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閑話・計画
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別の部屋で、(用意させていた酒を振る舞って)待機して貰っていたフィオーリさんの元を尋ねる。
「フィオーリさん、今宜しいですか?」
「ん? なんだ、カローか。俺の所に来たって事は、準備とやらは終わったのか?」
かなり飲んでいるのか、部屋全体に空き瓶が乱雑に転がっており、呼気からだけでなく、部屋全体からも、お酒の匂いがしてくる。
「…はい。お待たせして、すみません。それで、王都襲撃についての話があるのですが、大丈夫ですか?」
「あぁ、構わねぇぜ。だけど、あんまり難しかったら、勝手に暴れるから、それを考慮してから話せよ」
「えぇ、分かってますよ。フィオーリさんに頼みたいのは、本当に簡単な事ですよ」
「ほう。それで、俺は何すればいいんだ?」
「まず、私が王都内に入ります。そして、少ししたら、私のおもちゃが、モンスターを王都へむかわせますので、それと同時に、フィオーリさんは、そのまま真正面から襲撃をかけて下さい」
「!! そりゃあ、分かりやすくていいな!! じゃあ、その後は、俺の好きにしていいんだな?」
「はい。構いません。ただ、私は、オークションに出される予定のアイテム類を回収したら、そのまま戻りますので、フィオーリさんも、ひと暴れしたら戻ってきて下さいね」
「あぁ、十分楽しんだら、帰るよ」
「そうして下さい。あぁ、後以前教えた彼は、必ず始末して下さいね」
「彼? あぁ、人族のガキか。俺の前に現れたら、軽く捻り潰してやるよ」
「お願いしますね。では、明日決行しますので、お酒は程ほどにしておいて下さいね」
「ふん。このくらいじゃ何ともねぇよ」
「そうですか。では、私は、ここで失礼しますね」
部屋を退室し、明日に向けての自分の装備やその他の最終確認を済ませる。
「フィオーリさん、今宜しいですか?」
「ん? なんだ、カローか。俺の所に来たって事は、準備とやらは終わったのか?」
かなり飲んでいるのか、部屋全体に空き瓶が乱雑に転がっており、呼気からだけでなく、部屋全体からも、お酒の匂いがしてくる。
「…はい。お待たせして、すみません。それで、王都襲撃についての話があるのですが、大丈夫ですか?」
「あぁ、構わねぇぜ。だけど、あんまり難しかったら、勝手に暴れるから、それを考慮してから話せよ」
「えぇ、分かってますよ。フィオーリさんに頼みたいのは、本当に簡単な事ですよ」
「ほう。それで、俺は何すればいいんだ?」
「まず、私が王都内に入ります。そして、少ししたら、私のおもちゃが、モンスターを王都へむかわせますので、それと同時に、フィオーリさんは、そのまま真正面から襲撃をかけて下さい」
「!! そりゃあ、分かりやすくていいな!! じゃあ、その後は、俺の好きにしていいんだな?」
「はい。構いません。ただ、私は、オークションに出される予定のアイテム類を回収したら、そのまま戻りますので、フィオーリさんも、ひと暴れしたら戻ってきて下さいね」
「あぁ、十分楽しんだら、帰るよ」
「そうして下さい。あぁ、後以前教えた彼は、必ず始末して下さいね」
「彼? あぁ、人族のガキか。俺の前に現れたら、軽く捻り潰してやるよ」
「お願いしますね。では、明日決行しますので、お酒は程ほどにしておいて下さいね」
「ふん。このくらいじゃ何ともねぇよ」
「そうですか。では、私は、ここで失礼しますね」
部屋を退室し、明日に向けての自分の装備やその他の最終確認を済ませる。
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