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108話・エネルギー
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「!? 後ろです!!」
召喚者の声に、まさかと思いながらも羽を広げつつ振り返る。
振り返った瞬間に、死んだ筈のあいつが既に目の前にいて、手に持つ武器を振るってきていた。
「チッ」
すぐ羽ばたき飛び立つが、飛び立つ前にあいつの攻撃を受けてしまう。
だけど、常に張ってある魔法障壁に阻まれ、ダメージは一切受けなかった。
パリーン
だが、本来数撃受けただけで壊れる筈のない私の魔法障壁が一瞬にして破壊されてしまう。
「どうなっている。やはりあの武器の効果か何かか? いや、それより何故あいつは生きているのだ。確かに私の魔法が直撃した筈だぞ。ふぅ… まぁいい。それよりも早く魔法障壁を ん? あいつ、どこいっ… ぎゃあぁ!!」
魔法障壁を張り直しながら、あいつの居場所でも把握しておこうとした瞬間、背中に痛みが走る。
「!?」
そして、急に飛行の制御が出来なくなり、そのまま落ちてしまうが、何とか体勢を立て直し着地する。
「いったい何が… な!!」
何が起こったか分からないが、ここにいては危ないと再び飛び立つ為に羽を広げるが、片羽が根元から斬られていた。
「私の羽が…」
「やふが来゛てます!!」
「!?」
召喚者の声に反応し、真横へ避けた瞬間、私が今までいた場所へ武器を振り下ろしたあいつがいた。
「チッ…」
私は怒りのまま爪を伸ばし
「貴様、よくも私の羽を!!」
奴へと向かっていき、爪を振るうが受け止められてしまう。
「ふん。少しは格好よくなっただろ? 感謝しろよ」
「貴様!!」
私は身体強化を使用し、爪に力を込めあいつを吹き飛ばす。
「今度こそ必ず殺してやる!! 出てこい!!」
魔法障壁を張り直しながら、先程の小さな悪魔ではなく別の悪魔たちを召喚する。
「お前たち。私の糧となれ」
召喚した悪魔たちをエネルギーとして取り込む。
◆
片羽を切り落とす事に成功し、悪魔は地面へと落ちていく。
俺も後を追うように地面へと降り、羽が斬られた事に気づき呆然とする悪魔を殺す為に向かっていくが、またしても、あのクソ野郎に邪魔をされてしまい悪魔に避けられてしまった。
今ので殺るつもりだったので、クソ野郎への更なる苛立ちを覚える。
まぁクソ野郎は後でぶちのめすとして、先に悪魔を眠らせておこうと思ったタイミングで、悪魔が向かってきた。
とりあえず爪を受け止めるたが、悪魔の力に負け吹き飛ばされる。
まさか吹き飛ばされるとは思わなかったので少し驚くが、すぐ体勢を整える。
そして今度こそ眠らそうとするが、またしても悪魔は悪魔を召喚しだした。
召喚者の声に、まさかと思いながらも羽を広げつつ振り返る。
振り返った瞬間に、死んだ筈のあいつが既に目の前にいて、手に持つ武器を振るってきていた。
「チッ」
すぐ羽ばたき飛び立つが、飛び立つ前にあいつの攻撃を受けてしまう。
だけど、常に張ってある魔法障壁に阻まれ、ダメージは一切受けなかった。
パリーン
だが、本来数撃受けただけで壊れる筈のない私の魔法障壁が一瞬にして破壊されてしまう。
「どうなっている。やはりあの武器の効果か何かか? いや、それより何故あいつは生きているのだ。確かに私の魔法が直撃した筈だぞ。ふぅ… まぁいい。それよりも早く魔法障壁を ん? あいつ、どこいっ… ぎゃあぁ!!」
魔法障壁を張り直しながら、あいつの居場所でも把握しておこうとした瞬間、背中に痛みが走る。
「!?」
そして、急に飛行の制御が出来なくなり、そのまま落ちてしまうが、何とか体勢を立て直し着地する。
「いったい何が… な!!」
何が起こったか分からないが、ここにいては危ないと再び飛び立つ為に羽を広げるが、片羽が根元から斬られていた。
「私の羽が…」
「やふが来゛てます!!」
「!?」
召喚者の声に反応し、真横へ避けた瞬間、私が今までいた場所へ武器を振り下ろしたあいつがいた。
「チッ…」
私は怒りのまま爪を伸ばし
「貴様、よくも私の羽を!!」
奴へと向かっていき、爪を振るうが受け止められてしまう。
「ふん。少しは格好よくなっただろ? 感謝しろよ」
「貴様!!」
私は身体強化を使用し、爪に力を込めあいつを吹き飛ばす。
「今度こそ必ず殺してやる!! 出てこい!!」
魔法障壁を張り直しながら、先程の小さな悪魔ではなく別の悪魔たちを召喚する。
「お前たち。私の糧となれ」
召喚した悪魔たちをエネルギーとして取り込む。
◆
片羽を切り落とす事に成功し、悪魔は地面へと落ちていく。
俺も後を追うように地面へと降り、羽が斬られた事に気づき呆然とする悪魔を殺す為に向かっていくが、またしても、あのクソ野郎に邪魔をされてしまい悪魔に避けられてしまった。
今ので殺るつもりだったので、クソ野郎への更なる苛立ちを覚える。
まぁクソ野郎は後でぶちのめすとして、先に悪魔を眠らせておこうと思ったタイミングで、悪魔が向かってきた。
とりあえず爪を受け止めるたが、悪魔の力に負け吹き飛ばされる。
まさか吹き飛ばされるとは思わなかったので少し驚くが、すぐ体勢を整える。
そして今度こそ眠らそうとするが、またしても悪魔は悪魔を召喚しだした。
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