
希少度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

 1つ目の小さい部屋… と言っても、大人が5~6人座れる場所に、

アイテム名:蒸気発生器
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、蒸気を発生させる事が出来る。使用色魔石:水石、火石
希少度:★★★★☆☆☆☆☆☆

 もう1つの小さな部屋に、小さな湯船?があった。
 ここにも、魔道具が置いてあった。

アイテム名:冷水保持器
説明:色魔石を使用し、動かす事の出来る魔道具。使用時、冷水を出しその温度を保持する事が出来る。使用色魔石:氷石、水石
希少度:★★★★☆☆☆☆☆☆

「説明は、こんなものね。」

「ありがとうございました、メゾンさん。」

「これも、仕事だから、気にしないで。それじゃあ、まだ仕事が残っているから帰るわね。」

 僕たちは、玄関へむかう。
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