77 / 448
19話・ボスもゴミ
しおりを挟む
スピカの安全も確保できたし、念話も試せたので、18階層へ下り、いつものように、能力向上・武具覚醒をした後、レベル上げというなのモンスター狩りを行う。
1階層下りる度に、階層は広くなっているような気がするが、LVも順調に上がっており、攻略にかかる時間は、さほど変わっていない。
だけど、宝箱探しに時間をとられる為、攻略時間は増えて来ている。しかも、もともと武器の希少度が低い為か、なるべく壊れないように武具覚醒をしているが、破損が激しくなっている。
「1度、武器屋に行ってみるか?」
モンスターを倒しながら、そんな事を考える。
その後も、どんどん進んでいき、20階層のボス部屋の前に、たどり着いた。
扉は、閉まっていないので、そのまま中へ踏み込み、ボスへ挑戦する。
デカい扉は音もなく閉まっていき、視線を前に移すと、地面に魔法陣が浮かび上がり、そこから、モンスターが現れた。
「蛾か?」
俺の目の前には、体長3メートル程の蛾らしきモンスターが浮いていた。
「まぁでも、デカいといっても、モ◯ラには負けるか…」
蛾モンスターは、特に攻撃してくる事なく、浮かび続けている為、モノクルを取り出して、魔力を流す。
「名前は、ジャイアントモスねぇ… それにしても、動かない理由が分かったよ」
どうやら、ジャイアントモスのスキルに毒鱗粉とやらがあるので、この鱗粉を撒いているのだろう。だけど、俺の体に変化はない。たぶん、睡眠の霧が防いでくれているのだろう。
「悪いな、ジャイアントモス。どうやらそれは、俺に効かないようだ」
ジャイアントモスが、届かないほど高くに飛ばれる前に、近づいてから両断する。すると、ジャイアントモスは、呆気なく消えていった。消えた後には、魔石と瓶に入った粉のような物が落ちていた。手にとって見てみる。
「ジャイアントモスの鱗粉… そのまんまだな」
まぁでも、使い道は分からない為、売却だな。鱗粉をアイテムボックスに入れた後、軽快な音と共に現れた宝箱へむかい、手を置く。
さてさて、何かいいものがあるかな…
「眠れる力・武具覚醒」
ふ~ん、これが良さそうだな。
「状態異常無効の腕輪」
そう言った後、宝箱を開けてから、入っていた腕輪を取り出す。
「どれどれ…」
モノクルに魔力を流す。
アイテム名:状態異常無効の腕輪
説明:装備した者に、状態異常無効の効果を与える。
希少度:幻想級
まぁ、名前通りの効果だった。
腕輪も、アイテムボックスに入れた後、俺は地上へと戻った。
いまだに使われていない、あれを買った意味があるのか… まぁ、いっかと、銭湯へ直行する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より
モス◯の体長は、100メートルを越えているようなので、ジャイアントモスは、◯スラからしたら、ゴミですね。
1階層下りる度に、階層は広くなっているような気がするが、LVも順調に上がっており、攻略にかかる時間は、さほど変わっていない。
だけど、宝箱探しに時間をとられる為、攻略時間は増えて来ている。しかも、もともと武器の希少度が低い為か、なるべく壊れないように武具覚醒をしているが、破損が激しくなっている。
「1度、武器屋に行ってみるか?」
モンスターを倒しながら、そんな事を考える。
その後も、どんどん進んでいき、20階層のボス部屋の前に、たどり着いた。
扉は、閉まっていないので、そのまま中へ踏み込み、ボスへ挑戦する。
デカい扉は音もなく閉まっていき、視線を前に移すと、地面に魔法陣が浮かび上がり、そこから、モンスターが現れた。
「蛾か?」
俺の目の前には、体長3メートル程の蛾らしきモンスターが浮いていた。
「まぁでも、デカいといっても、モ◯ラには負けるか…」
蛾モンスターは、特に攻撃してくる事なく、浮かび続けている為、モノクルを取り出して、魔力を流す。
「名前は、ジャイアントモスねぇ… それにしても、動かない理由が分かったよ」
どうやら、ジャイアントモスのスキルに毒鱗粉とやらがあるので、この鱗粉を撒いているのだろう。だけど、俺の体に変化はない。たぶん、睡眠の霧が防いでくれているのだろう。
「悪いな、ジャイアントモス。どうやらそれは、俺に効かないようだ」
ジャイアントモスが、届かないほど高くに飛ばれる前に、近づいてから両断する。すると、ジャイアントモスは、呆気なく消えていった。消えた後には、魔石と瓶に入った粉のような物が落ちていた。手にとって見てみる。
「ジャイアントモスの鱗粉… そのまんまだな」
まぁでも、使い道は分からない為、売却だな。鱗粉をアイテムボックスに入れた後、軽快な音と共に現れた宝箱へむかい、手を置く。
さてさて、何かいいものがあるかな…
「眠れる力・武具覚醒」
ふ~ん、これが良さそうだな。
「状態異常無効の腕輪」
そう言った後、宝箱を開けてから、入っていた腕輪を取り出す。
「どれどれ…」
モノクルに魔力を流す。
アイテム名:状態異常無効の腕輪
説明:装備した者に、状態異常無効の効果を与える。
希少度:幻想級
まぁ、名前通りの効果だった。
腕輪も、アイテムボックスに入れた後、俺は地上へと戻った。
いまだに使われていない、あれを買った意味があるのか… まぁ、いっかと、銭湯へ直行する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より
モス◯の体長は、100メートルを越えているようなので、ジャイアントモスは、◯スラからしたら、ゴミですね。
応援ありがとうございます!
14
お気に入りに追加
924
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる