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6話・王都へ
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その後は、アースドラゴンもアイテムボックスに収納してから、一通り森を調べた後、依頼達成の報告をする為に戻った。
村に戻った頃には、日も傾きかけていた。
「そうですか… 冒険者の皆様、この度は、ありがとうございました。今日は、是非とも村でゆっくりして下さい。僅かながらも、ご馳走を用意させて頂きます!!」
「…分かりました。お言葉に甘えさせて頂きます」
俺たちは、料理を振る舞われ後、休む事になった。
◆
~次の日~
「本当に、ありがとうございました!!」
俺たちは、村の皆に見送られながら、依頼達成の報告をする為に、王都へむけて出発した。御者は、シエルがやってくれ、俺は馬車内にいる。
「なぁ、マオ?」
「なんじゃ?」
「マオって、鑑定スキル持ってるんだよな?」
「一応持っているのじゃ。それがどうかしたのかのぉ?」
「これが何か分かるか?」
俺は、拾ったモノクルをアイテムボックスから、取り出す。思い返せば、今まで調べて貰えるタイミングはあったが、正直な所忘れていた…
「ちょっと待つのじゃ…」
マオは、モノクルを手にとって見てみる。
「これは、鑑定のモノクルじゃな」
「鑑定のモノクル?」
「そうじゃ。鑑定のスキルが付与された魔道具じゃの。魔力を流すと使う事が出来るようじゃぞ。結構珍しい物じゃが、ダンジョンで見つけたのかのぉ?」
俺は、カローが逃げた後に、拾った事を伝える。
「なるほどのぉ。たぶん、その者が持っていた魔道具じゃな」
「だろうな…」
俺は、早速モノクルを装備してみてマオを見てみる。
名前:マオ・クローロン 種族:ハイ・エルフ
年齢:1815 性別:女
LV: 153 HP: 234 MP: 684
力: 92 器用: 138 防御: 107 敏捷: 138
知力: 190 精神: 105 運: 65 魅力: 70
スキル:弓術Lv5、精霊魔法Lv4、精霊眼
身体強化Lv3、風魔法Lv4、水魔法Lv4、
土魔法Lv3、火魔法Lv2、生活魔法、探索魔法
無詠唱、鑑定Lv3、アイテムボックスLv3
空間魔法Lv1
称号:元神童、元女王、天才射手、超越者
年齢は、スルーするとして… 大抵のステータスは完全に俺よりも上だな。LVも俺の倍以上ある。
「!? せ… セウン、今儂のステータスを見おったな!!」
マオは詰め寄ってきて俺の胸ぐらを掴み、前後に揺らしてくる。
「あ… アイテムの効果を試したくてな、悪かったな、マオ」
そっと、頭に手を置いて、撫でる。
「き… 気を付けるのじゃぞ…」
顔を赤くしながら、手を離してくれる。
「それにして、マオは弓も使えるんだな?」
「まぁの!! しかも、かなりの腕前じゃぞ!!」
マオは、胸を張って、そう答える。
確かにそれは、スキルLvが物語っている。
「あれ? でも、マオって、弓も持ってないよな?」
「弓は、持っているのじゃ」
アイテムボックスから、1張の弓を取り出す。
モノクルに、魔力を流し見てみる。
アイテム名:魔法弓
説明:魔法の弓。弦を引くと、MPを消費し、矢を作る事が出来る。
希少度:幻想級
「弓持ってるのに、何で使わないんだ?」
「今回は、使ってないだけじゃよ。それに、魔法系のスキルLvもあげたいしのぉ」
「なるほどな…」
確かに、スキルLvは、使う頻度によって、変わるからな。マオの言っている事に納得しながら、シエルとシェーンのステータスも気になったので、2人に見てもいいか声をかける。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(捕捉)
マオのスキルについて
・ 弓術、精霊魔法、精霊眼、身体強化
→初めから持っているスキル
・ 魔法系スキル&無詠唱
→才能があり長い年月をかけて獲得したスキル
・ 鑑定、アイテムボックス
→ダンジョンで見つけたスキルの書で会得
・ 空間魔法
→例の罰で覚える
村に戻った頃には、日も傾きかけていた。
「そうですか… 冒険者の皆様、この度は、ありがとうございました。今日は、是非とも村でゆっくりして下さい。僅かながらも、ご馳走を用意させて頂きます!!」
「…分かりました。お言葉に甘えさせて頂きます」
俺たちは、料理を振る舞われ後、休む事になった。
◆
~次の日~
「本当に、ありがとうございました!!」
俺たちは、村の皆に見送られながら、依頼達成の報告をする為に、王都へむけて出発した。御者は、シエルがやってくれ、俺は馬車内にいる。
「なぁ、マオ?」
「なんじゃ?」
「マオって、鑑定スキル持ってるんだよな?」
「一応持っているのじゃ。それがどうかしたのかのぉ?」
「これが何か分かるか?」
俺は、拾ったモノクルをアイテムボックスから、取り出す。思い返せば、今まで調べて貰えるタイミングはあったが、正直な所忘れていた…
「ちょっと待つのじゃ…」
マオは、モノクルを手にとって見てみる。
「これは、鑑定のモノクルじゃな」
「鑑定のモノクル?」
「そうじゃ。鑑定のスキルが付与された魔道具じゃの。魔力を流すと使う事が出来るようじゃぞ。結構珍しい物じゃが、ダンジョンで見つけたのかのぉ?」
俺は、カローが逃げた後に、拾った事を伝える。
「なるほどのぉ。たぶん、その者が持っていた魔道具じゃな」
「だろうな…」
俺は、早速モノクルを装備してみてマオを見てみる。
名前:マオ・クローロン 種族:ハイ・エルフ
年齢:1815 性別:女
LV: 153 HP: 234 MP: 684
力: 92 器用: 138 防御: 107 敏捷: 138
知力: 190 精神: 105 運: 65 魅力: 70
スキル:弓術Lv5、精霊魔法Lv4、精霊眼
身体強化Lv3、風魔法Lv4、水魔法Lv4、
土魔法Lv3、火魔法Lv2、生活魔法、探索魔法
無詠唱、鑑定Lv3、アイテムボックスLv3
空間魔法Lv1
称号:元神童、元女王、天才射手、超越者
年齢は、スルーするとして… 大抵のステータスは完全に俺よりも上だな。LVも俺の倍以上ある。
「!? せ… セウン、今儂のステータスを見おったな!!」
マオは詰め寄ってきて俺の胸ぐらを掴み、前後に揺らしてくる。
「あ… アイテムの効果を試したくてな、悪かったな、マオ」
そっと、頭に手を置いて、撫でる。
「き… 気を付けるのじゃぞ…」
顔を赤くしながら、手を離してくれる。
「それにして、マオは弓も使えるんだな?」
「まぁの!! しかも、かなりの腕前じゃぞ!!」
マオは、胸を張って、そう答える。
確かにそれは、スキルLvが物語っている。
「あれ? でも、マオって、弓も持ってないよな?」
「弓は、持っているのじゃ」
アイテムボックスから、1張の弓を取り出す。
モノクルに、魔力を流し見てみる。
アイテム名:魔法弓
説明:魔法の弓。弦を引くと、MPを消費し、矢を作る事が出来る。
希少度:幻想級
「弓持ってるのに、何で使わないんだ?」
「今回は、使ってないだけじゃよ。それに、魔法系のスキルLvもあげたいしのぉ」
「なるほどな…」
確かに、スキルLvは、使う頻度によって、変わるからな。マオの言っている事に納得しながら、シエルとシェーンのステータスも気になったので、2人に見てもいいか声をかける。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(捕捉)
マオのスキルについて
・ 弓術、精霊魔法、精霊眼、身体強化
→初めから持っているスキル
・ 魔法系スキル&無詠唱
→才能があり長い年月をかけて獲得したスキル
・ 鑑定、アイテムボックス
→ダンジョンで見つけたスキルの書で会得
・ 空間魔法
→例の罰で覚える
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