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21話・10階層のボス
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顔を照りつける日の光で、俺は目を覚ます。
「ふぁ~」
欠伸をしつつ、体を伸ばす。
辺りを見てから、一瞬ここどこだと思ったが、
「あぁ、転生してたんだったな…」
俺からしたら、昨日記憶を思い出して、今日は、転生2日目って感じなので、まだ転生したという実感がわかないなぁと思ったが、思い返せば、昨日あれだけモンスターを倒しているので、実感もクソもなかった…
「よし、ご飯を食べ行こう」
もう、考えるのをやめて、1階にご飯を食べに行った。
温かい、ご飯を食べながら、今日何をするか考える。
考えた結果、何をするのにも、まずはお金を集めない事には生活すら、出来ないなという所に行き着いた。
「お金集めかぁ…」
この世界で得た知識を思い出し、効率のいいお金稼ぎを考える。そこで、1年前くらいに入手したアイテムの事を思い出した。あれは確か、10階層のボスを倒した後に出てきた宝箱から入手したんだったな…
「よし、今日はあれを集めてみるか!!」
ご飯を食べ終えたので、早速森林系ダンジョンへむかおうかと思ったが、その前に武器を調達する為に、武器屋による事にした。予備の武器も昨日壊れたしな。
武器屋で、何種類かの一番安い武器を数本買い、アイテムボックスに入れておく。一番安い武器でも、以外に値が張ったので、手持ちのお金がほとんど無くなってしまった。
その後は、森林系ダンジョンにむかい、転移魔法陣で、9階層へ転移した。
◆
9階層へ転移した後、続けて10階層への続く階段を降りていく。
降りた先には、少し広めの場所に出る。その奥には、デカイ扉があり、その先にボスが待ち構えている。
その扉は、開ききっているので、今ボスに挑戦している人はいないようだ。それに、ボスの順番を待っている人もいないので、俺は、そのままボス部屋に歩いていった。
俺が中に入ると、デカい扉は音もなく閉まっていった。視線を前に移すと、地面に魔法陣が浮かび上がり、そこから、顔があるどデカい木… エルダートレントが出てきた。
エルダートレントは出てきて早々、俺めがけて、2本の枝を振るってくる。だけど、枝は、俺に触れる前に、止まってしまう。それでも、エルダートレントは、次から次へと枝を振るってくるが、1度も俺に当たることはない。睡眠の霧の調子は、絶好調のようだ。
でも、今日の目的は、ボス後の宝箱なので、早々と終わらせる事にする。
「眠れ」
「Zzz」
僕めがけて、めちゃくちゃに振っていた枝が音を立てながら地面に落ちて動かなくなり、エルダートレントは眠ってしまう。
エルダートレントは、ボスだけあってHPが高く、倒すには、時間がかかってしまう。倒す方法も、火魔法で焼いてしまうのが、早く倒せるのだが、当然俺は魔法が使えない。
だから俺は、寝ているエルダートレントに近づいてから、アイテムボックスから、ダンジョンに来る前に買っておいた武器… 両手斧を取り出し、両手で持つ。
「眠れる力・能力向上」
まずは、自身の能力値を2倍まであげておく。
そして、次に、
「眠れる力・武具覚醒」
武器の性能をあげる。両手斧は、淡く光だす。
両手斧の、可能性の力が、頭の中で浮かび上がる。
「木キラー、火炎付与」
その中、役に立ちそうな力を発言する。
すると、両手斧の金属部分が赤くなっていく。俺は、そのまま、両手斧を大きく振り上げ、力一杯振り下ろす。
ドシーン
辺りに、焦げた匂いを漂わせつつ、俺が振り下ろした両手斧は、エルダートレントをかち割り、地面にめり込んでいた。
「ふぁ~」
欠伸をしつつ、体を伸ばす。
辺りを見てから、一瞬ここどこだと思ったが、
「あぁ、転生してたんだったな…」
俺からしたら、昨日記憶を思い出して、今日は、転生2日目って感じなので、まだ転生したという実感がわかないなぁと思ったが、思い返せば、昨日あれだけモンスターを倒しているので、実感もクソもなかった…
「よし、ご飯を食べ行こう」
もう、考えるのをやめて、1階にご飯を食べに行った。
温かい、ご飯を食べながら、今日何をするか考える。
考えた結果、何をするのにも、まずはお金を集めない事には生活すら、出来ないなという所に行き着いた。
「お金集めかぁ…」
この世界で得た知識を思い出し、効率のいいお金稼ぎを考える。そこで、1年前くらいに入手したアイテムの事を思い出した。あれは確か、10階層のボスを倒した後に出てきた宝箱から入手したんだったな…
「よし、今日はあれを集めてみるか!!」
ご飯を食べ終えたので、早速森林系ダンジョンへむかおうかと思ったが、その前に武器を調達する為に、武器屋による事にした。予備の武器も昨日壊れたしな。
武器屋で、何種類かの一番安い武器を数本買い、アイテムボックスに入れておく。一番安い武器でも、以外に値が張ったので、手持ちのお金がほとんど無くなってしまった。
その後は、森林系ダンジョンにむかい、転移魔法陣で、9階層へ転移した。
◆
9階層へ転移した後、続けて10階層への続く階段を降りていく。
降りた先には、少し広めの場所に出る。その奥には、デカイ扉があり、その先にボスが待ち構えている。
その扉は、開ききっているので、今ボスに挑戦している人はいないようだ。それに、ボスの順番を待っている人もいないので、俺は、そのままボス部屋に歩いていった。
俺が中に入ると、デカい扉は音もなく閉まっていった。視線を前に移すと、地面に魔法陣が浮かび上がり、そこから、顔があるどデカい木… エルダートレントが出てきた。
エルダートレントは出てきて早々、俺めがけて、2本の枝を振るってくる。だけど、枝は、俺に触れる前に、止まってしまう。それでも、エルダートレントは、次から次へと枝を振るってくるが、1度も俺に当たることはない。睡眠の霧の調子は、絶好調のようだ。
でも、今日の目的は、ボス後の宝箱なので、早々と終わらせる事にする。
「眠れ」
「Zzz」
僕めがけて、めちゃくちゃに振っていた枝が音を立てながら地面に落ちて動かなくなり、エルダートレントは眠ってしまう。
エルダートレントは、ボスだけあってHPが高く、倒すには、時間がかかってしまう。倒す方法も、火魔法で焼いてしまうのが、早く倒せるのだが、当然俺は魔法が使えない。
だから俺は、寝ているエルダートレントに近づいてから、アイテムボックスから、ダンジョンに来る前に買っておいた武器… 両手斧を取り出し、両手で持つ。
「眠れる力・能力向上」
まずは、自身の能力値を2倍まであげておく。
そして、次に、
「眠れる力・武具覚醒」
武器の性能をあげる。両手斧は、淡く光だす。
両手斧の、可能性の力が、頭の中で浮かび上がる。
「木キラー、火炎付与」
その中、役に立ちそうな力を発言する。
すると、両手斧の金属部分が赤くなっていく。俺は、そのまま、両手斧を大きく振り上げ、力一杯振り下ろす。
ドシーン
辺りに、焦げた匂いを漂わせつつ、俺が振り下ろした両手斧は、エルダートレントをかち割り、地面にめり込んでいた。
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