スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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特別閑話・くりすます 1

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作者より

 おはよう・こんにちは・こんばんは、黒色の猫です。
 本日は、クリスマスですが、皆様は、いかがお過ごしですか?
 因みに作者は、仕事以外特に予定もない、クリぼっちですので、アニメでも観ながら過ごしてます…

 今回の閑話は、クリスマスだからと自由気ままに書いた話になります。
 ですから、時系列や本編等に全く関係ありませんので、一種のパラレルワールド的な話と楽しんで頂ければと思います。

 最後に、誰かと過ごされる方も、それ以外の方も、より良い1日でありますよう、祈ってます。

 では、皆様Happy Holidays《ハッピーホリデイ》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「クリスマスパーティーをしよう!!」

 いつものメンバーで集まってる時に、そう思い立った俺は、皆に提案してみた。

「「「?」」」

「いいですね、やりましょう!!」

 シエルたちは、首を傾げ、ラスだけは、賛成してくれる。

「パーティーの意味は分かるですが、くりすますとは何の事ですか?」

 シェーンが、代表して聞いてくる。
 シエルたちに対して、普通に説明して、キリスト云々うんぬん言っても意味が分からないと思うので、

「クリスマスとは、簡単に言うと日頃より豪勢な食事をしたり、いい子にしていた子供たちに、プレゼントを渡したりする日の事だな」

 それらしい説明をする。

「そのような日があるのじゃな。儂も、初めてくりすますとやらを聞いたのじゃが、ラスはすぐ賛成していたけど、くりすますとやらを知っていたのかの?」

 俺の提案に、すぐ賛成したラスに対し、疑問を覚えたマオがラスにそう聞いてくる。

「え、あ、私ですか? えっと…」

 少し視線をさ迷わせてから、

「パーティーと聞いて楽しそうだったので、セウンさんの提案に、賛成しただけですね」

 俺もラスも、前世の事を話していない為か、ラスは、知らない体を装った。

「あぁ、そうなのじゃな」

「はい、そうです」

 マオは、更に追求する事なくそれを信じる。
 そして今度は、

「それで、くりすますに食べる豪勢な食事って、いったいどんな食べ物があるの?」

 シエルがそう質問してくる。

「定番な所だと、ローストチキンだな」

「ろーすとチキン? チキンって事は、鳥料理?」

「あぁ、そうだよ。より分かりやすく言えば、鳥の丸焼きだな」

「へぇ。他には何があるの?」

「そうだな… フライドチキンやローストビーフ…」

 すぐに思い付いた料理をあげると、

「肉料理ばかりじゃな」

 マオからツッコミが入るが、軽くスルーし、

「それで、やっぱり最後に欠かせないのが、クリスマスケーキだな」

 定番中の定番な料理を最後にあげる。
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