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117話・鬼人の強さ
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儂が放った土魔法に続き、シエルも雷魔法を水の竜巻に撃ち込む。
シエルから放たれた雷魔法も水の竜巻に飲まれ竜巻の威力を更にあげる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
威力の増した水の竜巻は、鬼人の男に猛威を振るう。
「マーちゃん。そろそろ切れそう」
竜巻を維持していたシエルからそろそろ竜巻が消える事を知らされる。
「了解じゃ。あやつなら、今のを食らっても生き残っている可能性が高いのじゃ。気を抜かずに備えるのじゃ」
儂の言葉に皆が身構える。
水の竜巻が消え、砂埃が晴れた先には腕をクロスした状態の鬼人が立っていた。
見た感じ、多少の傷は負っているが、致命傷とまではいっていない。
「がっははははは!!」
腕をおろした鬼人の男は大きな声で笑い出す。
「そうそうこれだよこれ。やっぱり闘いはこうでなくっちゃなぁ。ん? あ、悪い悪い1人で盛り上がっちまってな。最近俺に傷つけられる奴がいなかったもんでな。それにしても、今の攻撃は中々良かったぞ。もしまだあるなら隠さずにどんどん使ってこいよ。じゃないと、すぐ終わっちまったら面白くねぇからな。なら、今度はこっちからいくぞ!!」
ドンッ
鬼人の男がすぐ目の前まで迫ってくる。
「テレポート」
ギリギリの所で上空に移動し、鬼人の男の攻撃を躱す。
「ほう。魔術師が今のを避けるか。やはりいいなお前ら」
鬼人の男を見てみると躱されたのに嬉しそうにしていた。
「余裕そうにしおってからに、テレポート。シェーン、シルフ、ウンディーネ拘束じゃ!!」
地上におりてすぐ指示を飛ばす。
「■■ ■■■■■■■■ ホーリーチェーン」
シェーンは、神聖魔法の鎖で鬼人の男の手足を縛り付け
「ウォーターホールド」
ウンディーネは、水の塊で胴体を抑え
「ダブルエアハンド」
最後にシルフは、風の手を2本作り出し包むように動きを封じる。
「シエル。特大の一撃を準備するじゃ」
「任せて!!」
シエルが準備するのを横目に確認しながら、拘束されている鬼人の男に目をやると
「これで俺を押さえつけられると思うなよ」
鬼人の男は力付くで拘束を外そうとする。
シエルの攻撃にはもう少しかかりそうなので、
「なら、これでもくらうのじゃ。ディメンジョンスラッシュ!!」
新しく身につけた空間魔法を繰り出す。
「ぐっ… 今のは結構答えたぞ」
ディメンジョンスラッシュは、鬼人の男の胸を切り裂き血が飛び散る。
だけど、まだ使いなれていない魔法であり、鬼人の男の強度も強かった事からそこまで深くは斬り裂けていなかった。
シエルから放たれた雷魔法も水の竜巻に飲まれ竜巻の威力を更にあげる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
威力の増した水の竜巻は、鬼人の男に猛威を振るう。
「マーちゃん。そろそろ切れそう」
竜巻を維持していたシエルからそろそろ竜巻が消える事を知らされる。
「了解じゃ。あやつなら、今のを食らっても生き残っている可能性が高いのじゃ。気を抜かずに備えるのじゃ」
儂の言葉に皆が身構える。
水の竜巻が消え、砂埃が晴れた先には腕をクロスした状態の鬼人が立っていた。
見た感じ、多少の傷は負っているが、致命傷とまではいっていない。
「がっははははは!!」
腕をおろした鬼人の男は大きな声で笑い出す。
「そうそうこれだよこれ。やっぱり闘いはこうでなくっちゃなぁ。ん? あ、悪い悪い1人で盛り上がっちまってな。最近俺に傷つけられる奴がいなかったもんでな。それにしても、今の攻撃は中々良かったぞ。もしまだあるなら隠さずにどんどん使ってこいよ。じゃないと、すぐ終わっちまったら面白くねぇからな。なら、今度はこっちからいくぞ!!」
ドンッ
鬼人の男がすぐ目の前まで迫ってくる。
「テレポート」
ギリギリの所で上空に移動し、鬼人の男の攻撃を躱す。
「ほう。魔術師が今のを避けるか。やはりいいなお前ら」
鬼人の男を見てみると躱されたのに嬉しそうにしていた。
「余裕そうにしおってからに、テレポート。シェーン、シルフ、ウンディーネ拘束じゃ!!」
地上におりてすぐ指示を飛ばす。
「■■ ■■■■■■■■ ホーリーチェーン」
シェーンは、神聖魔法の鎖で鬼人の男の手足を縛り付け
「ウォーターホールド」
ウンディーネは、水の塊で胴体を抑え
「ダブルエアハンド」
最後にシルフは、風の手を2本作り出し包むように動きを封じる。
「シエル。特大の一撃を準備するじゃ」
「任せて!!」
シエルが準備するのを横目に確認しながら、拘束されている鬼人の男に目をやると
「これで俺を押さえつけられると思うなよ」
鬼人の男は力付くで拘束を外そうとする。
シエルの攻撃にはもう少しかかりそうなので、
「なら、これでもくらうのじゃ。ディメンジョンスラッシュ!!」
新しく身につけた空間魔法を繰り出す。
「ぐっ… 今のは結構答えたぞ」
ディメンジョンスラッシュは、鬼人の男の胸を切り裂き血が飛び散る。
だけど、まだ使いなれていない魔法であり、鬼人の男の強度も強かった事からそこまで深くは斬り裂けていなかった。
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